何度も行っている沼津港だけど雨天は初めて。
しかも土砂降りで風が強く、半袖ポロシャツに
ショートパンツ姿で行ったら肌寒くて・・・。
2年半ぶり、大好きなお鮨屋さんへ。
『双葉寿司』
11時40分着、この天候にかかわらず到着時は満席でした。
順番待ち2組目、今回も店内奥の椅子で待機。
店内は昔ながらの雰囲気、BGMなし。
板場の裏側に活けの水槽があるのを今回初めて気付きました。
今も、カウンターテーブル前には手洗い用の水が流れ落ちていて。
なつかしい~です、昔、ここにお鮨を落としたことがあって・・・(苦笑)
前回は一番奥、今回は一番手前入口近くの席へ。
対応してくれた板さんは超ーベテラン風の方で。
いろいろ教えてもらい、またよく笑いました~。
■樽生サッポロビール 黒ラベル 中
クリーミーな泡、しっかり冷えていて、キレキレ。
鮮度感があってうまい!!
焼津にある静岡工場直送だそうです。
スタートは、鮪。
■赤身 南鮪(インドマグロ)
ねっとりと、インドらしい濃厚な味わい。
厚めにカットされていましたね。
■中とろ 南鮪(インドマグロ)
脂がしっかり乗って、しっとりと上品な甘味。
■鰺
お鮨は、1貫ずつ出してもらえるようにお願いをしていますが、
この鰺だけは2貫づけで。
上に万能ねぎとおろし生姜。
しっとりと、みずみずしくて、んまぁ~~い!!
■開運 純米吟醸(冷) 土井酒造場 静岡県掛川市
やさしい旨味、スッキリした余韻。
■太刀魚 炙り 塩
塩と醤油、どちらで食べるかの問い掛けあり。
ふり塩と、軽くレモンを絞ってありました。
皮目が芳ばしくて、身はサクッと、脂あり。
■いさき
この半身から推測すると、結構大きなサイズかと。
「梅雨いさき」と言って、今の時期が一番美味しい。
このサイズ感にしては脂の乗りはそれほどでもなく、
サラッとした味わいで。
■じんどういか(ひいか)
関東では「ひいか」と言ったほうが馴染みがあるかもしれません。
サイズ大きめ、厚め、サクッとパキパキ、ほんのり甘味の余韻。
■金目鯛 炙り 塩
皮目の芳ばしさが良い。
脂の乗り感はさほどなく、さっぱりした味わい。
■かつお(雌節) 千葉県
3.8kg 物だそうです。
腹側、厚く切り!!
上に万能ねぎとおろし生姜。
サクッと、みずみずしくて、しっとりした舌触り。
この時期にこんなに!!って思ったぐらい脂の乗りすごくて。
甘味があって、めちゃめちゃ美味しい、最高ーー!!
■かつお(雄節) 千葉県
かつおがあまりにも美味しくてお替り。
背側皮付き。
脂のサシの入り方がスゴイ!!
赤身のコクと脂の甘みのバランスが良い。
今まで食べたかつおの握り鮨では、
この2品が断トツで1番美味しかった。
日本酒がすすむ。
■臥龍梅(がりゅうばい) 純米吟醸(冷) 三和酒造 静岡市清水区
先に飲んだ「開運 純米吟醸」よりコクがあるような味わい。
■あかはた
身が締まって上品な旨味、甘味あり。
■とこぶし煮付け 伊豆大島
箸休めにつまみちょこっと。
プリプリでやわらか~い。
大きい肝でしたよ、苦味がまったくなくて。
肝ですが、緑がメス、白がオスと板さんが教えてくれました。
味自体はそれほどかわらなそうです。
■穴子
活け物、産地は・・・、地物ではなさそう。
九州方面かも。
芳ばしくて、ふっくらと。
大きかったですねぇ~、食べ応えあり。
■すきみ巻き 南鮪(インドマグロ)
「双葉寿司」へ来ると必ず頼む〆の逸品。
皮目や筋のすき間、脳天などをスプーンで身を削ぎ落し、
いろんな部分をよ~く練り混ぜ合わせた鮪のすき身。
いつもより脂分が多かったですねぇ。
厚地の海苔の風味も良くて、絶品の巻き物。
また鮪が食べたくなっちゃって。
■中とろ 南鮪(インドマグロ)
■赤身 南鮪(インドマグロ)
最後の〆に、またビールを。
しっかりしたキレ、冷え、のどに染みる~。
鮪、鰹、穴子以外は駿河湾で獲れた地物。
使用しているお米は、「双葉寿司」が生産者と直結し、
田植え、稲刈りを手伝っているという新潟県岩船郡
関川村産コシヒカリ100%の特別栽培米「せせらぎ米」。
やや大き目のネタと、ぱらっと口の中でほどけるシャリとの
バランスが丁度良くて最高ーに美味しかったお鮨でした。
前回の記事はこちら。
前に行った「沼津港大型展望水門 びゅうお」の記事はこちら。