FGO バレンタイン2024㊷ 善住坊編 | ヒロこぼら/FGO/バンドリ/ウマ娘他のゲームブログ

ヒロこぼら/FGO/バンドリ/ウマ娘他のゲームブログ

日々のゲームのことを物語調で綴っています。主なゲームはFGO、バンドリ!ガールズバンドパーティ、ウマ娘となります。ゲストと真面目なヒロこぼら、ハチャメチャこぼら、廃課金猫ゴマたち猫がどのように関わるのかを楽しんで頂けたら幸いです。それでははじまりはじまり〜







善住坊:とは言ったものの…どうすべきなんだ?黒色火薬はやりすぎだよなぁ~マスター本気で狙撃しようとしやがったし・・・そうだ!カルデアのマスターに聞きゃあいいんじゃねぇか!
ぐだ子:で?マスターのためにお返しのチョコを渡したいと・・・マスター?

善住坊:ほら、瑞穂だよ、瑞穂!違うか…今は瑞姫だっけか

ぐだ子:瑞穂が瑞姫!?
善住坊:どうした?

ぐだ子:いや、瑞姫は瑞穂の妹だって・・・
善住坊:マスターが瑞穂の妹?なわけねーよ。俺のマスターは瑞姫だからよ

ぐだ子:だ、だまされた・・・あんの異世界の神めぇ!

善住坊:異世界の神?瑞姫が?
ぐだ子:そうだよ?でね?師匠は異世界っ子ミストだったから、異世界の神

善住坊:ん?・・・は?異世界っ子?なぁ、異世界っ子ってなんだ?

ぐだ子:めっちゃカワイイ女の子!瑞穂とは違うタイプかなぁ?ちっちゃくてさぁ。師匠、女の子にもなれるとか・・・何かズルいというか・・・名前は瑞姫だよ?本名は知らないけど・・・

善住坊:あー・・・確かに瑞姫だな・・・
(異世界の神ねぇ…)

ぐだ子:師匠とは違うとか・・・ホントよくわかんないんだけどさぁ・・・もしかして、私がフラレたのはそういうことかぁ!

善住坊:・・・・・・

ぐだ子:聞いてよ!善住坊さん!
あのさぁ!・・・・・・

善住坊:・・・・・・
(あれ?何かこれは…愚痴か?)
なんだ、瑞姫にチョコ渡したのか・・・

ぐだ子:うん、渡したよ?師匠に・・・
善住坊:・・・・・・は?何でそうなるんだ?瑞姫に渡したかったんだろ?

ぐだ子:私が渡したかったのは、ミスト!まぁ、師匠でもあるんだけど…師匠はミストだからね…

善住坊:そうか・・・で?
ぐだ子:フラレた・・・・・・

善住坊:そうか・・・ほれ、これやるよ
ぐだ子:これは?
善住坊:マスター瑞穂・・・いや、瑞姫に渡すために作ったもんだ

ぐだ子:・・・そんなの受け取れないよ
善住坊:いや、味見してくれ。今回はよくできたと思うんだよ!

ぐだ子:そっか味見なら・・・はむっ
・・・・・・・・・・・・・・・・
苦っっっ!草の味がする!
な、何これ!善住坊さん、チョコに何か入れた?

善住坊:しかも、ブレンドだ!

ぐだ子:・・・・・・なぁに入れてんだぁ!


ぐだ子:それで、瑞穂・・・いや、瑞姫?を振り向かせるなんて、ムリ!瑞穂もだけど、瑞姫ってカワイイモテるんだよ!?カワイイお嫁さんもいるしっ!

善住坊:お、おう・・・まぁ、プトレとか武田信玄とか永倉だかが夢中になってたな・・・本気で口説いてたしなぁ…は?嫁?

ぐだ子:そうだよ!そのお嫁さんに勝つなら…善住坊さんがさ、瑞姫と一緒に食べたいチョコをあげたらいいんじゃないかな?

