鹿児島の湯話、2日目の途中だが、別ネタも溜まってきてるので少々。
2021年3月に宅飲みしたワインより1つ、忘れぬ内に自分の備忘録として。
基本的には全てが独りよがりの自分の備忘録ではあるが(^-^;
スペインはD.O.マンチュエラの若き星、ファン・アントニオ・ポンセ氏のボデガス・イ・ビニェードス・ポンセのワインシリーズ。
ぼくが知っているだけで4種類の赤ワインをリリースしているが、これまで2種類飲んだ。
一番価格の安いヤツ、「Depaula 2019 Monastrell」。
上から二番目のヤツ、「P.F 2018 Bobal」。
今回は下から2番目のヤツ、「Buena Pinta 2018 Moravia Agria / Garnacha」。
読みはそのまま「ブエナ・ピンタ」。
スペイン語で「カッコいい」あたりの意味か。
2018の後の「モラビア・アグリア/ガルナッチャ」はブドウの名前。
Buena Pinta 2018 Moravia Agria / Garnacha
ガルナッチャはいわゆるグルナッシュであり、スペインでもポピュラーなブドウ。
ところがモラビア・アグリアというのはぼくは初めて聞いたのだが、古代品種とのこと。
このモラビア・アグリアを85%、ガルナッチャを15%の割合で使用。
アルコールは12%と低めの仕上がり。
ぼくは税込み1881円で購入したが、その店ではもう売切れ。
他の店だと現在2000円前後~2000円台前半で売られているようだ。
事前の情報でブルゴーニュのようなタイプのワインだと聞いていたので、グラスは最初からリーデルのブルゴーニュにした。
色は写真↑よりかは明るいルビー色。
軽めの色合い。
香りの印象も全体的に明るめ。しかし未成熟な青っぽさは無い。
赤系の果実、花のニュアンス、スパイシーさもやや感じられた。
全体的に味わいも軽いが、まずは魅惑の甘味が横に広がる。
なるほど、ロバートパーカーがすぐに開いて甲高いトーンが現れると言ったのがよく分かる。
ちなみにパーカーポイントは94点
この価格では滅多に出ない点数だ。
本格派なたっぷりのタンニンがあり、やっぱりブルゴーニュ的な横広がりの大人な味わいだった。
今まで飲んだことがない楽しさ、面白さがあって、結果的にとても美味しいワインだった
2021年3月 飲
まいどのアテ。
まずは相方の作ったチリコンカン。
得意料理の一つで、これはもう間違いなく赤ワインに合うのだ。
豆腐の賞味期限だとのことで、また相方が思いつきで作ったのが豆腐のグラタン。
あっさり食べやすいけど、赤ワインのアテとしては結局チリコンカンにぐちょぐちょに混ぜて食べてOK
別のタイミングでぼくが焼いたのは、これまたまいどの満洲の餃子。
底の部分が少々揚げ焼きみたいになったけど、まあ香ばしさがアップしたということで
残り物のキャベツにもやしとニンニク、そしてタマゴの中華風炒め物。
色味も単調で肉なしだけど、味覇とガラスープで味付けすればそれなりのものになってしまう