広汎摘出手術が終わり

気付いた時、

私は色んな管でつながれていました

そして色とりどりの液体が詰まった袋も

ぶら下がっており・・・(・_・;)

麻酔や麻薬でイカれた頭ながら

その光景は中々の衝撃でした

ええと、今回は

オシモの話

まずはオシッコから参りましょう

術後の私は身動きできなくとも

バルーンを尿道に入れられたことで

順調に黄色い液体を排出していました

袋に溜まったオシッコを

人様に見られるのは

とても恥ずかしいものですが

その後

もっと恥ずかしい作業がありました

「導尿」です

ナースという他人様が

オシッコの出る穴に

カテーテルを挿し込み

その名の通り

オシッコを導きます

作業が始まると同時に

私は自らパンツ(オムツ)をずり落とし

M字開脚で待機

これこそかつて味わったことのない屈辱で

あの小さな穴に

一日に何度も管を通され

痛みはほとんどないとはいえ

本当に嫌でした

ところで私は術前に

膀胱浸潤を確認するために

膀胱鏡検査をしたのですが

膀胱鏡の意味が分からず

「膀胱を何かしらの方法で写すんだろう=鏡」

くらいの気持ちで赴いたところ

股割れパンツをはかされ

オシッコの穴に管(カメラ)を入れられ

婦人科内診を大きく上回る衝撃を

覚えました

子宮広汎手術を受けた場合

多くの患者に何かしらの排尿障害が残りますので

自力でオシッコを出した後の

膀胱内残尿量を調べる目的で

膀胱鏡に近い衝撃=導尿を

毎日3-6回以上されるわけです

そして

自力でオシッコが出せない場合は

家に戻って以降も

導尿しなければならず

こんな変態プレイを

自分でやるのは絶対に無理・・・

ということで

尿意がなくとも根性で絞り出し

普通にオシッコが

出来るようになりました

補足:尿意は術後二か月間ゼロでした



そしてウンコです

術前術後と断食を強いられた上に

重湯拒否が続いた私は

実質5-6日は

点滴やヨーグルトや

ゼリーだけで生き延びてきました

それでも

ウンコが出るのには驚きました

尿意のないオシッコとは異なり

こちらは自発的にもよおしたりもするのですが

困ったのは疑似便意です

「あ、出る」

と思ってトイレに行っても不発に終わり

ガッカリすることも多いのでした

更に手を焼いたのは

「オナラ」です

オナラをしたつもりが

中身出ちゃった的事故

実は三回ほどありました

その度に

ナースのお世話に・・・(・_・;)

ウンコまみれの惨状を前にしても

表情すら変えずに

事務的に処理するナースを見て

情けないやら

申し訳ないやらで

私めクマガイは

言葉を失ったまま宙を見つめていました

こう見えて用心深いので

もしもの為にと

一定期間を過ぎても

大人用オムツを穿いていました

よって

被害は自分だけで済みましたが

あれを穿いてなかったらと思うと・・・・

ぞっとします

これから手術を控えた皆様は

「もう大丈夫」と思っても

大人用のオムツを穿くのを

絶対に止めないで下さい

それにしても

病院という場所は

女性から

尊厳もプライドも

洒落心も

全てむしり取っていくのです

しかし

慣れとは恐ろしいもので

2-3日もすれば

羞恥心は消え失せていきます

ウンコさえ洩らさなければ

体制に影響はありません

なので

まだの皆さんも

安心してオシモの世話を

受けて下さいね

 「はじめに&現在までの経過」も

併せてご覧ください

http://ameblo.jp/kumagaiveronica/entry-12216299017.html

 子宮広汎摘出手術の事「歩けるまで」はここ

http://ameblo.jp/kumagaiveronica/entry-12219681124.html  

子宮広汎摘出手術の事「お食事編」はここ

http://ameblo.jp/kumagaiveronica/entry-12219764560.html

 

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