
「困難を困難と思わないために何をしますか?」
※1日1問答えるだけで理想の自分になれる365日の質問より
昨日は、医療用介護施設にいる母のもとへ
施術に行きました。
週に2〜3回、姉妹で交代しながら
母に会いに行く生活を送っています。
母は4年半前、転倒して頭を強打し、
命は取りとめたものの、言葉や体の自由を失いました。
そして昨年11月には、さらに脳梗塞を起こし、
話すことも右半身を動かすこともできなくなりました。
それでも、できることは何か?
そう自分たちに問いかけながら、
写真や動画を見せたり、歌を聞かせたり、
手や足をやさしく動かしたり。
私たち3人姉妹でできる限りのことをしてきました。
その中でも私が続けてきたのは、母への施術。
胸まわりや足指を丁寧にケアし、
母の呼吸が楽に続けられるよう、
そして今ある機能が衰えないように。
結果、ある日、写真で見てわかるほどに肩が落ち、
胸が開き、母の表情まで和らいだように感じました。
母に施術をしながら私は「ありがとう」と何度も伝えました。
その時間は、母に施しているようで、
私自身が何か大切なことを
教えてもらっている気がしてならなかったのです。
ふと思いました。
これは、母に限ったことではないと。
私たち自身の中にも、使われずに眠っている機能があります。
「なんだか疲れやすい」「動きにくい」「呼吸が浅い」……
それは体がサインを出してくれているのかもしれません。
セルフケアで体を整えると、
まだまだ伸びしろがあると気づきます。
体は本当に素直で、ケアしてあげれば、応えてくれます。

だから私は、
「やりたいことを、
笑顔で楽しめる体をつくりたい」
そんな思いを持つ方と一緒に、
施術やセルフケアを通して
寄り添っていきたいと思っています。
もしあなたも、
「今のままではちょっと不安…」と感じていたら、
一歩踏み出すきっかけにしてみてください。
あなたの中にある可能性と未来を、あきらめなくて大丈夫。
体は、応えてくれます。