今年の10月に、農園のメンバーがガンで亡くなりました。
今年に入ってからずっと具合が悪かったんだけど、まさかそんなに重い病気とは知らず、
その前の週にも、みんなでお見舞いに行って、「また来るね」と話していた矢先の知らせだった。

もう本当にいないのかな。
ついさっきまで話したり笑ったりしてた魂は、一体どこに行ってしまうんだろう。
そんなことを考えた。


そのNさんを偲ぶ会が先週末に開かれた。

人を思うと書いて、「偲ぶ」。
1人1人がNさんとの思い出をぽつぽつと話しながら。

話しているうちに、これこそがNさんだよなと思う。
人の体から抜け出た魂が行くところ。

もともと本人とは別に周りの人の中で、その人は生きていて、
本人も、周りの人の心の中のその人もどっちも本当。
それが片一方になるってことなのかな。


うーん、やっぱりまだ「死」については分からない、実感できてない。

でもこうして集まることができてよかった。
そこに、Nさんのお父さんもお母さんがいて、
おじいちゃんの年齢の人も1歳にならない赤ちゃんもいて、それもまたよかった。

こういう節目は大事。
ただ通り過ぎていく日にならなくてよかった。

ずっと思い出せる。




日々の想いと本と旅
去年、農園の収穫祭がきっかけで知り合った戸沼さん。
娘さんの留学がきっかけで、デンマークが大好きになり、
今では自分でツアーを組んで、行ってしまうほど。

バイタリティや企画力があり、でもやわらかい雰囲気の持ち主で、とっても素敵な女性。
勝手に想いを寄せていましたハート

その戸沼さん、自宅を月に1度開いてカフェをやっていて
そこに、農(あぐり) の野菜を置いてもらえることになりました!!


日々の想いと本と旅

これは私にとって、とてもとても嬉しいこと四つ葉

野菜の販路が広がったこともそうだけど、なによりも嬉しいのは、
戸沼さんのカフェに来るたくさんの人たちに、農(あぐり)のことを知ってもらう機会になること。

農(あぐり)の活動、そこで働くメンバーのこと、
今はどうしても知り合いの中でのつながりになってしまっているし、閉鎖的。

これをもっと知ってもらいたい。

障害者について知ってもらいたいのもあるし、
農(あぐり)では、さまざまな形態や時間で働くことが可能だから
フルタイムでは働けないけど、地域で働きたい人、貢献したい人の雇用になるかもしれない。

それは農(あぐり)にとっても、
地域に住んでいる人にもいいことになり得るんじゃないかと思っている。

日々の想いと本と旅

写真やチラシを使って、アピールキラキラ

ウチ以外にも出店者がいて、
それぞれが自分の想いを持って、作っているものばかり。

例えば、1点物を扱うアクセサリーや

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お米農家3年目の大西農園さん。

日々の想いと本と旅

どのお店も素敵でしたリボン

途中抜けてしまって、買ってもらうところをほとんど見ることができなかったことは
本当に、本当に残念だったけれど、
新たな人のつながりもできたし、すごいいい刺激になった。

私も何かやりたいな、そんな気分になりましたマリオ

戸沼さん、本当にありがとうございました。
あー楽しかった!
日々の想いと本と旅

今週の畑の様子。
なんて美しいのでしょう。

寒い時も暑い時も、ここでは常に新しい芽が出て、緑がある芽

それは、藤枝さんが絶えず畑の手入れをして、常に種を蒔き続けているから。
そして、あぐりのメンバーが毎日毎日、草むしりをしてきれいな畑を保っているから。

今日は、種蒔きの手伝い。
藤枝さんが畝を立てたところに、私が種を蒔いていく。
ほうれん草、赤じくほうれん草、小松菜、グリーンリーフの種。

日々の想いと本と旅

こんな風に種を蒔いていた時、

「あーなんて幸せなんだろう・・」とじんわりした気持ちと
「あーーー!もうこの土に感謝!藤枝さんありがとう、メンバーも大好き!もう本当にありがとう!!」という猛烈な気持ちが、湧き上がってきた。

こうやって土とつながることに対する感謝と楽しさと喜び。
藤枝さんと一緒にやれることのありがたさ。
すぐ近くでメンバーが草むしりしている、その雰囲気。
こういう自由な環境を許してくれている会社。
ここで働けていることの楽しさ、これからへのわくわく感。

本当にありがたいこと。
いろいろ溢れ出して、充満していくのが自分でも分かるくらい。
気持ち的には、空に両手広げて「わぁ~」って叫びたいくらい。


・・・・なのに、こんな風に思っているのに、それを素直に表せない私。
まだまだ恥ずかしさが勝ってしまう。
ダメだよね、もったいない。

この幸せな空間や時間は、ずっと続かないよね。


日々の想いと本と旅

穏やかだけど、確実な1日。

こういう日のことを忘れないように。

あとはもっと素直になる事!


