白山白川郷ホワイトロードの紅葉を楽みながら、ロード沿いの名高い大滝へ
向かいます。
道路沿い、標高９００ｍの「ふくべの大滝」は落差86mの豪快な滝。
蛇谷園地駐車場から遊歩道が整備されていて、10分ほど下ったところに
清流の流れる親谷、日本の滝１００選に登録される姥ケ滝が現れます。
落差111ｍの岩肌をなめらかに流れ落ちる滝。
川底から出る温泉を利用した露天風呂、足湯があります。目の前が姥が滝。
露天風呂はこの足湯のすぐ下、三畳ほどのせまい屋根もない風呂ですが
この日はお湯が張られていませんでした。
紅葉シーズンでこれほどの観光客があってはとても露天風呂に浸かれる
雰囲気ではなく、下呂温泉の川中の露天風呂のように水着でないと
難しいでしょう。
ちょうど３，４日前でしたか、夜のＢＳＴＶ、秘湯を訪ねる温泉女子の番組で、
バスタオルを巻いてですが姥ケ滝を眺めながら入浴するシーンを放映しておりました。
あまり人が近づかないようですが、少し奥へ入ると川岸にお湯が噴出していました。
こんな山奥の川原で水をせき止めて調節して自分で温泉を作ったら
最高の温泉、露天風呂気分でしょうね。
ホワイトロードから白川郷を経て白川村の「白水の滝」へ向かいます。
折角ですから荻町城趾から合掌村集落の全景を眺めます。
ちょうど１０月１４日から１９日にかけて村内の３カ所の神社で名高い「どぶろく祭り」が
開催されます。
大昔、一度だけＴＶ取材に訪れたことがあります。
駐車場へ入る車で大渋滞。城趾展望台下から白川村駐車場を越すまで３，４０分要しました。
いつも訪れるビュースポットのみの訪問です。ここでは人気がありません。
白川村の名前の語源になったとも言われる大白川上流の白水の滝、白水湖へ向かいます。
今冬の多雪で路面の崩落などがあり、１３ｋほどの県道は通行止めになって、９月１８日に
開通したばかり。
連続のヘアピンカーブと車がすれ違えないような険しい道が続きますので覚悟と腕が必要です。
二度目の白水の滝訪問です。
高さ72m、幅8mの滝で、爆音を立てて流れ落ち、滝しぶきは水煙となって立ち上っています。
紅葉との調和が目を見張るよう。 他に３名ほどおられましたが、なんという素晴らしい
景色でしょうと感嘆の声を上げておられました。
道の悪さを乗り越えて訪れた甲斐があったというもの。
白山を水源とする大白川を堰き止めたダムで、白川郷を流れる庄川水系にある御母衣ダムの
水力発電出力を増強する目的として作られたもの。
大白川に流れ出る温泉成分で湖はコバルトブルー一色です。
湖岸に温泉源泉が噴出していました。
今年の夏は通行禁止で近寄れなかったのですが、白山登山の平瀬登山口。
６ｋｍ程で白山頂上です。
白山登山者や観光客を受け入れる白水湖ロッジ。
ロッジで５００円を支払い「大白川露天風呂」へ。
登山客や秘湯好みの方専用で、男女に分かれています。
この日も一人で独占。
９０度を超す源泉と山水を混ぜた、かけ流しです。エメラルドグリーンの白水湖、紅葉を眺めながらの露天風呂は最高、癒されます。 透明ですが硫黄臭、湯花が漂っています。
このお湯はすぐ下の白水湖へ流れますので洗剤は使用禁止、風呂に浸かって暖まるのみです。
昨夏の白水の滝、白水湖
http://ameblo.jp/ksuigyok/entry-11899323935.html
紅葉の色乗り、鮮やかさが今ひとつの感はありましたが、今シーズン初、大自然の
紅葉の美しさを満喫させて頂きました。
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