2018年5月の青森の湯シリーズ、再開。
要目温泉を堪能し、国道102号に戻る。
虹の湖を北上していくと国道394号とぶつかるあたりがちょうど中野川と浅瀬石川が交差するあたり。
ここから浅瀬石川に沿ってあるのが板留温泉郷。
旅館と民宿が数軒ならぶ、長閑な温泉街である。
板留温泉の開湯時期は不明とのことだが、名前の由来は伝わっている。
むかし川の上流で湯が湧いているところが見つかったが、川の水が混じって入れないため板で川の水を留めて入浴したのがその名の始まりだったそうだ。
以前は板留温泉にも共同浴場があった。
由来に連なるように浅瀬石川に面したシブい浴場だったが、平成16年に閉鎖。
跡地だけ観察。
さて、共同浴場のない板留温泉では宿に立寄って湯をいただくしかない。
事前の調査だと、特に民宿系は立寄りを断られることが多いようだ。
実際2軒に断られる(^-^;
そんな中、比較的ハードルが低いかもと聞いていた民宿はせ川は、まだ湯が満ちてないがそれでもよければということで了解をいただけた。
素泊まりなら4000円から、一泊二食でも6~7000円ということらしい。
板留温泉 民宿はせ川
収容人数18人とこじんまりとした宿。
立寄り入浴料は300円。
入浴可能時間はそう言うわけで、要確認。
訪れたのは15時過ぎ。
チェックインのお客のために湯を溜め始めていたのだろう。
申し訳ないが先にいただかせてもらう。
やはりこじんまりとしたロビーの左奥が浴場。
男女別に内湯が1つずつ。
より湯が溜まっているのが女湯だそうで、他にまだお客はいないので女湯にどうぞとのこと。
ちなみによくあるようにどちらかの浴場が大きいとかはなく、同じ規模の浴場がシンメトリーに並んでいるようだ。
というわけで、終始独り占めで入らせていただいた。
浴場は小さい。
1人か、せいぜい2人までだろう。
淡い芒硝臭が心地よく漂った![]()
緑~青色の小タイルの床と、ピンク系の石材?浴槽のコントラストが印象的。
確かに湯はあと10㎝ほど満ちてない。
ただし源泉温度が熱いため、蛇口の湯口を全開にするととても入れる温度にならない。
現状でもおそらく50度を超えていたため、最低限の加水と共に湯を満たすことにする。
洗い場はシャワー付きカランが1つのみ。
桶や椅子は浴槽の色と統一されている。
湯口写真のときぐらいは加水を止めて。
無色透明な湯は源泉名「板留3号源泉」。
(代替泉)となっていたが、どういう意味なんだろう。
源泉温度60.6度、pH7.39のカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。
成分総計は1.871g/kg。
源泉は動力揚湯で湧出量は438リットル/分。
各宿に配湯しているようだが未確認。
芒硝泉系の析出物が少しこびりついているのもカワイイ![]()
淡い芒硝臭があり、淡い塩味がする。
湯が満ちるのを待ちきれずに一度入浴。
自然なスベスベ感があるが、キシキシ感も感じられる。
さて、湯が満ちたぞ~![]()
オーバーフローをチェック![]()
ああ、しみじみと染み入る良い湯だ~![]()
こういう湯はやはり泊まってじっくり味わいたいと思った。
次はもう1軒、板留温泉より。
板留温泉 民宿はせ川
青森県黒石市大字板留字宮下21
0172-54-8223
立寄り入浴料 300円
時間は要確認
<源泉:板留3号源泉>
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性・中性・高温泉)
60.6度
pH7.39
成分総計 1.871g/kg
483リットル/分(動力揚湯)
無色透明
淡芒硝臭あり
淡塩味あり
スベキシ感あり
加水かけ流し
2018年5月入湯
※数値はH23年の分析書より


















