地盤改良シリーズ最終回です。
これまでの経緯はこちら。
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今回の地盤改良の一件で勉強したこと、
それは地盤調査は契約前にやるべし。
ハウスメーカーで地盤調査したら、そのままそこで提案された工法でやるしかないのだと思い込んでいましたが、他工法でも強度計算をして支持力を確保できれば施工は可能なのだということを学びました。
相見積をすることにした時に、もう少し下げられると言われましたが、相見積しなければそのままの金額だったということですよね。
他にも安くて良い方法があるならそれを提案してよ、と言いたいところです。地盤に関しては業者に丸投げといった感じなのでしょうか。契約してしまえばそこで建てるしかないので、多少高くても施主はやるだろう…といった姿勢が見え隠れしているような気もします。
そういった意味では、間取りの提案前に地盤調査を済ませ正確な見積もりを出してくれる住友林業の姿勢は正しいんだなということが分かりました(今さらですが)
納得できなければセカンドオピニオンのように、別工法を自力で探して相見積をとったほうがいいです。
次の関門は、我が家の不採用となったエコジオ工法のようにハウスメーカーが別業者の工法や施工を認めてくれるかです。
やはりハウスメーカーは保障や瑕疵を気にして実績のない工法は採用したがりません。提携業者以外だとマージンの上乗せができないということもあるかもしれません。
そのハウスメーカーで建てたいのであれば、ハウスメーカーの認定工法の中で提案してもらうしかないです。
僕は計算された数値を出してもらい、メリットデメリットを含めて納得する説明を頂けたのでエコジオ工法から柱状改良工法へ変更し、ミサワホームで建てることを選びました。
ミサワで、というより、ミサワで提案された、木質パネル工法・制震機能・間取り・デザインにすごく惹かれていて、ミサワが提供してくれる上物が魅力的だったことも大きな要因です。
以上が僕のケースにおける、地盤改良の施工に至るまでの経緯です。
将来的に土地の売却を考えている方にとっては、鋼管や柱状工法はデメリットが大きいと思います。提案された地盤改良工法に納得できないという方は別の土地を探すか契約解除という可能性も出てくると思います。
契約解除となると、早い方が当然早い方がいいです。部材発注後だと大きな解約金が発生します。僕の場合地盤改良を別業者に見積りをとることにした時点で、発注の進行をストップしてもらいました。幸いにも部材発注前だったので、その時点での解約金は25万程と言われました。
建設予定地が地盤改良が必要かどうかは、不動産会社やハウスメーカーである程度予測できると思います。気に入った土地があったら、どんな地盤なのか確認してもらうことが大切です。
僕の場合は改良が必要な土地と言われ、150万ほど想定していました。が、最終的には320万。320万が提示された時には、間取りは固まり、オプションは付けまくり、残しはプランは確定のみといったところまでいていました。そこに地盤改良で170万UPは到底のめない額でした。
そもそも見込みを信じて契約まで済ませ申し込み金100万を払っていました。何か月もかけて作り上げてきた間取りやデザインもありました。
このタイミングで契約解除して新たなハウスメーカー選びから始めることも到底のめない状況でした。
僕の場合はこれまでの経緯にあるように、かなり恵まれたケースで解決することができました。
そんな僕がはばかりながらも、
これから家づくりをしようと考えている方に、声を大にして言いたいです。
地盤調査は契約前にやりなさい!!
文字ばかりですみません!
最後までありがとうございました。