ウチのベランダに、いつも蝶が何頭も産卵に訪れます。
中には、ボロボロの翅で、もう限界という状態で卵を産み付けています。
そんな健気な姿を見ていると、
『みんな無事に成長させるからね』 という気持ちになります。
卵の数は分かりませんが、
昨年秋は、25匹くらいの幼虫が、
サナギになるために旅立ちました。
しかし、いつもサナギは5匹くらいしか見つけられません。
隣のベランダで、サナギになっていれば良いのですが、
移動中に、鳥に食べられてしまうのか、この時点でもうすでに生存率は2割。
サナギからは、殆どが蝶になっているものと思っていたので、
今回の羽化失敗を目の当たりにし、とても辛く、蝶になる事の難しさを知りました。
この春、残り3匹の羽化を、
まだかまだかと待っていましたが、結局サナギのままで、出てくる事はありませんでした。
無事に羽化出来たのは、5匹のうち1匹だったようです。
冬を越すのは、更に厳しいのかもしれません。
これからも、ベランダに蝶を沢山迎い入れ、無事に羽化出来るよう、見守っていきたいと思います。