6目の動注化学療法をしました
※以降「動注」と記します
今回もまた施術前日に入院し
 レントゲン・心拍数・採血・CT検査をし
治療の翌日に退院しました

治療箇所は今までと同じく
右内陰部動脈
膀胱動脈
の二か所を中心に薬剤を入れ
塞栓を実施
動注には主に二つの目的があります
1つは腫瘍の至近距離から抗がん剤をぶっかけること
肝臓を通さず(薄まらず)腫瘍まで毒水を運びます
もう1つは腫瘍へ栄養源を運ぶ血管を
せき止めること
判りやすくいいますと
腫瘍に対して「脳梗塞」のような状態を作り
(故意に血管を詰まらせる)
腫瘍への栄養源をブロックする試みです
 
術前のCT(0.6㎜スライス)結果(5月度治療の効果)
不動だった右腫瘍はサイズダウンの他
中央にあった点のような空洞が
ドーナツ状に大きくなっていました
これは初回より指摘されている空気で
カチコチだった腫瘍が柔らかく変化し
崩壊に向かっている前兆ということで
今までで一番嬉しい変化でした

また、

術中の血管CTによりますと
活発な動きを見せていた右内陰部動脈の血流が
かなり弱まってきました
膀胱動脈よりひと月遅れ(二月)で始めた内陰部動脈の塞栓
このまま飢え死にしていただきたいです
 
治療内容は前回とほぼ一緒です

タキソテール(ドセタキセル)+シスプラチン
+アバスチン
タキソテールは初回から提案されていた薬剤で
当院でのイチオシでしたが
自分都合の諸事象により
4回目からの開始です
開始着翌日に左腫瘍の完全消失していたことや
右腫瘍の明らかな変質はそれ以前の三回の動注とは
明らかに感触が異なっていました
脱毛が無かった点もかなり気が軽くなりました
 
もー続投ー❤
ということで
今回も選択に迷いなし


帰宅後の体調はまあまあです
まずは時差ボケ
夜型の私が朝方生活を三日続けると
やはり疲れます
眠くなったら横になる以外の解決法はなく
それは苦手な事ではないので問題なし
いつもの胃周辺のモヤモヤ感は
アロマタッチまたはペパーミント直塗りと
ペパーミント飲用で
此方もまた問題なし
念のためにイメンドも飲んでおこう・・・

副作用対策は下記にまとめました
参考になれば幸いです

過去の動注に関しては
下記リンクよりご参照ください

一回目
 
二回目

三回目
 
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