嶽温泉 西澤旅館 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

民宿ぶなこを後にし、少しだけ戻る。

前日は立寄れなかった嶽温泉に向かった。

 

起源は300年以上前に遡る、由緒ある温泉でもある「嶽温泉」は、7~8軒の宿が並んでいる。

以前は共同浴場もあったらしいが、今はない(現在の公衆便所のところだったらしい)。

その中で最初に立寄ったのが、素朴な構えの「西澤旅館」。

 

 

二食付きでも自炊でも泊まれる宿だが、朝8時から日帰り入浴も受付けている。

 

 

嶽温泉 西澤旅館

 

 

 

着いたのは8時20分頃。

どうやら一番風呂をいただけそうだニコニコ

立寄り入浴料350円

 

 

素朴な入口だったが奥行きはけっこうあり、浴場は一番端であった。

 

 

浴場は男女別に内湯が1つずつ。

露天風呂はない。

 

 

明るい脱衣場には先客はおらず、結果的に終始独り占めで湯をいただけた。

 

 

それでは浴場内へ~。

 

 

淡いモスグリーンの床と壁にシンプルな小タイルでの浴槽、しかもエンジ色の縁取りラブラブ!

思わず声を上げてしまう、ストライク浴場であるにひひ

 

 

洗い場はシャワー付きのカランが3台並ぶ。

捻ると出るのは真湯なのは、浴場のドアに貼ってあった通り。

 

 

淡く白濁した湯は、源泉名「嶽温泉(嶽温泉旅館組合4~5号集湯槽、6~8集湯槽)」。

各宿に配湯されている混合泉である。

源泉温度48.2度pH2.03の、酸性・含硫黄-カルシウム-塩化物泉

成分総計2.991g/kg

混合泉だが、それぞれ自噴しているらしい。

 

余談だが、嶽温泉となれば福島の岳温泉も思い出すにひひ

あちらも淡く白濁しており、やはり同じくpH2台の酸性泉

ただし岳温泉の方は含硫黄ほどに硫黄量は無い。

 

さて、西澤旅館の方に戻り、湯使いは完全かけ流しニコニコ

 

 

しっかりとしたオーバーフローがあるのがお分かりだろう。

トドれるレベルにひひ

 

 

僅かにブルーがかったようにも見える淡い濁り方は、湯がまだ新鮮な証拠であろうにひひ

やはり朝一の源泉は気持ち良い。

この青味がかりと関係あるかは分からないが、ちなみにメタケイ酸は213.1mgある。

小タイル浴槽は断然透明な湯がよいと思っていたが、ここは気に入ったニコニコ

 

では湯の印象を。

 

 

源泉は無色透明

コクのある硫黄臭がする。

強い酸味収斂味少し苦味も感じられた。

 

 

しっかりとしたスベスベ感がある。

湯自体が非常に柔らかく、包み込まれる感じだ。

そして温度が41度ぐらいと、とにかく大変気持ち良いにひひ

 

 

白い湯の花が大量に舞っていたのも、硫黄泉ならでは。

 

 

実際、ずっと入っていたくなるぐらいに気に入った湯であったラブラブ!

 

このときの青森の湯シリーズ3日目最初、ここに来て初めての硫黄泉は、浴場の雰囲気とも相まって、実に幸先いいスタートとなったにひひ

 

 

 

嶽温泉 西澤旅館

 

青森県弘前市大字常盤野字湯の沢15

0172-83-2754

立寄り入浴料 350円

<源泉:
嶽温泉(嶽温泉旅館組合4~5号集湯槽、6~8集湯槽)
酸性・含硫黄-カルシウム-塩化物泉(低張性・酸性・高温泉)
48.2度
pH2.03
成分総計 2.991g/kg

自噴
淡白濁(源泉は無色透明)

コクのある硫黄臭あり

強い酸味、収斂味、淡苦味あり

白い湯の花多量
しっかりとしたスベスベ感あり
完全かけ流し

 

2016年10月入湯
※数値はH24の分析表より