湯の華温泉 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹いてるテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録のための温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが、その湯は知ってる知らない、入った入ってないで張り合うつもりは一切ありません。そのほか酒や食話、もちろん音楽のことも取り上げます♪

2019年10月の鹿児島ハシゴ湯初日。

この日のこれまでは。。。

 

1.重久温泉

2.ラーメン楽天 日当山店(食事)

3.永盛温泉

 

その4は、永盛温泉と同じく鹿児島市内の公衆浴場。

小山田町で温泉銭湯営業している湯の華温泉が目的地。

 

 

食事処の横に入口があるが、浴場自体は道路からは見えない。

開業からは三十数年経つらしいが、平成24年に一度廃業が検討されていた。

現オーナーが引き継ぐことが決まり、無事今日に至っている。

 

 

湯の華温泉

 

 

 

レンズに水滴が付いているのに気づかずの撮影↑m(__)m

 

浴場はこの布看板の下を下る。

 

 

途中に湯の華温泉の由来の説明があった。

 

 

後半赤字で家族湯との文字が見えるが、現状での家族湯の有無は確認できなかった。

 

 

建物の後ろはすぐ甲突川。

着いたのは13時半頃。

 

 

営業時間は13時~21時なのでオープンアタックではないが、人が見えずどうやら先客も居なさそうな雰囲気。

ぼくがきょろきょろしていると、オーナーのオネエサンが出てきてくれた。

窓に貼ってあるように銭湯料金が30円値上げをし、現状では420円

お姉さんに割引券を持ってるかと聞かれたがもちろん持ってない。

じゃあ持ってることにしとくから、370円でよいとのことニコニコ

優しいオネエサンだった。

 

 

入口の前に置いてある大きな壺。

後で調べたら、昔は入浴料をこの壺に入れるようなシステムだったらしい。

それはめっちゃ取り出しにくそう(^-^;

 

では男湯へ。

ザーザーという湯の音がもう聴こえてくるにひひ

 

 

案の定先客なし。

終始独り占めで入ることができたにひひ

 

 

浴場入口に貼ってある案内。

 

 

2019年10/1からの値上げで420円。

その上に付箋で50円割引き継続中と貼ってあり、ぼくはこれを適用してもらったのだ。

 

大きな湯の音に導かれるように浴場内へ。

 

 

手前に長方形で10人ぐらいの規模のメイン浴槽。

床には川のように湯が溢れているにひひ

奥に同じ源泉使用の小浴槽と水風呂が並ぶ。

 

メイン浴槽上の壁にはなかなか年季を感じる広告や絵。

 

 

馬が3頭描かれていたと思うが、ほぼ消えかかっていた。

 

洗い場はシャワー付きのカランが7セット並ぶ。

 

 

なぜか1つだけシャワーの設置位置が高い。

 

女湯との壁はそこそこ開いているのもユルくてよい感じ。

 

 

カランを捻ると。。。

 

 

源泉が出た。

 

ではメイン浴槽から。

 

 

真ん中にある湯口より上から投入されている打たせ湯の方が投入量がはるかに多い。

 

無色透明な湯は源泉名が「甲突川右岸66号」。

源泉温度40.1度pH8.3単純温泉

成分総計0.281g/kg

硫酸イオンが2.2mgと比べて炭酸水素イオンが100.8mgなので、重曹泉系の単純温泉。

総計の割に目立つイオンとしては、メタケイ酸の113.2mgあたりか。

 

この40度ほどの源泉を加温なしに完全かけ流しで使用している。

 

 

湯口と打たせ湯を合わせた投入量は多く、ご覧のドバドバなオーバーフローにひひ

湧出量は不明だが相当量であろう。

 

動画も貼り付けにひひ

 

 

ちなみに外にあった源泉由来によると720m掘削して、湧出当時は44.5度の温度があったらしいので、源泉温度は少し下がってしまったようだ。

 

 

オーバーフローの場所も入口に近い打たせ湯前が一番激しい。

加温をしていないので、この使用方法だと湯はぬるくなる。

 

 

湯に刺しているところが見えないけど、実測で38.6度であった。

いくらでも長湯ができる温度だ。

 

 

源泉はほぼ無味無臭

ごく僅かにほろ苦味を感じたぐらい。

 

 

しっかりとしたツルスベ感があった。

泡は確認できなかった。

 

それでは打たせ湯をチェック。

 

 

湯は細いように見えて、なかなかしっかりとした圧があるニコニコ

 

 

ピンポイントによく効く打たせ湯だ。

 

この打たせ湯で風味をチェックしようとしたら。。。

 

 

コップはご覧↑の感じにひひ

 

奥の右側にある小浴槽へ。

 

 

2~3人までの規模。

使用源泉は同じ。

こちらも加温なしの完全かけ流しで使用されている。

 

 

風味はメイン浴槽と同じ。

 

 

源泉温度自体が40度ほどなので、こちらの浴槽でも40度を切る温度。

どうしてもぬるい人は脱衣所から入るサウナを利用すればよいだろう。

浴感もメインと同じ、ツルスベしっかり

 

最後に水風呂。

 

 

こちらは水道水を使用しているため、基本的に溜めて使用、セルフで投入。

源泉があれほどドバドバかけ流しに比べ、水はあくまで節約。

温泉の温度が高くないのとサウナも利用しなかったので、結局水風呂は利用せず。

 

やっぱりメイン浴槽が素晴らしいにひひ

 

 

打たせ湯と湯口の間に陣取ってのご満悦なのであったにひひ

 

 

 

湯の華温泉

 

鹿児島県鹿児島市小山田町3807
099-238-5000

入浴料 銭湯料金420円のところ、サービスで370円

13:00~21:00
定休日 毎週水曜

 

<源泉名:甲突川右岸66号>

単純温泉 (低張性・弱アルカリ性・温泉)

40.1度

pH8.3

成分総計 0.281g/kg

720m掘削

無色透明

ほぼ無臭

微々ほろ苦味あり

しっかりとしたツルスベ感あり

完全かけ流し

 

2019年10月入湯

※数値はH26の分析書より