わたしは10年前に市議会議員選挙に出て1521票を得て上位7位当選をして、6年前に市長選挙に挑戦して8871票を得て落選したことがあるんやけど

 

「なんで選挙に出ようと思ったんやったっけ…??」と自分の行動の動機を何年もぼんやり考えて…去年2022年の3月頃に やっと ある答えが出た。

 

「社会を良くしようとするため」という答えなら、すぐに出るけれど、社会を良くするための行動は何も選挙に出ることだけじゃない 世の中にはたくさんの社会のためになる仕事がある

 

「なんで選挙に出ようと思ったんやったっけ…?」偉くなりたいとか 一目置かれたい 先生と呼ばれたい 目立ちたい… というような理由ではないので 当選してから そういう風に思っている人に思われてるんじゃないか?と 普通そういう風に思うよなぁ と思ってストレスを感じた。

 

選挙に出よう、という発想自体がかなり異常というか、一般的な普通の考えではないように思われるので この異常性はどこから来るのかな…とぼんやり 何年も考えていた。

 

「世の中を良くしよう」という心意気は良いとして それで「選挙に出よう!」という発想が出て実際に行動に移して 実際当選してしまう…というのはかなり おかしい というかおそらく一般的ではない感じがする。

 

なぜ、「世の中を 社会を良くしよう!」と思ったのか…ということを 自分の中で深く問いかけて 何年もずっとぼんやり考え続けていた。

 

2022年の3月に 母の被害妄想から来る問題行動が大きくなっていたのでネットで調べていて自己愛性人格障害の症例に恐ろしくもまさしく母の言動や行動が当てはまっていることに気がついて驚愕した。

 

 母の被害妄想が酷くなったのはちょうど10年前で わたしが市議会議員に当選した時期と重なっていました。そのことにわたしは気がついていて… 


わたしが市議会議員に当選したら、母の被害妄想が酷くなり問題行動が現れた… なにか関連がある…

 

 

母はずっとマトモな人だ、ということで 急に被害妄想による問題行動が出てきて、母がおかしくなった!という印象が 家族内にありましたが

 

本当は ずっと前から 最初から母はおかしかった のです。

 

母は わたしたちを支配することで 外面、周囲に対するマトモな人、魅力的でユニークな人を 演じる力を得ていたのです。母が常に偉そうで妙にプライド高く自信満々な態度を崩さないのも 長年不思議に思っていましたが わたしたちを支配して、わたしたちの自信を奪ってきたから だったんだな と今はわかります。

 

 

その支配する対象、ターゲット 子どもが大人になって 家から出て行ってしまった頃から母は徐々に 被害妄想が酷くなり 問題行動に発展していきました。内側のおかしさ、異常性が表に現れてきたのです。



 

なぜわたしが市議会議員になったら、母の被害妄想による問題行動が大きくなったか…というのは


 小さな子どもの頃から散々 常に馬鹿にしてきた存在が 偉い立場 馬鹿にできない存在になってしまった というショックが大きかったからではないかと わたしは思います。

 

そういう意味では 思いがけずわたしが「偉い立場」に立ったことは

わたしが 母の支配に気がつくきっかけとして わたしにとって大きな意味のあることだったと思います。

 

 

どうして「社会を良くしよう!」って思ったか… どうして 選挙に出たのか

それは ふいに突然にわかりました。

 

“母がおかしいのは社会のせいだと思いたかった“  ということでした。

 

“社会が悪いから 母がおかしくなってしまった のだ “ と思いたかった…ということでした。

そういう思いに 

選挙まで出るという 異常行動 異常熱意が湧き起こる 

わたしの心の根底の深い願い…思いに 気づいてしまった時は 呆然としました。

 

母を 両親を 悪く思いたくなかった

社会が悪いせいだと 思いたかった…

 

うわー…

ほんとやばい発想だな…

 

子の親に対する愛は深過ぎる…

 

 

今なら わかります 世の中がどんなに悪くなろうとも

自分の子どもを苛めるのは 異常でおかしい ということを

 

そして 今なら わかります 

ずっとわたしは子どもの頃から「自分はおかしい」と思っていたけれど(両親からお前は異常だと言われ続けていたからやけど)

 

なんだ…わたしは普通だったんだ まともだったんだ 

 

ということに 最近気がついたのです。

 

 

「世の中を良くしたい」だから選挙に出る!のは本当 異常な情熱です。それを悪いことだとは思いませんし 選挙に出たことを後悔もありませんし 議員の仕事も異常に熱心に取り組んだと自分で思います。けれど

 

議員になりたい訳でも 市長になりたい訳でもないのに どうしてあんなに一生懸命 異常な熱意で選挙に取り組んだんだろう??という 何年間の疑問は

 

「自己愛性人格障害」を知ることによって 突然の気づきを得ました。 

 

そしてさらにTwitterで 情報を得ていくと

 

家庭で虐待を受けた人の中には 自分に自信がなくて自己否定感が強い人だけではなく

中には自信があって自己肯定感が強い人もいる というものでした

 

わたしはこれだな と思いました。

自己否定感が強くて自分に自信がなくて…「死にたい 死にたい」と思い過ぎて

反転したというか

わたしの自己肯定感やポジティブさの源は 「いつ死んでもおかしくないような状況から生きてこれた」というところにあって 謎の万能感もありました。

 

謎の自己肯定感や万能感は そう思わなければ死んでしまう というものだったので

巷におられる「わたしは自己肯定感が低くて…」とか言う人たちが

どうして それで生きていけるのか 逆に強いなぁ とわたしは思っています。 

 

「自己愛性人格障害」の概念を知ってしまうと

 

これは社会を良くする、ということではないんだな ということがわかりました。

 



参考


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/自己愛性パーソナリティ障害
















「社会を良くしよう!」と思った闇②


 


「社会を良くしよう!」と思った闇③



「社会を良くしよう!」と思った闇④