4⃣-①PLACE OF RECIEPT:貨物の荷受地 PORT OF LOADING(POL):貨物に積出地
このふたつの違いは、船会社のオプションで貨物を受けた場所から必ずしも積み込む訳ではないために設けられています。
例えば、大阪と神戸は距離が違いことから「貨物は大阪で受けて、船の出港は神戸から」というような場合があります。
これは、船を近距離のふたつの港に入出港させるより、ひとつの港にまとめることにより、
船会社は時間や費用を減らすことができるという利点もあるのです。
もちろん、離れた港でも船会社の手配で積出地まで、貨物を移動させることもあります。
4⃣-②PORT OF DISCHARGE(POD):貨物の荷揚地 PLACE OF DELIVERY:最終荷渡地
荷受地と同じことで、最寄りの港で船から貨物を揚げたあと、船会社の手配で最終地まで運びます。(前項の神戸-大阪港間など)
5⃣-②DESCRIPTION OF PACKAGES AND GOODS:積載する貨物の商品内容と個数 5⃣-③GROSS CARGO WEIGHT(G/W):積載する貨物の梱包後の重量 5⃣-④MEASUREMENT(M3):積載する貨物の容積 5⃣-⑤TOTAL NUMBER OF CONTAINERS OR PACKAGES:積載するコンテナの合計本数、もしくは貨物の合計個数
--FREIGHT&CHARGES--:海上運賃と諸チャージ
輸出者負担でも、輸入者負担の場合でも、あまりここに運賃を表示することはありません。 「FREIGHT AS ARRANGE」という文言になっていることがほとんどで、
AS ARRANGEを取って「アズアレ」という言い回しがされます。
運賃やチャージ関係は、B/Lとは別にDEBIT NOTEで請求がありますので、ここに載ってなくても問題ありません。
また、輸出者が商品代に運賃込みで手配している場合は、詳しい海上運賃など相手に知られたくもないですよね!
6⃣-①PLACE OF ISSUE:B/L発行地 6⃣-②DATE OF ISSUE:B/L発行日 6⃣-③SHIPPED ON BOAD DATE:本船積載日 6⃣-④SIGN AS CARRIER OR AS AGENT:船会社もしくは船社代理店の署名