皆様ごきげんよう。怒り方コンサルタント、矢野です。初めましての方はようこそ。私の自己紹介はこちらです

 

 

 情報技術の進化により、二次元三次元問わず推しとの距離を身近に感じやすくなりました。推しやその運営サイドからの発信頻度も上がり、推しが訪れたり食べたものにも触れやすくなっています。

 

 ちなみに推しが訪れたり食べたりした店や、推しの活動拠点となった地域などにファンが足を運ぶことをネットスラングで『聖地巡礼』と表現します。

 

 例えばガルパンの舞台、茨城県大洗町は聖地巡礼で町おこしを成功させています。

 

 他にもゲゲゲの鬼太郎ファンの私であれば、水木しげる先生の故郷境港や(ちなみに生誕の地は大阪)、ゲゲゲの森があるとされている調布の布田天神の森の奥を訪れることが聖地巡礼となります。

 

 そうそう、水木しげる記念館リニューアルオープンおめでとうございます!境港、また行きたいです。

 

 話を戻しましょう。推しとの距離を身近に感じやすくなっただけならまだいいのですが、最近では推しを実際に身近な存在として扱ってしまう人達が出てきました。

 

 他者との距離感を誤ってしまう人のことを、またネットスラングで恐縮ですが、「距離感がバグっている」と表現します。

 

 ということで今回は、距離感がバグっちゃう人たちについて書いていきます。

 

 

 距離感がバグると、推しの言葉や態度を都合よく解釈して、日常の人間関係で考えても失礼なことを言ったりやったりしてしまいがちで、しかも自分だけはそうしても許されると思い込みやすくなります。

 

 私は怒りの専門家であると同時に、根の深いオタクでもあります。推し活の中で人が集まるとルールができ、怒りが生まれます。

 

 このテーマでは、できるだけストレス少なく推し活をしたい人のサポートになりそうなことを書いていきます。通奏低音のように流れているテーマは「推しに迷惑をかけるのダメ、絶対」です。

 もちろん全て矢野の視点からの内容なので、あくまで参考程度にご覧ください。

 

 

 さて、私の観察範囲では、距離感がバグっちゃう人には、大きく3つの傾向があります。

 

 それがこちら。

■推しをコントロールできると誤解している

■推しを支えるのは自分だけだと信じている

■自分を正当化し、責任は全て周囲に押し付ける

 

 なぜこの3つかというと、これらの傾向があると自分があたかも推しの保護者か上司になったように錯覚したり、周りの人や推しの努力や協力が足らないから満足な推し活が出来ない、と考えてしまいやすくなるからです。

 

 満足のいく推し活の姿はあくまで自分だけのものですので、それを持っていること自体はいいのですが、推し本人や周囲に押し付けることは避けたいものです。

 

 

 1つずつ、もう少し詳しく語らせてください。

 

■推しをコントロールできると誤解している

 推しにもっと活躍して欲しいと考えるのはどのファンも同じでしょう。しかしその為に、例えばあの企画やイベントをやれ、これを着ろ、こう言えなどを強く求めてしまうと、推しとの距離感がバグっていると言えます。

 

 アドバイスの形を借りた指示や要求は、実は自分の支配欲を満たすためにしていないか、気をつけておきたいところです。

 

 推しの発言や行動の決定権は自分にない、ということを理解して、「私が言ったんだから聞かないのはおかしい」ではなく「聞いてくれたら嬉しいな」くらいの気持ちにできるといいですね。

 

 

■推しを支えるのは自分だけだと信じている

 推しには自分がいないと、守って支えないといけない、と考えることは推しがいる人なら共感できる感覚でしょう。しかし推しがそれを望んでいないとき、ちゃんと引き下がっているでしょうか?

 

 もっと言うと、自分がファンをやめたら推しが傷ついたり、活動を停止すると思っているなら距離感がバグっている恐れがあります。

 

 推しの心を支えているのは自分1人、だからお金も睡眠時間も全て推しに捧げよう、推しもそれに応え、喜んでくれる、と考えるのは気持ちがいいですが、実際はそうではありません。

 

 そこまで来ると推し活というより、執着や依存と言われてもおかしくないですし、行き過ぎると専門家のサポートが無いと元に戻れなくなることがあります。線引きをしておくのは大事です。


 

■自分を正当化し、責任は全て周囲に押し付ける

 自分の推し方が唯一無二で、推しに歓迎され喜ばれる推し方だと信じること自体は構わないです。けれど推しがそれを拒絶したり、推し仲間から苦言を呈されたりした時、受けとめられない人がいます。

 

 自分のことを理解しない、受け入れない推しや推し仲間に怒りを感じていないでしょうか。ここで自分の距離感がバグっていなかったか?を振り返るという視点がすっぽり抜けてしまう人がいます。

 

 責任を自分以外に押し付けて、自分が正しいということを主張しているだけでは、溝は深くなるばかりです。どうして推しと周囲がそういう反応をしたか、振り返らないとズレは大きくなるばかりなのです。

 

 

いかがでしたでしょうか。今回は、距離感がバグっちゃう人たちについて書いてみました。それにしても長い!読んでくださって本当にありがとうございます!

 

 

 距離感がバグると、推しの言葉や態度を都合よく解釈して、日常の人間関係で考えても失礼なことを言ったりやったりしてしまいがちで、しかも自分だけはそうしても許されると思い込みやすくなります。

 

 私は怒りの専門家であると同時に、根の深いオタクでもあります。推し活の中で人が集まるとルールができ、怒りが生まれます。

 

 このテーマでは、できるだけストレス少なく推し活をしたい人のサポートになりそうなことを書いていきます。通奏低音のように流れているテーマは「推しに迷惑をかけるのダメ、絶対」です。

 

 

 もし距離感がバグっちゃう人の傾向に心当たりがあったり、推し仲間がガッツリ該当して困っている時は、矢野が開いているアンガーマネジメントの講座か、個別セッションに来てください。

 

 怒りについて学んだり、赤の他人(矢野のことです)の専門家に今の状況を話すことで、これから先のいいアイデアが浮かびやすくなります。

 

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