日記帳

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北野の日記帳

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結構、ブログの更新が遅れてきました。

もう日本に帰国し日常に戻っているので、ブログの更新がかなり遅れてきました。

記憶を遡りながら、出来るだけ書いていこうと思います。

 

●3月24日(金)

この日は、チームのアウェーゲームに帯同。

プラハからバスで約1時間離れたHradec Královéという町のチーム、『Mados Hradec Králové』との対戦です。

 

チームは18時に、プラハ郊外のバスターミナルに集合し、チーム貸し切りのバスで移動。チーム専用バスではなく、その都度、バスを発注しているようです。

ここから約1時間、高速を走り19時にアリーナに到着。

到着時の様子

 

ここから選手たちは控室に入り、着替えを済ませて、直ぐにアップに入るという流れです。

日本だと2時間前までに会場入りしないといけないので、結構タイトですね。平日開催なので、選手の仕事などを考慮すると、この時間になるんでしょう。

 

私は会長と怪我で出場しない選手と、アリーナ内の飲食店でビール飲んだり、コーヒー飲んだり、軽食を食べたりと過ごしまして、キックオフの少し前に観客席へ。

ピッチ内アップの様子

円陣を組んで、キックオフ。時間は20時をちょっと過ぎていました。

 

試合は3-3のドロー。チームとしては格下相手との対戦なので、良い結果ではないのだと思います。

 

前回のホームに引き続き、今回の試合を見て、競技的な、テクニカルな部分は専門ではないので、運営的な目線から、

・試合登録は選手13名。

・試合タイマーは加算方式。サッカーといっしょ。

・審判は主審と第2審判のみ。中継が入ると3人体制になる。

・判定基準、カードの基準はバラバラ。

・選手番号はその試合ごとに登録。ネーム部分をテープなどで貼って出場するのもOK。

・パワープレーユニは、GKユニと違うカラーでもOK

・結構ヤジが凄い。会長やスタッフとお客さんが言い争う場面をよく見ます。

まだまだいっぱいありますが、わかりやすい部分のみを列挙。

 

帰りは、試合終了後20分ぐらいで会場を出発。

22時に出発して、途中、高速のサービスエリア(ガソリンスタンド)などに寄って、ごはん買ったりなんかして、出発したプラハ郊外のバスターミナルに23時30分過ぎに到着。

電車やトラムの最終の時間があるので、選手数名とダッシュして地下鉄の駅に行き、なんとか電車に間に合いました。

 

まあこんな感じのアウェー初体験でした。

今回はプラハから比較的近い遠征だったので、遠方の遠征も見てみたいと思いましたが、今回の滞在中は無理そうです。

そもそもリーグ戦はあと1試合、ホームを残すだけ。

プレイオフの出場は決まっていますが、もう僕が日本に帰ってからなので残念です。

 

次はチェコフットサルリーグの構造を書こうと思います。

●3月17日(金)

この日は、サッカーチェコ1部リーグ、Sparta Praha vs Fastav Zlín を観戦。Spartaのホーム、 GENERALI Arenaに来ました。

この日の段階では、Spartaは3位、Fastavは5位の対決。

平日金曜なので、キックオフは20時15分。

シーズンはほぼ佳境で、このゲームが第21節(全30節)。

 

チェコ1部リーグは、8月に開幕して5月末までのシーズン、12月から1月いっぱいまで約2か月ぐらい長いブレイクがあります。

チケットはメインスタンド側の指定席を当日券で購入。

価格は290チェココルナ(約1,300円)でした。

ピッチから距離も近く、非常に見やすい席でした。

試合の方は、0-0のドローで終了。

なかなか「見応え」はあまりなかったですが、スタジアムの雰囲気などを体感できてよかったです。

お客さんは平日開催ということもあり7,842名でした。

ライバルチームである、Slavia Prahaとのダービーマッチはかなり盛り上がるようです。それは、どの競技も一緒で、アイスホッケーやフットサルもSpartaとSlaviaの対戦は、それぞれのアイデンティティが激突するとても重要な一戦になるようです。

※僕はスペインに行っていたので見ることができませんでしたが、4月2日(日)にSlaviaのホームで、このSlavia-Spartaのサッカーのダービーマッチがあり、約20,000人が入っています。

