源泉湯 燈屋 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

2022年5月後半に一人でゆるりと廻った山梨の温泉話シリーズ。

2日目、帰宅前に立ち寄ったところ、2湯め。

その前にここまでの行程、以下のリンク集となります。

 

奥山温泉 <前編>

奥山温泉 <後編>

ふじ温泉

南アルプス市営温泉 樹園

石和温泉 ホテル石庭 <到着編>

石和温泉 ホテル石庭 <温泉編1>

石和温泉 ホテル石庭 <温泉編2>

石和温泉 ホテル石庭 <朝食編>

居酒屋 さらしな

らーめん食堂れんげ 石和店

湯殿館(ゆでんかん)

 

湯殿館のある山梨県中央市から甲府市へ。

甲州街道、国道20号の上阿原交差点から南西へ少し行ったところにあるのがやはり日帰り専門の温泉施設「源泉湯 燈屋」。

櫓が目立つ。

 

 

ちなみに鉄道の駅からのアプローチはどこからも遠い。

 

 

2004年に創業。

2021年12月より会員制度をリニューアルしてビジター入館も可能になったとのこと。

 

 

ここ↑が入口だと思って到着半顔写真。

 

 

源泉湯 燈屋

 

 

 

ところがここには入口がなく、建物の左側をさらに進む。

 

 

こちらに入口があった。

「燈屋」は「あかりや」と読むそうだ。

千と千尋の神隠しの油屋をイメージして建てたらしい。

 

唐破風の入口正面の右奥には源泉が投じられていた。

 

 

こちらは基本、会員制の施設。

 

 

ただし会員でない者(ぼくです)はビジターとして入館が可能。

料金は当然に違ってくる。

 

 

営業時間10時~23時

訪れたのは11時半頃だった。

 

 

そのビジターの料金1320円となかなかに高額(^^;

ただしオリジナルタオル付だった。

 

 

会員になるには入会金が1650円で、入浴料は770円となる。

詳しくは充実しているサイトをご覧ください。

 

 
この仕切りのためにこれまた後回しにしてきたこちら。
館内もオリジナルな和モダン的雰囲気をしっかり打ち出していた。
 
 
ロビー部分の吹き抜けのスペースがよい居心地。
 

 

食事処の評判もよいようだが、朝食をマックスに摂っていたためここで昼食はせず。

浴場へ向かう。

 

 

磨かれた廊下を進むと浴場入口。

 

 

予想はしていたが、浴場内は撮影禁止であった。

 

 

実際先客は何人かいたが、会員制だけに混んでいるわけではなかったので撮影できなかったのは残念であった。

以下の写真はオフィシャルサイトやWEBの紹介ページから拝借したもの。

 

※写真はWEB紹介記事より拝借

 

内湯エリアにはかけ湯槽があり、熱めの浴槽とぬるめの浴槽、そしてサウナと水風呂があった。

かけ湯も源泉を使用。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

熱い方の浴槽で体感43度ぐらい。

ぬるい方の浴槽は38~9度ぐらいに思えた。

かけ流しの水風呂は20.4度というメモあり。

カランは源泉使用かどうか未確認。

 

他には青石の座湯もあった。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

露天エリアはさらに充実している。

檜の湯とされた浴槽ももちろん源泉を使用。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

富士山の梺から運ばれた大沢石を組み上げた岩風呂がメインと設定されているようで、サイトからイメージ写真だけど大きめのものが拝借できた。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

これ↑だと色がわからないが、実際は微~淡い褐色透明

源泉名は「和こしの湯」。

源泉温度47.5度pH8.2単純温泉

成分総計0.934g/kg

動力揚湯で198リットル/分の湧出量がある。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

加水ありと分析書にはあったが、基本は全てかけ流し

ただし上の檜の湯は内湯の高温風呂などの湯口ではかなり熱く感じたので、加水はしているかしてないかのレベルではなかろうか。

この岩風呂で体感41度ぐらいだった。

随所に黒っぽい沈着を確認。

 

※写真はWEB紹介記事より拝借

 

湯口で仄か~淡いアブラ臭があった。

淡いモール臭も感知。

モール泉系の甘味、そしてアブラ味の痕跡ぐらいが感じられた。

しっかりとしたツルスベ感が心地よい。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

つぼ湯ももちろんしっかりかけ流し

 

※写真はWEB紹介記事より拝借

 

この写真↑が一番色味がわかる。

つぼ湯で40~41度ぐらいだったか。

基本的に泡付きが確認できなかったが、このつぼ湯で僅かに確認したとメモが残っていた。

 

源泉の成分について簡単に。

陽イオンでは

ナトリウムが232.2mgで92.66ミリバル%と大半。

以下、カリウム17.7mg、カルシウム5.2mg、マグネシウム0.9mg、アルミニウム0.4mgと続く

陰イオンでは塩化物が180.2mgで46.01ミリバル%、炭酸水素が293.3mgで43.57ミリバル%とこの2要素で大半。

以下硫酸の36.1mg、炭酸の11.8mgと続く。

遊離成分のメタケイ酸も149.5mgある。

 

他には寝湯も源泉使用のかけ流しだった。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

全体的に少量の加水はあったもののすべてかけ流しで使用されているのが山梨クオリティ。

落ち着いた雰囲気があるので、食事を含めゆっくり過ごして料金分を楽しむべきな施設だと思った。

 

次は久しぶりに再訪した極上湯へ。

 

 

 

源泉湯 燈屋

 

山梨県甲府市上阿原町590-3
055-236-351

会員制(入会金1650円 入浴料770円)

ビジター 1320円(タオル付)

10時~23時
水曜定休(他にも休業日の設定あり)

<源泉名:和こしの湯>

単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)

47.5度

pH8.2
成分総計 0.934g/kg

198リットル/分(動力揚湯)

微〜淡黄褐色透明

微~淡アブラ臭、淡モール臭あり

モール泉系の甘味、アブラ味の痕跡あり

しっかりとしたツルスベ感あり

黒っぽい沈着あり

加水(完全)かけ流し


2022年5月入湯
※数値はH26分析書より