HSP(Highly Sensitive Person・感受性の豊かな人)について
元AKB48グループのメンバーだった大和田南那さんが、メンバー時代から
HSPの特徴を感じて苦しかった(時期があった)というニュースを目にしました。
私も気質としての敏感さを知ったのは5年前でした。
その後、昨今の「HSPブーム」と言ってしまいそうなほどの様々な情報。
これ自体は社会に認知してもらう重要性から、良いことだと思うのです。
ただ、HSS型の方が情報発信することは多いですが、HSS型ではない方も多くいると思います。
1.これがHSPではない人の言い逃れ「私はHSPです」という口実になってしまうのではないかということ
2.HSPの当事者が「言い逃れする人」の様に扱われること
3.長所であるはずの感受性の豊かさがマイナスに出てしまい、余計に生きづらく感じる事
に、繋がってしまうことを危惧していますし、
恐らくだからこそ、HSPという長所を持ちながら、精神疾患発症まで行く人が増えるのではないかな?
そう感じています。
特に、この日本という国では、人一倍感受性の豊かなHSPという特徴を持つ人には、苦しくなるのではないか
そんな社会だと感じます。
最近では、大きな問題でも、どちらの方が重大問題なのかを考えるのではなく、ただ感情的になって
SNSを利用する人が多いように感じます。
それも私は、感情支配のみであって、その感受性(≠感情性)を発揮する人は責めの対象になっていないかと思います。
私はHSPであることを最近は、他人様には言わない様になりました。
仮に言って知ってもらっても、何かしてほしいわけではないのです。
ただ、あえて言うなら、その人が発言しなかったり、怯えているように見える人がいたら、
何かを感じているのだ(そのことにしっかり考えているのだ)
そう思ってほしいだけです。