老神温泉 伊東園ホテル 尾瀬老神 山楽荘 <温泉編> | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹いてるテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録のための温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが、その湯は知ってる知らない、入った入ってないで張り合うつもりは一切ありません。そのほか酒や食話、もちろん音楽のことも取り上げます♪

伊東園ホテル尾瀬老神「山楽荘」<建物・食事編>に続き、<温泉編>

 

 

老神温泉 伊東園ホテル 尾瀬老神 山楽荘 

<温泉編>

 

 

こちら↑は温泉街で見かけた、昔の山楽荘の古い看板(案内所)。

 

浴場は本館と別館にそれぞれ男女別に内湯と露天があり、本館と別館では使用源泉が違う

2つの宿を合併しただけあって、その辺りが湯ヲタ的にも楽しみなのであるにひひ

ただし湯使いはまた別の話。

それについては、追々。

 

本館の男女浴場は共に内湯と露天風呂があるので入れ替えなし。

別館は片方にしか露天風呂がないためか、時間によって男女浴場が入れ替わる。

よって先に向かうは別館浴場。

 

 

着いた当日の男湯は野天風呂が無い方の浴場だった。

よってそちらの浴場は後程。

 

 

風呂の名前が消えているが、内湯のみの浴場から攻めることになる。

 

 

お、この脱衣棚は東秀館で見たのと同じ仕様ニコニコ

スッキリまとまってよいデザインだ。

 

浴場に入るとものすごい湯気ショック!

独り占めもできず、湯気を逃すことができなかった。

よって以下の写真は非常にクオリティが低いので悪しからずm(__)m

 

 

浴場の真ん中に楕円型の大きな浴槽があり、湯口近くに小浴槽、縁のオーバーフローをもって大浴槽というデザイン。

 

 

シャワー完備の絡んにはシャンプー類がしっかりと並ぶ。

カランからは確か真湯だったはず。

 

 

無色透明の湯は、源泉名「老神温泉6号泉」の単独使用

他の宿で6号泉を使用しているという情報は知らないので、自家源泉になるのかもしれない(要確認)。

源泉温度38.8度pH7.7単純温泉

成分総計0.40g/kg

こちらを加温してかけ流しにて使用している。

 

 

湯口のある方の小さい浴槽が当然熱い浴槽となる。

温度を計ってみると。。。

 

 

湯口から一番離れた場所でも47.3度もある。

源泉温度がそれだけあれば仕方ないが、加温としたらちょっとやり過ぎだろうアセアセ

 

 

僅かな焦げ臭と、淡いがコクのあるタマゴ臭がする。

タマゴ味淡い塩味淡いダシ味、そして淡い鉄味も感じた。

単純温泉だがなかなか表情が豊かで、まさに老神らしい源泉。

確かに総硫黄は2mgに届かないが硫黄系の成分はあり、好きなタイプだ。

加温で風味が増すこともあるのかどうか不明だが、これは予想を上回ってよいではないかニコニコ

 

 

しかしそれにしても熱い。熱すぎるぞ、小浴槽メラメラ

 

 

湯口に近づくだけで一苦労。

それでもより新鮮な源泉を求めて湯口に近づこうとする哀しい性よにひひ

何とかスベスベ感は感じ取れた。

溶き卵状の白い湯の花も舞っていた。

 

湯口側でない大きな浴槽の温度を計ってみると。

 

 

43.4度なので、まずは熱め適温のレベル。

それでも両浴槽の存在と源泉温度(38.8度)を考えると、加温レベルはもう3度低くてもよい。

 

 

熱冷交互入浴ではないが、それでも6号源泉は楽しめた。

 

 

それでは本館の浴場へ。

 

 

先述通り本館の浴場は男女が入れ替わらない。

 

 

浴場入口は別館よりもずっと広かった。

 

 

脱衣棚は別館と同じ様式。

 

では浴場内へ。

別館ほどではなかったが、湯気で白くなるのはご容赦を。

 

 

内湯は真ん中で仕切られた2浴槽が繋がっている。

それぞれ温度が微妙に違ったような記憶もあるが、詳細はメモを残してない。

というのも本館の浴場はかけ流しではなく、加温・循環ろ過だったためである。

 

 

