坪内稔典 監修
あきびんご 絵
くもん出版
表紙の論語は
『 子曰く、君子は器ならず 』
人格のすぐれているひとの働きは
道具のように一つの用にかぎられるのでなく
何事もこなす力をもっている。
君子は 一つのことに秀でているだけでなく
どのようなことにも あわてず
対応できるようにならないといけない。
この絵本は まず どのぺーじからでも
いいのでと
論語のお音読を勧めています。
論語の意味をわかりやすく 説明しながら
あきびんごさんが 論語の生まれた国
中国の今を 大胆な構図で描いています。
論語とその絵を合わせて
楽しめます。
論語読みの論語知らず
そんなことわざも有名ですね。
小学生や幼児さんでも
素読 暗唱するのもいいと思います。
稔典さんの好きな論語の紹介も
なるほどと 興味深いです。
私は これが好きです。
子曰く、
『 君子は人の美を成し、人の悪を成さず。
小人は是に反す 』
孔子先生は、こう言いました。
『 君子は、他人の長所を認め、育て伸ばしてあげようとし
短所と気づけば指摘し、自分から直していくように
導いていきます。
しかし、心貧しい人は、まさに反対のことを
します。』
ほかにもありますが 家庭教育の立場で
教室を長年 していて
これが 大事かとあらためて思います。
今日は 事務局の20周年でもある
新春講座があります。
その20年の間のいろいろも とても
懐かしいですね。
今日はそれの振り返りもあるのでしょうね。
楽しみにでかけてきます。
今日も絵本力に感謝です。