その前にRTK-GNSSってなに?
RTKとはReal Time Kinematic(リアルタイムキネマティック)の略称で
キネマティック測位法の一種です。
①位置情報(XYH座標値)が既知の測点でGNSS観測
②位置情報(XYH座標値)が未知の測点でGNSS観測
①で受信した衛星データを②へ無線や携帯電話で送信
すると②の受信機が瞬時に(リアルタイムに)解析し位置情報(XYH座標値)を算出します。
超簡潔に説明すると
既知点の座標値-既知点の単独測位値=補正データ
新点の単独測位値-補正データ=新点の座標値です
(私です)
なので既知点から視通が無くても新点の座標値が瞬時に測れます!
(滋賀コンサル様)
ただし、既知点から無線や携帯電話が届く範囲
(我が社のエース)
☆既知点から距離が遠くなればなるほど誤差が大きくなる
☆既知点と新点の2台のGNSS受信機が必要
☆もっと手軽に
そんな声により開発されたのがネットワーク型RTK法
既知点のデータを電子基準点の受信データを基に作成し配信するサービスです!
なので新点のGNSS受信機のみで手軽に位置情報を測れます
(国実コンサル様)
もちろん配信会社からは携帯電話を使用してデータをもらう(買う)ので、
携帯電話の圏外ではRTKは不可能です!
(そんな場合は後処理で計算は可能)
最近のGNSS受信機はネットワーク型RTKに特化した機種が主流になってます!
(スタティック法がオプション)