洗い場の雑然とした感じがお客の多さを物語っていた。

シャンプー類はしっかりあり、カランからは真湯。

 

 

無色透明の湯は使用源泉「老神温泉8号泉・10号泉・薬師の湯の混合泉」。

源泉温度45.4度pH7.3単純温泉

成分総計0.39g/kg

先述通り、加温して循環・ろ過にて使用。

オーバーフローは残念ながら基本的に無し。

 

 

さらに湯口では僅かに消毒の塩素臭を感じた。

浴槽内ではほとんど感じられなかったが。

その塩素のニュアンスで、微妙な老神の源泉のニュアンスはほぼ伝わらない。

これは残念だった。

 

 

スベスベな浴感はある。

加温は仕方ないにしても、循環に塩素風味はやはりいただけない。

 

本館の露天風呂へ。

 

 

小ぶりな露天風呂だったが、やはり湯使いは内湯と同じく加温・循環・消毒あり。

 

 

混合泉が元々持つ風味は感じ取ることができなかった。

 

 

せっかく違う源泉の浴場を持つというアピールポイントがあるので、本館の方も何とかかけ流し仕様にできないものだろうか。

 

 

翌朝、別館の男女が入れ替わった方の浴場へ向かう。

 

 

脱衣棚はやはり同じくモダン&スペイシー。

 

 

独り占めにて入ることができそうだ。

相変わらずの湯気で白っぽいのはスミマセヌ!

 

 

内湯は小ぶりである。

使用源泉は別館なので「老神6号泉」。

同じくかけ流しにて使用している。

 

 

洗い場の規模も内湯と同じく小さめだった。

 

その内湯浴槽が、今度は何ともぬるい。

源泉温度38.8度よりぬるい(^-^;

非加熱で完全かけ流しなのかと思いつつ、そこまでの新鮮な感じではない。

投入量が少ないのだ。

うぅん、やはり湯守さん、仕事をサボってはいけません!

 

 

湯口の白い沈着が印象的であったが、もう少し投入して欲しい。

新鮮な源泉を完全かけ流しだったらぬるくても納得できたんだけどなぁ…湯はかなりヘタっている印象だった。

 

別館の露天風呂はそのまま浴場内から行ける。

 

 

こちらは視界はクリアながら、やはり湯気でご覧の感じ。

 

 

露天風呂はかなり広い。

ただし浴槽としては浅めなので、見た目のわりには湯量を必要としない。

 

 

使用源泉は別館なので同じく6号泉。

湯気が多いので熱いかと思われるかもしれないが、内湯と同じくかなりぬるい。

外気温を考えるととても入り続けていられない温度だった。

これも完全かけ流しなら我慢するのだが。

 

 

浴槽規模を考えると、この温度での投入量としては少ない。

せっかくよい表情を持っている源泉なので、あと一歩の管理が欲しかった。

 

 

まあそれでも総額の料金を考えると文句は言えないがにひひ

せっかくかけ流しの浴場があり、しかも使用源泉も2つの流れがあるのだから、もったいないのだ。

個人的にはあと1000円足しても温泉だけはもう少し納得できる状況にしてもらいたいというのが正直な感想だった。

源泉原理主義としては、ねぇ。

 

…でも驚愕の安さには感謝してますよニコニコ

 

 

 

老神温泉 伊東園ホテル 尾瀬老神 山楽荘

 

群馬県沼田市利根町老神583
0278-56-2511
一泊二食付 割引コースで6364円(税込み・飲み放題)

往復バス代無料サービス利用

 

別館

<源泉:老神6号泉

単純温泉(低張性・弱アルカリ性・温泉)

38.8度
pH7.7
成分総計 0.40g/kg
無色透明

淡コクタマゴ臭、微焦げ臭あり

淡タマゴ味、淡塩味、淡ダシ味、淡鉄味あり

溶き卵状の湯の花あり

露天で白い溶き卵状の湯の花あり

スベスベ感あり
加温かけ流し

 

本館

<源泉:老神8号泉・10号泉・薬師の湯の混合泉

単純温泉(低張性・中性・高温泉)

38.8度
pH7.3
成分総計 0.40g/kg
無色透明

消毒の微塩素臭あり

ほぼ無味

スベスベ感あり
加温・循環ろ過・塩素イン


2018年2月入湯
※数値はH27,28の分析表より