マッチデープログラムを購入。

Sparta Prahaはチェコの名門チームで、今はドルトムントやアーセナルに所属していたロシツキーが在籍。

過去にはネドベドや現アーセナルのチェフが在籍していたようです。

 

 

前回のブログに書きましたが、チェコサッカー協会フットサル委員会にお邪魔して、計3回、チェコのフットサルについて、取材をさせていただきました。

 

チェコサッカー協会フットサル委員長のMestekさんと。

 

1回目は、会長と一緒に伺って挨拶程度。ペナントの交換などをさせていただきました。

2回目は、本格的に取材を実施。会長と一緒に、語学に自信がないのでチェコ人の友人にも来てもらい、日本語の通訳をしてもらいました。

3回目は、通訳をお願いしていた友人が所用のため来れなくなり、会長も不在の中、1対1で取材を行うことに。僕の拙い英語で取材を行いました。

 

チェコサッカー協会

 

内容としてはこうです。

・チェコでのフットサルの位置づけ、人気について

・どういう組織形態で「チェコフットサル」が運営されているのか

・リーグの構造について

・リーグへの参加要件について

・協会及びリーグのマーケティングについて

・またそのマーケティング成果の分配方法について

・競技環境について(選手の契約形態など含む)

・普及育成の取り組みについて

・グラスルーツの考え方、その活動について

・チェコフットサルの今後の展望

 

「マーケティング」の項目であれば、実際にどういう収入があって、その予算をどのように年間で組み立て使っているのか、などを具体的に知ることができました。

 

どれもこれも興味深い話しが多かったのですが、「普及育成」の項目は面白ったです。

特に「普及」について簡単にお話すると、チェコサッカー協会と政府(教育行政)との取り組みがあります。

これはフットサルの普及を目的として、小学校の授業の中でフットサルを選択できる科目があります。

これは各学校や担任の先生の趣向で、バスケットを選択したり、フロアホッケーを選択したりと、様々な選択肢があるようです。

で、この授業の集大成として、学校単位で参加するフットサルの大会があります。

この大会を各地域のサッカー協会が管理、運営しているようなんです。

学校教育の中でフットサルなど様々なスポーツに取り組ませ、子供たちにとっては自分に合ったスポーツを学校授業の中で見つけることができ、「本格的に取り組みたい」と思えば、地元のスポーツクラブに入会しチームに所属するわけです。

 

日本でも、選手が学校を訪問してフットサルクリニックなどを行うことがあります。僕たちもそのような活動をよく行います。単発的な活動のため、イベント的なもので終わってしまうことがあります。中には、その時の交流でフットサルに興味を持ってくれる子もいると思いますが、ほとんどが「良い思い出に」という内容です。

 

継続的な活動で且つ、本来の目的である『普及』という観点で言えば、このチェコの取り組みが非常に参考になりました。

単なる慈善活動で終わらず、ネクストステップとして、様々なクラブ事業にも繋げていくとができます。

 

全ての取材項目について書くと、かなりのボリュームになりますので、これぐらいにしようと思います。言葉の問題もあり、お話しいただいている内容の理解力に不安はありますが、取材中は音声を録音していましたので、帰国してから改めて聞き直して翻訳たいと思います。

 

まだまだ書きたいとことが山ほどありますが、間もなく日本に帰国します。

この一か月は、今までの人生の中でも非常に濃密な時間となりました。

本当に多くの方に助けてもらいました。どのように恩返しをすればいいのか、簡単な返し方はできませんので、そこもしっかり考えていこうと思います。

 

AC SPARTA PRAHA futsal会長のVětrovskýさんと

 

ちょっと少しテイストを変えて。

僕がチェコに来たのは、チェコのスポーツ環境、とりわけフットサルの環境を知ること、体感することを目的としています。

事務方としてクラブ運営業務を行っているわけですが、海外のクラブ運営や環境を知る機会ありません。選手は海外に出ますが、事務方はあまり海外に出る&修行(研修)する機会がないので、ずっと「海外に行って勉強したい」と思っていました。

かなりミーハー感が強く、サッカー(フットサル)と言えばヨーロッパだと勝手に思っていました。

ヨーロッパにはたくさんの国がある中で、「なぜチェコ?」なのですが、フットサルと言えばスペインなのでしょうが、そこはもうフットサルの専門家の皆さんが様々な活動を行っておられる環境ですので、そこは何もできないので僕では無理だろうと。。。。

