先日のアンダー10初の練習試合はほろ苦いデビューとなった。
柏木の選手たちは大半が今年の4月以降に入部したこともあり、サーブもまともに入らなかったのだろう。
4月に入って新宿柏木クラブには1年生から3年生まで多くの子供たちが入ってきたのだが、この子供たちが1年後や2年後のアンダー10に出場するときは、きっと大活躍をするのだろう。
やはり学年は上であっても1年生からバレーボールを始めた子どもと4年生からバレーボールを始めた子供にはそこに3年間、約何千時間という練習量の差があるのだから、それはしかたない。
たとえば平日2時間×2日間、休日7時間×2日間=18時間×53週間(単純に計算して)として、1年間で単純に954時間の練習量だ。これが平日に3時間×4日間=12時間とすると、休日7時間×2日間=26時間×53週間=1,378時間も練習していることになる。これを3年間かけると、4,134時間だ。まあ、単純計算であり、平日に半日の時もあったり、たまにはお休みがあったりとしても、大変な練習時間だ。
これだけの練習時間量の差を埋めるというのは、まずもって無理なのだから。
と言うことは、バレーボールだけでなく、他のスポーツも同様だが、小学生で活躍しようとすると4年生から始めてはかなりの出遅れ感が否めない。ましてや5年生から始めると6年生になるまでの練習時間がかなり少ないという事実に気が付く。
平日に2日間の練習と休日2日間の練習だけであっても1年間で約1000時間の練習しかできないわけなので、その経験値は絶対に埋められない。
したがい、結論としては、1年生からでも2年生からでも早ければ早いほど良いということになる。低学年の間は遊び的であったもボールに触ることが大切なのだ。
新宿柏木の子供たちの4年生の大半が現在、1年生から始めた選手に比較すると、強豪チームの選手たちの練習時間から推測すると3000時間近くのハンディを背負っていることになる。いやあ、やはりバレーボールは低学年から経験させたい。
が、よくよく考えると、今までバレーボールをやっていなかった3年間、もし勉強をしていたとしたら、3000時間も勉強できたのだ。たぶん、勉強していないと思うが、どうだろう?
もちろん、小学生から難関の国立大学を目指して塾にずっと通っている子どもは年間1500時間以上は学校外で勉強しているのかもしれないが。
結論、小学生がバレーボールを始めるのは1年生からが一番良い!!!
ようするに練習時間の確保と言う意味では早ければ早い方が良いということだ。
計算、間違ってないかな?