Zaimで家計簿(その4) 口座を設定してみよう カード編 | Zaim家計簿の使い方ブログ

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Zaimアプリでの家計簿の付け方です。

前回のその3のブログで、Zaimの口座の基本的な設定を行いました。

 

そこで次回に続くで残っていた、クレジットカードの口座への設定について書きます。

 

これができてしまえば、あとは予算をたてて記録するだけ!

スタートまでもう少しです。

 

 

設定の前に、どのような概念でクレジットカードを設定するかについて書きます。

 

Zaimでは、クレカの精算(記録)の方法は2種類あると思っています。

 

1.カードの精算日(口座引き落とし日)にまとめて記録

2.カードを使うたびに都度記録

 

 

1のやり方は、精算日に記録が莫大になり、負担が大きいです。

うちは毎日カードを使うので、カードの利用回数が半端ではありません。

都度、記録していかないとやりきれません。このため1のやり方は厳しいです。

 

そして、クレカの精算は、家計簿上はくせものです。

だいたいが、後払いで翌月末に精算となるからです。
そうすると、今月クレカで使った額が、来月の家計簿の支出として記録しないといけない。

となってしまうのです。

 

もうわけわかりませんね、こうなると。

 

 

 

私のやり方は、後者(2番)の、カードを使ったらそのタイミングで記録です。

すごくシンプルで簡単です。

 

なぜならば、記録の方法が、現金を使うときとまったく同じだからです。

 


おそらく、Zaimを利用していて、カード払いメインで生活している人のほとんどの方は、

後者の2番のやり方を使っているはずです。簡単でシンプルですから。

 

先日のブログで、カード払いのデメリットとして挙げたこの項目が解消できます。

(×) 後払いだから、家計簿のつけかたが面倒になりよくわからなくなる

 

 

 

 

では、実際のやり方をみてみましょう。

 

前回のブログの続きです。

残高のうち、クレジットカードは後回しにしていましたが、ここを変えていきます。

 

 

まず、Web明細などでカード利用歴をチェックします。

そして、クレジットカードの残高を編集します。

 

クレジットカードの残高には、この値を入れます。

口座引き落としされていない、未精算となっている額を、マイナスとして初期設定。

マイナス額が入らない場合は、いったん0円で作ってしまい、その後に手動で何か買ったことにしてその額を入力してください。

 

これがZaimの良い点です。

マイナスの財布を作れるのです。

これがあるおかげで、クレカ利用時の即記録ができるようになるのです。

 

初期値をマイナスで設定できなかったら、0円で作った後で、

 例えば「クレカ未精算額」として適当なカテゴリで、未精算額を出費として記録すればOKです。

 

 

以上、ここまでで、口座の設定は完了です。

ここまでできてしまえば、あとはお買い物にあわせて、支出を記録していくだけです!

 

 

 

では実際に、支出の記録のやり方を3パターンで、例を交えてみていきます。

1.財布のお金(現金)でお買い物した場合

2.電子マネーでお買い物した場合

3.クレジットカードでお買い物した場合

 

 

 

まずは財布のお金(現金)のお買い物の場合

 

1,000円を例えば、夫が現金で食料品に使った記録を行います。

 

支出元へ、「夫の財布」を選択します。

記録前、夫の財布には5,126円ありました。

 

記録した後に残高画面を見ると、

夫の財布から、1,000円分が引かれて、4,126円になっていますね。

 

 

次は、電子マネーでお買い物した場合

2,000円を例えば、妻がnanacoで日用雑貨を買った記録を行います。

 

支出元へ、「妻のnanaco」を選択します。

記録前、妻のnanacoには3,487円ありました。

 

 

記録した後に残高画面を見ると、

妻のnanacoから、2,000円分が引かれて、1,487円になっていますね。

 

 

 

最後は、肝となる、クレジットカードでお買い物した場合です。

 

3,000円を例えば、カードで洋服を買った記録を行います。

 

支出元へ、「クレジットカード」を選択します。

記録前、クレジットカードにはマイナス15,000円ありました。

マイナスなのになんで買えるの?というのが不思議かもしれませんが、読み進めてください。

 

 

記録した後に残高画面を見ると、

クレジットカードから、3,000円分が引かれて、マイナス18,000円になっていますね。

マイナスの額が大きくなりました。

 

このクレジットカードは、カードごとにわけてもいいですし、1つにしてもいいです。

例えば、「夫の楽天カード」、「妻のイオンカード」のようにしても良いでしょう。

 

我が家の場合、カードは何枚もありますが、どのカードを使ってもこの

「クレジットカード」の名前の支出元で、記録しています。

支出元を複数から選ぶのが面倒だからというのもありますし、

カードごとに支出元をわけていたら、はみだして1つの画面内で確認できなくなってしまうからです。

 

 

 

さて、ではマイナスになっているクレジットカードの額はどうなっちゃうの?

が疑問に残りますよね。

 

 

ここからが重要なポイント、クレジットカードのZaimでの精算方法です。

 

 

振替というものを使います。

 

クレジットカードの精算日(口座引き落としの日)になったら、振替という操作を行えばよいのです。

 

 

まず、「記録」の画面を開いて、「振替」を選択します。

次に、出金元にクレジットカードの支払い口座を選択します。

 

この例では、生活費口座からカード利用額が引き落とされる場合を想定して説明します。

画面で生活費口座が出金元になっていますね。

 

次に、入金先を「クレジットカード」にします。

 

最後に、口座からクレジットカードの利用額として引き落とされた額を記録します。

この例では、18,000円が引き落とされた記録をしています。

 

この引き落としの額は銀行口座の引き落とし履歴をネットで見てもいいですし、

クレカ会社から紙の明細をもらっている方であればそれを見てもいいですし、

銀行口座の通帳に記帳して、その結果を書いてもいいのですが、

基本は、引き落とされた日に即記入なので、ネットなどで額を必ず確認するのが良いと思います。

 

 

この振替の記録をするとどうでしょう。

残高画面を見てください。

 

さきほどまでマイナス18,000円だったクレジットカードの額が0円に精算されています!

そして生活費口座からは、引き落とされた18,000円が引かれています。

 

 

理解できましたでしょうか。

 

このやり方にはこんなにメリットがあります。

 

●クレカ払いをしても、現金と同じく、Zaimへ即記録ができて

●口座引き落とし日に、振替の記録をすればよくて

●クレカを使っている額が、この残高画面でマイナスの値で確認できる

●カード明細が届かなくても、Zaimに都度記録されているのでカードをいつどこでいくら使ったかがわかる

 

 

そして、

 

(×) 後払いだから、家計簿のつけかたが面倒になりよくわからなくなる

 

このデメリットがなくなるのです!爆  笑

 

 

カードを使っても、家計簿上は今月の出費になるのです!

(実際のお金が出ていくのは来月ですが、家計簿上は今月の出費として記録できます)

 

 

だから、Zaimはとっても便利。

 

 

我が家の場合、ほとんどの支払いがクレジットカードで現金をほぼ使いません。

クレジットカードを毎日使うような家庭では、口座引き落とし日に振替しても、0になることはありません。

常にクレジットカードの項目はマイナスの値になりますが、そこは問題ありませんニコニコ

マイナスになっているのは、ただの未精算の額なのです。

 

 

続いて、この振替を使う場面が他にもあるのでそれを説明します。

具体的には、電子マネーのチャージです。

 

次回に続きます!