2017年8月のお盆を過ぎた頃。
妹ファミリーの事情で、甥っ子を1泊預かることになった。
せっかくだから母親(甥っ子の祖母)と3人で近くの温泉宿で泊ろうということに。
そう言うことだったらということで母親の友達が、自分が会員になっている(一般客は泊れない)宿に部屋をとってくれた。
それが有馬温泉にある、「有馬六彩」。
以前立寄りで訪れた「かんぽの宿 有馬」の近くである。
東急ハーヴェストクラブの会員制宿だ。
実はどうやら自家源泉を使用しているらしいという噂を聞き、いつかどうにかして入ってみたいとは思っていたのだ
なお写真が多くなったため、<建物編><食事編><温泉編>と分けさせてもらう。
有馬六彩 <建物編>
同じ母の友人関係で、以前和歌山は紀伊田辺のハーヴェストクラブの宿に泊めさせてもらったことはあった。
あちらも大きなホテルだったが、有馬六彩も十分に規模が大きい。
敷地は12,000㎡あるそうだ。
詳しくはサイトをご覧あれ。
こちらの正面入り口は、実は建物の8F部分にあたる…実際はLFと称して、この一つ上の階が8F扱いになるのだが。
母親の友人はこちらではなかなかの顔らしく、また母親自身もその友人と度々利用しているので、受付は極めてスムーズに。
夏休み期間で利用客はかなり多かったのだが、規模の大きなホテルなので全てがゆったりとしている。
このロビー階が前述した様にすでに高台なので、ここからの眺めも素晴らしい。
写真↑の左側には池も造ってある。
眺望はかなりのものだ。
このフロアには売店もある。
こちらもちょっとしたセレクトショップにもなっており、ウインドショッピング的にも楽しめる。
ここで建物の構造を。
もらってきた案内図を撮影したものなので見にくいが、なかなか複雑な構造なのだ。
大きく分けて1号館と2号館がある。
2号館は客室のみだが、メインの1号館には客室の他、ロビー、3つのレストラン、浴場関係、ゲームやカラオケ、麻雀室、ボディケアスタジオ・室内プールなどがある。
客室は一般客室と、スペシャルな=会員の取引価格が高いVIALAの2種類がある。
VIALAは1号館の上階にあり、専用エレベーター(それ以外も使用可)が備わり、権利のある人しかフロアに入ることもできないシステム。
で、今回我々はそのVIALAの部屋に泊まることができるのであった
出入りは専用のカードキーを使用。
廊下からして高級なのである。
こちらがこのときの部屋。
通常ツインなのだが、甥っ子がいる分、エクストラベッドを備えてもらった。
VIALAの中では狭い方の部屋だが、十二分な規模である。
うぅむ、小学生にはもったいない
テラスも広く、この左側にある木の扉が自由に開閉できるようになっており、その奥がセミ露天風呂仕様の部屋風呂なのだ。
小学生の甥っ子の身体で浴槽の大きさを推し量ってくだされ
なお金と銀の2種の源泉があるこちらの宿、部屋風呂には金湯(この宿では金泉と言わず金湯と呼ぶ)の方の源泉が引かれている。
詳細は<温泉編>で。
湯船の他に立派なシャワールームもある。
写真は載せないが、トイレはもちろん最新式のシャワー式トイレ。
洗面台も同時に2人がゆったり使える。
普段はほとんどチェックしないアメニティ、これでもかと言うぐらい揃っていた。
洗面台の他に、水屋みたいなスペースもある。
これでコンロがあれば高級なコンドミニアムみたいだ。
このクオリティの部屋で、宿泊料(食事別)が子供を入れた3人合わせて14,040円(税込)。
2人でも同じ値段…つまりチケット1枚で1部屋ということである。
ちなみにVIALAの最安値で12,960円。
会員になってしまえば、利用料金は格安と言ってよいだろう。
部屋はこれぐらいにして、中庭方面も探索しておかねば。
館内の案内にそって2号館へ移動。
中には専用のサブエントランスがある。
広大な庭ではないが、一画には足湯もあった。
引かれていたのは金湯。
そして近くに銀湯の方の源泉槽があった。
庭に出ている人はほとんど見かけなかった。
建物の中だけでも十分探索し甲斐があるから、なかなか庭まで降りてこないのだろう。
こちらの庭にも庭園側出入り口があった。
次の<食事編>に続く。
有馬六彩 (東急ハーヴェストクラブ)
兵庫県神戸市北区有馬町341-1
078-903-5631
会員の専用宿泊券が必要
VIALAで1泊12,960円~(1部屋)
2017年8月宿泊