Zaimで家計簿も6回目になります。
1回目はZaimの登録方法
2回目はZaimの画面について
3回目は口座の設定方法について
4回目はクレカの口座設定方法について
5回目は電子マネーの記録方法について
を連載してきました。
今回は、毎月の予算の設定について書きます。
この回までの内容が身につくと、基本的な使い方はほぼマスターできると思います。
あとは、毎日欠かさずに記録していくだけです
予算の設定ができると、クレカ払いのこの2つのデメリットがなくなりますので重要な回になります。
↓
(×) 現金と違って減っていく感覚がないので、無駄遣いしてしまう
(×) 支払いにカードと現金が入り乱れて、どちらをいくらまで使っていいのかうまく決められない
早速みてみましょう。
ホーム画面の右上のマークをタップします。
次に、「月の予算」をタップします。
予算は、「カテゴリ別に設定」を選んでください。
総額のみ設定にしてしまうと、どんぶり勘定の、ザルな家計簿になってしまいます。
まずは、標準の予算を設定します。
この標準ができた後で、月別の予算は設定すればよいので、まずは標準から決めましょう。
それぞれ、支出項目がありますので、カテゴリ毎にどの程度の費用を使うか、決めてみてください。
この例では総額で25万円になるようにそれぞれの予算を設定しています。
このカテゴリですが、自分の好きなように追加したり、削除したり、
カテゴリの中の明細項目も追加/削除ができます。
これは後でやってみて、まずはZaimで最初に用意されている項目で予算たてしてみると良いでしょう。
最後に、「更新する」をタップすると、毎月の予算がセットされます。
この状態で、「分析」画面の、「予算比」をタップしてみましょう。
日用雑貨を例にみてみましょう。
予算は2万円でした。このうち、すでに使った額が黄色の枠の部分(2,000円)となります。
そして、今月まだ残っているのが、緑色の枠の部分(18,000円)となります。
予算をたてて、分析画面をチェックすること
Zaimで家計簿をつけていくうえで、とても大事になります。
お金を使う前に、この分析画面で予算の残額をチェックすることで、
これらのデメリットをなくすことができます
(×) 現金と違って減っていく感覚がないので、無駄遣いしてしまう
→ 予算の残額が減っていきます(緑色の枠の部分)。
減っていく感覚が、財布にはなくても、画面で見えてきます。
(×) 支払いにカードと現金が入り乱れて、どちらをいくらまで使っていいのかうまく決められない
→ クレカも現金も、使うたびに都度記録がZaimのやりかたです。
(Zaimで家計簿(その4) 口座を設定してみよう カード編 参照ください)
どちらの方法で支払ったとしても、分析画面では、合計の利用額が見えてきます(黄色枠の部分)。
さて、では実際に無駄遣いをして、予算をオーバーしてしまった場面をみてみましょう
前回からの続きで、クレカの状態がマイナス1,000円の状態とします。
ここで、クレカを使って、15,000円をゲームに課金したとします。
このように記録することになります。
(エンタメの項目は、予算では8,000円で設定していましたね)
クレカの残高は、マイナス1,000円の状態だったのが、
15,000円使ったので、マイナス16,000円になりました。
この状態で分析画面の、予算比のタブをみてみましょう。
予算が8,000円しか設定されていないエンタメの支出カテゴリで、15,000円の無駄遣いをしました。
そうすると、このように、いくらマイナスになっているのかが、カテゴリ毎に表示されます。
この例では、エンタメが7,000円マイナスですね。
このように、マイナスになる項目がチェックできます。
言い換えると、全部のカテゴリで、マイナスの項目が1つもなかったら、毎月の予算を守れた!ということになります。
マイナスの項目があるカテゴリであったとしても、他のカテゴリで7,000円分を余らせればプラマイゼロになり、予算は守れることになります。
この例だと、7,000円分のエンタメ費のマイナスを、他のカテゴリで月末まで残せれば良いのですね。
無駄遣いしてしまうと、すぐにわかりますので、無駄遣いが減ると思います。
「今月はあといくら残っているから、このぐらいを使おう」
「予算をオーバーしてしまうけれど、他のカテゴリを節約してプラマイゼロにしよう。」
のような計画が、月の途中でも柔軟にたてられるようになるのです。
これを紙の家計簿でやるのはけっこう面倒です。
Zaimだと、簡単にできてしまうんですね
今回は以上になります。
です、次回は記録のコツ、そのあとに
予算のカテゴリを使いやすくカスタマイズする例を紹介したいと思います。
それでは