昨年、時雨が譲渡先から出戻って来た

里親さんのよんどころない事情で、これはもう帰ってくるしか無かった

そして帰ってきたのがこれだ





上が雫シズク、下が時雨シグレ

兄弟でなぜ?こんな体格の差があるのか?

雫が特別に小さい訳ではない

時雨は大きくなり過ぎてしまったのだ




保護当時は推定生後3週間、350.5gしか無かった
雫は355g
兄弟はほとんど変わらない体重だった




キャー目がハート時雨ちゃん可愛(*≧з≦)






この写真では、あまり比較対象としてはふさわしくないような…
でも、これは返還の後に預かってくださった方が、既にダイエットを始めていた頃だと思われる


返還後の受け入れ日は、令和3年9月5日
体重の記載があるのは1ヶ月以上経った
10月19日   6.26 ㎏

返された時の体重は記載が無いのだが、7㎏近くあったと聞いている


雫はその後早くに里親さんが見つかった




時雨は3匹兄弟で、茨城のセンターから引き出してきた子猫だった
左から時雨、雫、そして雨斗(アマト)



雨斗は早くに譲渡されて行った


どよーん
我が家に来る前だと思う
どっしり、ドスコイ
頭が小さく見えるが、体がデカイだけである


雫と同じ里親さんに同時に譲渡されたのに、時雨だけが肥満体になった
この2匹は令和  2年  8月31日に菊地代表宅から我が家に移動してきた
そして10月 5日に譲渡された
その2日前、10月 3日の体重測定結果

  雫   2.6 ㎏
  時雨  2.8 ㎏  

兄弟の体重は、またしても大して変わらなかった



それでは何故、時雨だけが肥満体型になったのか?

餌のやり方が間違っていた
多忙であった元飼い主は、2匹に一皿づつ1日2回の餌がやれなかったのだろう
そのため大きな器にドライフードをたくさん入れて、そのまま置き餌にしていたようだ

雫は食べ過ぎる事は無かったのだろう
しかし時雨は、飼い主に構って貰えない事がストレスになったのだろうか?


10/19    6.26㎏
12/11    5.9  ㎏ 
12/26    5.7  ㎏

我が家にやって来たのは11月14日
残念ながらそのときの体重の記録は無い
見るからに、でかかっただけ(笑)


ダイエット目標 5㎏
1日のフード 
メタボリックス 54g  
またはw/d    73g     


上記のフード量は1日分だから二回で割ると、メタボリックスなら27g
w/dなら36g食べられる
これは現在の体重ではなく、目標の5㎏の1日の必要カロリーを元に出している


ただでさえダイエット用のフードは、色が薄くて不味そうな顔をしている
w/dなんてのは更に色が薄くて、以前ポージーのダイエットをした時など全部残されてしまったぐらいだ
(そのw/dを入院中のゆず太郎はパクパク食べたらしい爆笑)


しかし、この干からびたフードを混ぜることによって時雨の食べる朝晩のご飯がちょっぴり多くなる

1回27gのメタボリックスを20gに減らすことにより7g✖️2 この14gをw/dに換算すると…ナンボだったかな?
まあ、前よりちょっとだけたくさん食べられるのだ
ちょっとなのか?たくさんなのか?


この作戦により6.25㎏の体重が5.9まで減った
しかし、時雨にとっては大きなストレスとなってしまった
食べるしか楽しみが無い猫に、不味いフードをちょろっとしかくれない訳で


時雨はひたすら他の猫のお流れを頂戴すべく、保護猫やらイエネコやらの周囲をチェックして歩くようになった
ケージの隙間から前足が入れば、すかさず他の猫のご飯を盗む
一粒のドライフードでも落ちてたらラッキー


そのうち、時雨はゴミ箱を漁りだした
生ゴミは厳重に管理している
プラゴミは子猫が遊ぶなら楽しいが、腹の足しになるような物は入ってはいない


どうする時雨?



時雨は気がついた

台所の流しの中からいい臭いがする

これは…ちょっと食えそうな臭い



そして、とうとう時雨は流しのゴミが流れないようになっている、ゴミの目皿を漁って食べるようになった💦😳💦



これはもうストレスによって、そんな行為をしているのだと、ユルいボランティアの私でもさすがに気がついた



いかん!

こんなに時雨にばかり辛い思いをさせたらあかん!



時雨のストレスを解消するべく、猫じゃらしで一緒に遊ぶ、ブラッシングをする

、ちょっとだけオヤツをあげる



それでも時雨は荒ぶるばかり



こんな可愛い子猫時代があったのに










時雨だけ特別に大きいわけでは無かった



調布の姐さんが育ての親だ



姐さんの肩に乗っている


お腹空いたって


時雨はこんなに可愛い子猫だったのに
ご飯だけが楽しみの寂しい猫になってしまった


時雨のダイエットに必要なものはフードの減量だけでは無く、ストレスの解消、飼い主の愛情が欠かせないことに、改めて気がついた
ユルいボランティア、ジュンコ!
さあ、どうする?



         続く