弦巻健人の可能性と適正ポジションVol.1
弦巻も今年で23歳。
このままポジションを獲得出来ないようならば、一般的なクラブ(選手)で言うなら今オフにもいよいよ契約満了の可能性が…
とは言え、自分が思うに弦巻はもう少し評価されて良い選手かと。
09シーズン、弦巻の出場試合数は全部で5試合。
その内スタメンは2試合でどちらも途中でベンチに下がっています。
詳しい内訳はこう↓↓↓
33節札幌 後半25分から約20分間出場-シュート1本
34節鳥栖 スタメン出場し前半終了時に交代-シュート0本
44節岐阜 後半41分から約4分間出場-シュート1本
46節岡山 後半33分から約12分間出場-シュート0本
49節熊本 スタメン出場し前半終了時に交代-シュート0本
トータル
出場時間/126分
出場試合/5
ゴール/0
アシスト/0
シュート/2
警告/0
まず自分は弦巻のプレースタイルを全て把握出来るよう、この126分間の出場映像をくまなく見ました。
そこでいくつか見えて来た、弦巻の良い点と悪い点をそれぞれ紹介します。
☆良い点☆
①ショートパスの精度と質が高い
②足の裏やアウトサイドを使い分けれる技術が有る
③トラップの技術が高い
④前へのディフェンス(プレス)の意識が高い
⑤フィジカルがまぁまぁ有る
⑥スピードがまぁまぁ有る
⑦身長が低すぎない
◆悪い点◆
⑧ロングパスの質が低い
⑨カウンター時の戻りが遅い
⑩独力で持って行けない
こんな感じですかね。
良い点で特に目をひくのは①・②・③の三点。
ヴェルディユースで10番を付け、ユース所属時には「東の弦巻・西の柏木」何て呼ばれていたのも頷ける確かな技術を持っています。
面白いのが①と⑧。ショートパスはヴェルディ内だけでは無く、J2全体で見ても異常に上手い方だと思います。
しかし、ロングパスに目を向けると正に真逆。精度が悪いとは言えませんが、あのくらいのキックではサイドチェンジやセットプレーのキッカーとしては期待出来ないかと。
続きは次回…
あっ
富所が二川くらいの選手って言うのは、体格やプレースタイルのことでは無く
選手としてJ1内でどのくらいの存在か…
どのくらいのレベルの選手(レベルって何だろw)なのか…
ってことなのでm(_ _)m
伝わってるかなorz
選手としてJ1内でどのくらいの存在か…
どのくらいのレベルの選手(レベルって何だろw)なのか…
ってことなのでm(_ _)m
伝わってるかなorz
富所悠の将来性
MF 富所悠
1990年4月21日生まれの19歳、身長176cm体重68kg。
恐らく、現在ヴェルディに所属している若手選手の中で、最も将来が有望なのはこの富所でしょう。
富所の魅力
それは体格と足元の技術とスピード、簡単に言うとこの3つです。
まず、身長が176cmも有るMFでこのくらいスピードが有る選手はなかなかいません。一瞬のキレ味は勿論ですが、長い距離を運べるだけのスピードもドリブル技術も有ります。
更に足元の技術に頼るだけでは無く、オフ・ザ・ボール時の動きもサボらずしっかりとこなせます。
適正ポジションは4-2-2-2の攻撃的なMFの位置、或いは4-2-3-1の攻撃的なMFの位置。
3バックなら3-4-1-2か3-4-2-1の攻撃的なMF(中央)の位置。ウイングバックはやらせちゃ駄目、守備に負われる時間が増えるのは富所の魅力が半減です。
あのくらいしっかりとした足元の技術と体格、そしてスピードが有るのですから、早ければ3~4年後にはJ1でもレギュラーとして十分通用するでしょう。
自分の見立てでは、リーグ内の存在としてはガンバ大阪のMF二川くらいの選手にはなれます。これは断言出来ます。
今後大怪我でもしない限りは絶対になれるでしょう。自分は富所に関してそのくらい自信が有ります。
富所ほど選手ならば潰す方が難しいくらいだと思いますし。
冒頭に書いた『ヴェルディの若手選手の中で最も将来が有望』についてですが、このブログを見ている人は「河野がいるじゃん」何て思ってることでしょう。
自分も河野はかなり高く評価しています。スピードと足元の技術だけならば富所以上なのは間違い無く、身長165cmという身長も河野ほどのスピードと技術が有れば問題無し。ドリブル技術だけならば、J1も含め日本人Jリーガー屈指なのは見ての通り。
ただし、河野は自分の技術の使い方やプレー中のゴール(得点のゴールでは有りません)までの道筋が分かっていません。
この道筋をハッキリと分かるようになれば、富所以上の将来性は有ると思います。ただ、現時点ではまだ改善されたプレーは少ないです…。
河野はもっともっとやれます。河野の中には09シーズン終盤以上の良いプレーが埋まっているのは間違い有りません。
富所と河野、この二人には大いに期待して良いでしょう♪