皆様ごきげんよう。怒り方コンサルタント、矢野です。初めましての方はようこそ。私の自己紹介はこちらです

 

 昨今、残念なことに感情コントロールが出来ていない大人が増えているそうです。何かといえばキレたりごねたり。悪くすれば思い詰めて自分を傷つけたり犯罪に走ったり。

 

 周りの大人に安心できないというのは、大人はもちろん、子どもにとってもいい環境ではありません。

 

 ということで今回は感情コントロールって、みんなはいつ教えてもらっているの?について書いていきます。

 

 

 現在日本では、感情コントロールは自己責任の範疇で、一部を除き学校や職場で教えるものとして扱われていません。ですから感情コントロールを学びたいと思ったら自分で学ぶ場所を探すしかありません。私も血眼で探しました。

 

 感情コントロールは教えてもらえるスキルではなく、自分で学ぶ場所を探してやっと得られるスキルという扱いなのです。

 

 さらに、感情コントロールを教えている組織や団体は多く、提供している内容がピンキリなので、真っ当な知識やスキルを教えてくれるところを探し当てる必要があります。

 

 検索で私の講座に来てくださった皆様、大変だったでしょう。ありがとうございます

 

 

 どうして怒りの感情コントロールが自己責任として扱われているのか、その背景として、代表的なものを考えてみました。

 

・日本にはそもそも怒ることがスキル=技術だという認識が無かった

・人前で感情を出すことや、怒りの感情に振り回されるのが恥ずかしい、という考え方があった

・狭い地域の人間関係のなかでうまくやっていくために、表面上は穏やかに振舞う文化があった

 

 ひっくるめていうと昔から怒りの感情にあまり目を向けてこなかったのです。なので、怒りの扱いについての選択肢が少ないく、怒りの扱い方に個人差があるのです。

 

 

 もう少し濃い話をしていきますね。

 

 わたしたちは、怒りの感情は人を良くない行動に走らせたり、人間関係を壊すものだから、自分でしっかりコントロールしなさい、ということを学校や家で言われます。

 

 しかし具体的にどうすれば感情をコントロールできるか、約10年前、日本にアンガーマネジメントがやって来るまであまり言語化や一般化がされていませんでした。

 

 アンガーマネジメントというスキルが日本に知られるまで、私たちは怒りの感情コントロールをスキルととらえておらず、本人の努力や才能でできるものと考えていました。

 

 そのため、今も自己流で怒りを扱おうとして失敗する人は沢山います。昔の私もそうでした。

 

 

 その反面今も昔も、教わらなくても感情コントロールが上手な人がいました。昔からある「年を取って丸くなる」というのは感情コントロールが上手にできる人を指す言葉です。

 

 けれどそれはその人だけが経験を通して見つけたコツや、その人だけができる行動を通して感情コントロールを行うもので、再現性が低かったり、習得に長い年月がかかるものでした。

 

 なのでそのコツや行動を試しても効果が無かった人は「きっとあの人は人格者で成熟した精神を持っているから感情コントロールができるんだ」と憧れたのです。そしてスキルという観点は置いてけぼりのままとなったのです。


 

 もう少し身近な例で話してみましょう。

 

 生まれつきの才能や優れた人格者だからできると思われていたけれど、今ではスキルとして知られているものはいくつかあります。たとえばリーダシップやコミュニケーション、ハウスキーピング(家事)、そして感情コントロールです。

 

 実は私のもうひとつの専門分野、睡眠もスキルです。ちなみに短時間睡眠者は偉人や天才の証ではなく、遺伝的な要素でおおむね決まるとわかった時のざわめきは興味深かったです。

 

 短時間睡眠はスキルではないので、短時間睡眠を繰り返して「私は短時間睡眠でオッケー」と思い込む(睡眠不足を自覚しなくなる)ことはできますが、遺伝的な要素を持たない人は体にダメージが蓄積していくだけなのでおすすめしません。

 

 

 話を戻しましょう。上に挙げた中で一番イメージしやすいのはリーダーシップでしょうか。

 

 リーダーシップに必要なものは?と聞いた時、それがスキルとして認識されていなかった時代の答えはこういうものでした。

 

・カリスマ

・行動力

・運の強さ

 

 時は流れ、リーダーシップがスキルになった現代ではこうなりました。

 

・問題解決スキル

・チームビルディングスキル

・コミュニケーションスキル

 

 リーダーシップを求められる職位についた人は、これらのスキルを学んだり実践を通して身に付けることができます。嬉しいことに問われるのは才能や人格ではなく、スキルが有るか無いかで、そのスキルは後付け可能なのです。

 

 怒りの感情コントロールも同じで、カッとなったときの怒りの衝動コントロールスキルをはじめ、複数のスキルを身に付けることでできるようになります

 

 逆を言うと、スキル=技術はそのスキルを学び、繰り返し練習をしない限り身につかないと言えるのです。

 

 

 いかがでしたでしょうか。今回は感情コントロールって、みんなはいつ教えてもらっているの?について書いてみました。

 

 現在日本では、感情コントロールは自己責任の範疇で、一部を除き学校や職場で教えるものとして扱われていません。ですから感情コントロールを学びたいと思ったら、自分で学ぶ場所を探すしかありません。

 

 現状感情コントロールは教えてもらえるスキルではなく、自力で探し当てるスキルという扱いなのです。

 

 さらに、感情コントロールを教えている組織や団体は多く、提供している内容がピンキリなので、真っ当な知識やスキルを教えてくれるところを探す必要があります。

 

 

 怒りの感情コントロールなら、世界最大のアンガーマネジメント組織、ナショナル・アンガーマネジメント協会の日本支部(一社)日本アンガーマネジメント協会の講座や本が一番おすすめです。

 

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