前回のその4のブログで、Zaim家計簿でクレジットカード利用時の記録方法と、
精算は「振替」によって行うということを説明しました。
今回はその続きで、「振替」を使った、電子マネーへのチャージの記録方法を
まとめておきます。
クレジットカードから、電子マネーにチャージした時に、Zaimにどう記録するのか例をみてみましょう。
この例では、クレジットカードで、夫のPayPayにチャージした後、Zaimで記録することお見せします。
残高の画面で夫のPayPayが残り890円です。
足りなくなってきたのでクレカから1,000円チャージした時にどうやってそのことを記録するかです。
実際にやってみます。
まず、本当のチャージ自体は他のアプリやネットなどでやってくださいね。
ここで説明するのは、それをやった後のZaimへの記録です。
記録画面で「振替」を選び、出金元に「クレジットカード」を選びます。
次に、入金先に「夫のPayPay」を選びます。
クレカで1,000円チャージした時はこのように記録します。
出金元がクレジットカード、入金先が夫のPayPayになっていることが確認できますね。
電子マネーへチャージする際は、理由や場所などを画面のメモ欄に
上記のように併せて書いておくとよいと思います。後で思い出せます。
この振替の記録した後に、残高画面をみてみましょう。
クレジットカードで1,000円分チャージしたので、マイナス1,000円となり、
夫のPayPayは1,000円チャージされた分、890円から1,890円に増えていますね!
これが実際の電子マネーの残高に一致していればオッケーです。
今回の内容はこれで基本は、終わりです。
電子マネーのチャージも、クレジットカードの精算日に行うのと同じく、「振替」を使えば良い
が覚える内容です。
さて、ここからはZaimで電子マネーや、プリペイドカードなどからの出費を記録する際の、
コツというか、やり方というか、考え方を説明していきます。
私は、このほかに「nanaco」や、「Suica」などの電子マネーを持っています。
もちろん、妻もこのほかに「バスカード」のようなプリペイドカードを持っています。
でも、残高の画面に、そんなものはありません。
ここにないということは、記録するときに出金元から選ぶことができないのです。
つまり、夫は自分のnanacoやSuicaを使った記録を、家計簿につけることができないということになります。
これは問題でしょうか?
いいえ、問題ではないのです。
では、なぜ「夫のSuica」は口座に設定していないのに、「夫のPayPay」は口座に設定したの?
となりますよね。
この2つの違い、何でしょうか。
それは、チャージした時点で出費としてしまうのか、そうでないのかの違いなのです。
利用目的(出費の内訳)が1つなのか、複数なのかという意味としてとらえても大丈夫です。
私(夫)の場合、Suicaの利用目的を交通費のみとしています。
Suica → 交通費にしか使わない。
PayPay → いろいろな買い物に使う。食品もあれば日用品もあれば、外食や家電もある。
もし、私がSuicaを交通費以外の、例えば駅の自販機でSuicaでドリンクを買うのに使うとするのであれば、
この口座の部分に「夫のSuica」を追加して、使うたびに家計簿に記録しなくてはなりません。
もしですよ、Suicaの項目を口座として作って、振替で都度チャージして、
電車に乗るたびに、その都度、電車賃がいくらなのか出費として記録していく
これはとても面倒です。そしてこれをやったら、記録がきっと漏れます。
だから、目的が1つの電子マネーは、チャージした(もしくは買った)時点で、出費として記録してしまうのです。
例えば、夫の財布の現金を使って、電車賃として1,000円をSuicaにチャージしたとしましょう。
それはこのように、チャージした時点で、1,000円をもう「交通費として使ったよ」という出費の記録としてしまうのです。
利用目的が1つなので、支出の記録も必ず同じカテゴリになります。
この場合は交通費ですね。
この例の支出元は夫の財布(現金)からです。
クレカからチャージしている人なら支出元をクレカにすれば良いだけです。
後でわかるようにメモにSuicaチャージと書いておきます。
夫の財布から1,000円が交通費として出ていきました。
減った1,000円分は、Suicaの中にあります。
あとは、このSuicaを使ったとしても、電車に乗るたびにZaimへ記録する必要はありません。
なぜなら、もう交通費として1,000円を使ったものとして記録したからです。
このように、目的が1つに定まっているもので、残額を細かく把握しなくてもよいものでしたら、
あえて口座として管理する必要はないのです。
同じように、「妻のバスカード」も、バスカードを買った時点で交通費の出費としてしまえば良く、
残額を細かく知る必要性が低いので、口座には登録しないのです。
もう1つ、電子マネーでなくても、現金でも同じ考えを適用する場面があります。
例えば、小遣いが現金1万、毎月あるとします。
これを、夫・妻がどう使ったかいちいち記録したくない。というケースがほとんどでしょう。
その場合は1万円を、小遣いのカテゴリで出費の記録をして、使ったことにしてしまえば良いのです。
あとはその1万円をいつどう使おうが、自由です。
家計簿上ではもう記録した時点で使ったことになっているからです。
ちょっと難しかったかもしれませんが、理解できましたでしょうか。
ここまでのZaimで家計簿(その1)~(その5)まで書き終わったので、
全部読めば一通りZaimは使いこなせるようになると思います。
次回は、予算の設定について書きたいと思います。
不明な点があればコメントいただければと思います。
それでは