日々の想いと本と旅

知り合いのすすめで、劇団こふく劇場の劇を観に行ってきたイチゴケーキ

「ぜったいおもしろいから!」って勧めてくれたことも嬉しいし、
こうやって、自分では行きつけない情報については、出来るだけ感度を高くするようにしてるアンテナ
きっと見た方がいいというどこかからの暗示だと思うから。


劇の中には、車椅子の人や他にも障害のある人が出てきた。

でも、なんていうかその障害も1つの個性として、偏りも魅力として、
ユニークに捉えられていて、それがいいなぁ、なるほどなぁと思った。

役の中に、1人だけ「昔の学校のオルガン役」という幻想的な役があって
それは歩くのもすこし不自由で、言葉も話せない女の子がやっていて、
でもだからこそ、すごく独特の雰囲気があって、あれはあの子しか生み出すことができない。
適役というか、あそこに役を作り出していることがすごいためいき

劇だから、役として与えられたものではなくて
普段からそうやって思いあえているからこそ、ああいう劇が生み出せるんじゃないかなと思った。


そうやって個性を活かすことって簡単ではないけれど、
相手の気づいていないところも、長所として見つけて、魅力に変えてしまう、
そういうことが実現していて、すごいいいなと思ったのですマリオ

自分もそれを少しでも出来る人になりたいなぁと思う。
「The モテさせ屋手裏剣

やっぱり観てよかった。
自分が何気なくやっていることとか
仕事で身につけた知識とか経験、そのままにしておくのはもったいなくて
もっと交換し合えないかなぁ?と考えていた。

「縫い物得意だから、ちょっとみんなでやってみる?」とか
「この野菜、こんなレシピがあるのよ」とか
「ギター弾けるけど、誰か歌ってくれないかな」とか
それぞれが持っていること、できることをもっと活用したい。

しかも、それが違う世代同士の方が、より効果的だと思う。

日々の想いと本と旅

私はいま週2日、[あぐり]という地域活動支援センターで働いているけれど、
そこの職員や関係者の平均年齢は、きっと50代?いやもっとかもしれない。

なので、私のインターネットや電子機器の知識が異様に重宝されたりする。
今までそれが喜ばれることなんて、ほとんどなかったのに。

それに、もうすぐ80歳になる藤枝さんとの話は、聞くだけで発見があるし、おもしろい。
笑顔を見ているだけで、なんか嬉しくなる。

日々の想いと本と旅


そんなことを考えている時に、地域通貨の話を聞いた。

その地域通貨は、
通帳型の紙に「してもらった事(-)」、「してあげた事(+)」を記入していくとのこと。

おもしろいのは、「してもらった事(-)」が多い人ほど、いいということキラキラ

つまりそれは、マイナスが多い人ほど、
“相手のいいところ(能力)を引き出している”から。

なるほどなーーー上げ上げ

「私ってこんなに素敵でしょ」っていうよりも
「あなたってこんなに素敵なのね」って言える人の方が重要なのではないか?という話になった。

自己アピールが上手な人よりも
周りを輝かせることができる、つまり“上げマン”的な存在。

今はfacebookがあって、どうしても自己アピールの場が多いし
人に頼るのって、いい事とされていないけど、
頼ることで、引き出させる魅力や個性があるってこと。

すごい発見だなぁめがね


何かそれって、前に書いていたこと とリンクする気がする。

日々の想いと本と旅

障害者メンバーの個性や純粋な行動が、
周りを和ませたり、魅力を引き出すキッカケになるのでは?と思う。

ちんどんパレード以来、私の中でむくむくと大きくなっている
“彼らをもっと知ってほしい!” という想いが、より一層深まったのでした。