実は僕はフットサルの仕事をしていますが、フットサル経験もありませんし、この仕事に就いたのもここ最近です。まだまだフットサル新参者です。

ちょっと話しが長くなりそうですので、シンプルに言えば、みんながあまり知らないところ、且つ、フットサルのリーグがしっかりあるところ、に行ってみようと。

チェコは、大好きでたびたび訪れていた場所ですし、チェコ語の勉強を数年前から始めていた、ということもあります。

 

簡単に今回のプロセスをお話しすると、1年ぐらい前からチェコのクラブチームにアプローチするために、チェコ語で「今回の目的」と「経歴書」の作成を進めていました。

結構時間がかかりました。チェコ語の先生に見てもらいながら(本当にお世話になりました!)、やっと昨年の10月に完成しました。それを早速Sparta Prahaに送ると「受け入れていいよ」という返事が来てビックリ!3月から一か月間お世話になることになりました。

(とても簡単に書きました。もっといろいろなことがありましたが)

 

そんなこんながあり、今、Sparta Prahaの仲間に入れてもらって、日々過ごしています。

 

この滞在中の大きなアクティビティとして、Sparta Prahaの会長に紹介いただき、チェコサッカー協会フットサル委員会に出入りをさせてもらっています。

ここまででご挨拶含め計3回、フットサル委員長に「チェコフットサル」の環境について取材をさせてもらいましたので、次回はその内容を簡単に紹介しようと思います。

 →写真は練習の風景

 

 

 

 

 

 

●3月14日(火)

この日は朝から会長にプラハ近郊の町を案内してもらいました。

今回の目的とはズレますが、日記ですので書きます。

<Veltrusy chateau Zámek Veltrusy>

会長の説明によると、あの第一次世界大戦の発端になった「サラエボ事件」で暗殺された、

オーストリア・ハンガリー帝国の皇太子、フェルディナンド大公の奥さんのご実家のようです。

このあと、チェコの有名な川、ブルタバ川とエベル川が合流するMělníkという街にきました。

とても素敵な小さな街でした。

夜は、チェコで一番人気のスポーツ、アイスホッケーを観戦しにSparta Prahaのホーム、O2アリーナへ。O2は携帯会社ですね、そのネーミングがついたアリーナです。

試合は18時30分から。1時間前に会場に着いたのですが、人でいっぱいです。

チケットは一番安い席で240チェココルナ(約1,000円)。

入り口での手荷物検査があり、空港の荷物チェックと同じ感じです。

で、アリーナの中に入るとこんな感じ。

なんか入る前から、この雰囲気どこかと似てるなあ、と思っていたのですが、東京ドームと雰囲気が似ています。

飲食はいたるところにあり、グッズショップもたくさんありました。

マッチデープログラムを10チェココルナ(約40円ぐらい)で購入。

まだ暗転中。でも、この規模感、演出、「何かが今から始まるんだ」感が、すごい。

暗転の中、特効演出やらMCの煽りやらで選手たちが入場。

そして、選手たちが整列。

得点が入ると大盛り上がり。みんな、タオルマフラー振りまくっていました。

となりの青年がアウェイチームのブルノの大ファンなのか、そのアピールが凄く、隣同士で座っていたので、周りの人から友達と勘違いされ、とても気まずい雰囲気でした。。。

試合終了後、もう少しセンターより写真を撮ってみました。

ちなみに、拳を上げているのが、そのブルノの大ファンで、試合終了後、ブルノの応援側に向かって、叫んでいました。「だったらそっちに行けばいいのに」と思いましたが、いろいろな観戦パターンがあっていいんですね。結果はそのブルノが勝利しました。

 

演出の動画を撮影したり、ハーフタイムのイベントの様子、その他アクティビティなどもチェックしました。非常に勉強になりました。

 

●3月15日(水)

この日は同居人の選手に紹介してもらい、フィットネスジムに来ました。

今週末はリーグ戦が中断するので練習もなく、今週はゆっくり過ごしています。

明日から翌月曜日までは、プラハ郊外などへ出て旅行してみます。