広汎摘出手術が終わり
気付いた時、
私は色んな管でつながれていました
そして色とりどりの液体が詰まった袋も
ぶら下がっており・・・(・_・;)
麻酔や麻薬でイカれた頭ながら
その光景は中々の衝撃でした
ええと、今回は
オシモの話
❤
まずはオシッコから参りましょう
術後の私は身動きできなくとも
バルーンを尿道に入れられたことで
順調に黄色い液体を排出していました
袋に溜まったオシッコを
人様に見られるのは
とても恥ずかしいものですが
その後
もっと恥ずかしい作業がありました
「導尿」です
ナースという他人様が
オシッコの出る穴に
カテーテルを挿し込み
その名の通り
オシッコを導きます
作業が始まると同時に
私は自らパンツ(オムツ)をずり落とし
M字開脚で待機
これこそかつて味わったことのない屈辱で
あの小さな穴に
一日に何度も管を通され
痛みはほとんどないとはいえ
本当に嫌でした
ところで私は術前に
膀胱浸潤を確認するために
膀胱鏡検査をしたのですが
膀胱鏡の意味が分からず
「膀胱を何かしらの方法で写すんだろう=鏡」
くらいの気持ちで赴いたところ
股割れパンツをはかされ
オシッコの穴に管(カメラ)を入れられ
婦人科内診を大きく上回る衝撃を
覚えました
❤
子宮広汎手術を受けた場合
多くの患者に何かしらの排尿障害が残りますので
自力でオシッコを出した後の
膀胱内残尿量を調べる目的で
膀胱鏡に近い衝撃=導尿を
毎日3-6回以上されるわけです
そして
自力でオシッコが出せない場合は
家に戻って以降も
導尿しなければならず
こんな変態プレイを
自分でやるのは絶対に無理・・・
ということで
尿意がなくとも根性で絞り出し
普通にオシッコが
出来るようになりました
補足:尿意は術後二か月間ゼロでした
そしてウンコです
術前術後と断食を強いられた上に
重湯拒否が続いた私は
実質5-6日は
点滴やヨーグルトや
ゼリーだけで生き延びてきました
それでも
ウンコが出るのには驚きました
尿意のないオシッコとは異なり
こちらは自発的にもよおしたりもするのですが
困ったのは疑似便意です
「あ、出る」
と思ってトイレに行っても不発に終わり
ガッカリすることも多いのでした
❤
更に手を焼いたのは
「オナラ」です
オナラをしたつもりが
中身出ちゃった的事故は
実は三回ほどありました
その度に
ナースのお世話に・・・(・_・;)
ウンコまみれの惨状を前にしても
表情すら変えずに
事務的に処理するナースを見て
情けないやら
申し訳ないやらで
私めクマガイは
言葉を失ったまま宙を見つめていました
こう見えて用心深いので
もしもの為にと
一定期間を過ぎても
大人用オムツを穿いていました
よって
被害は自分だけで済みましたが
あれを穿いてなかったらと思うと・・・・
ぞっとします
❤
これから手術を控えた皆様は
「もう大丈夫」と思っても
大人用のオムツを穿くのを
絶対に止めないで下さい
❤
それにしても
病院という場所は
女性から
尊厳もプライドも
洒落心も
全てむしり取っていくのです
しかし
慣れとは恐ろしいもので
2-3日もすれば
羞恥心は消え失せていきます
ウンコさえ洩らさなければ
体制に影響はありません
なので
まだの皆さんも
安心してオシモの世話を
受けて下さいね
❤
「はじめに&現在までの経過」も
併せてご覧ください
↓
http://ameblo.jp/kumagaiveronica/entry-12216299017.html
子宮広汎摘出手術の事「歩けるまで」はここ
http://ameblo.jp/kumagaiveronica/entry-12219681124.html
子宮広汎摘出手術の事「お食事編」はここ
http://ameblo.jp/kumagaiveronica/entry-12219764560.html
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