有馬六彩 <温泉編> | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹いてるテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録のための温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが、その湯は知ってる知らない、入った入ってないで張り合うつもりは一切ありません。そのほか酒や食話、もちろん音楽のことも取り上げます♪

有馬六彩<建物編><食事編>に続き、最後は<温泉編>

 

 

有馬六彩 <温泉編>

 

 

 

↑この写真は浴場とは関係ない。

大浴場「ゆざん」は1号館の7Fにある(<建物編>を参照)。

 

 

浴場はこの他、一部の源泉浴槽を備えた部屋のそれ、そして別料金の家族風呂「一の湯」「二の湯」がある。

銀湯を引いた家族風呂は今回入らず。

部屋風呂は後程。

 

 

大浴場は6時から24時まで入浴可能。

チェックアウトからチェックインの間は掃除で入れなくなる。

 

 

入口を入ってからがなかなか広い。

 

男女別の暖簾をくぐる前に、マッサージチェアーのコーナーがあった。

 

 

当たり前のように無料で利用できる。

 

 

浴場は男女別に内湯に銀湯、露天に金湯と銀湯を使用。

なお、金湯も銀湯も自家源泉であるニコニコ

 

 

脱衣所も十分なスペース。

極端な時間には訪れてないが、独り占め状態になることは無かった。

 

 

パウダールームもしっかり広くて高級感がある。

 

なお、浴場内は撮影不可。

よってサイトより少し写真を拝借。

 

まずは内湯の銀湯浴槽から。

 

※写真はサイトより拝借

 

無色透明銀湯は敷地内で湧出している源泉名「山内炭酸泉」。

源泉温度19.3度pH5.2単純二酸化炭素冷鉱泉

成分総計2.265g/kg

遊離二酸化炭素は1630mg/kgとしっかりした量。

ただし浴槽での加温・循環により残念ながら炭酸のシュワシュワ感は全く感じられなかった。

湯使いとしては、加温・循環併用のかけ流し

風味もほぼ無味無臭

炭酸風味も弱酸性の感じも感じとれない。

ごく僅かだが消毒の塩素臭がある。

ただし気になるレベルではなかった。

浴感はキシキシ

炭酸の泡付きなども全く無し。

非加熱かけ流しの浴槽があれば最高だが、せめて非加熱源泉の飲泉コーナーぐらいは欲しい。

これでは銀湯が炭酸泉であることをほとんど実感できない。

 

では金湯を使用している露天コーナーへ。

 

※写真はサイトより拝借

 

左の寝湯は(おそらく)銀湯を使用。

右の広い浴槽がご覧の通り金湯を使用。

浴槽で黄茶黄土色濁りの湯は、源泉名「花の坊泉」。

濁り具合は20~30cmほどであった。

源泉温度は90.5度あり、pH6.4

成分総計が30.04g/kgある、ナトリウム-塩化物強塩高温泉

加水して循環併用のかけ流しにて使用している。

 

サイトからの写真拝借、せっかくだから女湯も。

 

※写真はサイトより拝借

 

粘土臭土臭僅かな金気臭僅かなダシ臭がある。

加水しているが、十分に強い塩味あり。

湯口で60度ぐらい、浴槽で40度ぐらいな具合だった。

浴感はキシスベ…キシ8:スベ2ぐらいか。

 

浴場の休憩スペースの居心地がよかった。

 

 

テラスからの眺めも、さすが7Fだけあって、なかなかのもの。

 

 

さて、もう少しこの金湯を攻めよう。

この金湯は我らが泊った部屋の浴槽にも引かれているのだニコニコ

 

<建物編>でも簡単に紹介した部屋の浴槽。

 

 

源泉は自分で勝手にカランを捻って投入する。

 

 

若干色味のついた源泉は、部屋に引かれている状況で少し加水されているようだ。

湯口でやはり60度ぐらいだったであろうか。

 

 

大浴場「ゆざん」の湯よりも、明らかに風味が薄かった

特に塩味は薄く感じたが、それでも金湯らしさはしっかり保っているレベル。

 

 

湯が溜まってきたニコニコ

色味は黄茶色濁り。

 

ちなみに浴槽の右側の木の扉は<建物編>で先述した通り開けることができる。

 

 

なかなかオシャレな開放感が味わえるニコニコ

 

 

はい、湯が満ちたにひひ

おそらく加水しているとはいえ、循環なしのかけ流しである。

 

 

ドバドバと溢れさせることは無理だが、熱い源泉なのでこのままでは入れない。

浴槽レベルでも若干加水をした(^^ゞ

 

 

そう言うわけで、風味は先述通り。

加水はしても強塩化物泉、夏場に長湯は禁物である。

 

 

しっかり金湯を独り占めにひひ

 

翌朝にまた源泉を入れなおしたら、光線の関係か、湯の色が違ってみえた。

 

 

まああくまで光の加減の違いぐらいかな。

 

盛大に溢れさせたいが、気をつけないと部屋に侵入しそうなので注意にひひ

 

 

温度の高い金湯はなかなか扱いが難しく、加水なしで源泉に入るのはやはりここでも無理であったが、それでも有馬らしい湯は楽しめた。

 

 

次の湯ネタは湯友たちとゆるゆると廻ったシリーズ。

乞うご期待。

 

 

 

有馬六彩 (東急ハーヴェストクラブ)

 

兵庫県神戸市北区有馬町341-1

078-903-5631

会員の専用宿泊券が必要(立寄り入浴不可)

VIALAで1泊12,960円~(1部屋)

 

銀湯

 <源泉:山内炭酸泉>

 単純二酸化炭素冷鉱泉 (低張性・弱酸性・冷鉱泉)

 19.3度
 pH5.2

 成分総計 2.265g/kg

 無色透明

 ほぼ無味無臭 (ごく僅かに消毒の塩素臭あり)

 キシキシ感あり

 加温併用かけ流し

 

金湯

 <源泉:花の坊泉>

 ナトリウム-塩化物強塩高温泉 (高張性・中性・高温泉)

 90.5度
 pH6.40

 成分総計 30.04g/kg

 黄茶黄土色に20~30cm濁り

 粘土臭や土臭、僅かな金気臭と僅かなダシ臭あり

 強い塩味あり

 キシスベ感あり

 加水・循環併用かけ流し(部屋風呂で加水かけ流し)

 

2017年8月入湯

※数値はH20の分析表より