善住坊:なるほどねぇ…確かに、黒色火薬入りとか、山菜入りのチョコなんて、一緒に食いたくねぇよな

ぐだ子:・・・・・・黒色火薬?
善住坊:おう、あげたらよ、そのチョコの銃弾で狙撃されそうになったな

ぐだ子:な、なにやってんのさ?

善住坊:あはは!いやぁ、あの時はさすがにあせった、あせった。でも、一緒に食べたいものを…かぁ。難しく考えすぎてたみてぇだ。カルデアのマスター、ありがとよ。アンタも元気出しな?きっとそうなれない理由があるんだろうからよ

ぐだ子:うん・・・

善住坊(異世界の神かぁ・・・なるほどね。あのとてつもない魔力はそういうことか。一度ちゃんと話をしてみたいもんだな)

瑞姫:・・・・・・ほぅ・・・次は白色火薬入りかな?

善住坊:ちげぇって~、カルデアのマスターに協力してもらってな。

瑞姫:・・・・・・山菜?聞き間違いかな…いや・・・
(ぐだ子・・・山菜入りを食べたのか…)

善住坊:これが俺がアンタと一緒に食べたいチョコさ
瑞姫:これ・・・そっか。いいよ。一緒に食べよっか
善住坊:おう!


そのチョコは私にも送られて来た。手紙には山菜入りのチョコを食べさせたお詫びだってさ。
何のチョコをもらったかって?

それは言えないなぁ~
それはあの2人に悪いからね!

というか・・・瑞姫さぁ・・・なんでまだここにいるわけ?嫁のところに帰ったんじゃなかったのかぁ!


The end


出演
杉谷善住坊

ぐだ子


おまけ
・戻って来た理由・・・

ぐだ子:さて・・・瑞姫・・・帰らなかったのは何でかなぁ?

瑞姫:んー・・・一度帰ったよ?帰る時間を間違っちゃって〜半年以上経っててさぁ・・・
ぐだ子:は?半年・・・なんで?

瑞姫:あはは・・・私のミス。でさぁ、何か随筆みたいなのがあってね?

ぐだ子:うん・・・
瑞姫:読んじゃったんだなぁ~

ぐだ子:それが戻って来た理由と繋がるわけ?
瑞姫:もちろん!それ、楽進ちゃんの日記帳だったわけだよ~
ぐだ子:あー・・・何かわかった気がする

瑞姫:帰って来なかったの、めっちゃ文句が書かれててさぁ…
ぐだ子:だろーね…半年以上だし(⁠ ⁠╹⁠▽⁠╹⁠ ⁠)

瑞姫:読んだのバレてケンカしてぇ〜口聞いてくれなくてぇ〜・・・逃げてきた

ぐだ子:逃げてくんなぁ!

瑞姫:だってさ・・・初日は楽進ちゃんだけで私に挑んできてさぁ、喧嘩2日目は楽進ちゃんの他にマーリンアーサー王が攻めて来たぁ!

ぐだ子:・・・は?マーリン?アーサー王?その世界にも、あの2人いるんだ・・・というか…何で攻めて来るのさ・・・

瑞姫:いるよ?何で攻めて来るかは知らないよぉ~その次の日は〜そのメンバーにウッドハートが加わるとかいう、最悪の展開だった・・・

ぐだ子:・・・もう夫婦喧嘩じゃないね・・・

瑞姫:でしょ~?もう戦争だよ。
ぐだ子:・・・戦争・・・(⁠ ⁠╹⁠▽⁠╹⁠ ⁠)

瑞姫:・・・しかもさぁ、楽進ちゃん、めっちゃ強くなっててね?バリア付いてるんだよ!?こっちの攻撃無効化すんの!コワくて逃げてきた

ぐだ子:・・・それ、早く帰んないとヤバくない?もっとこじれると思う
(いや・・・本気でやったら勝てるんじゃ…あ、本気で戦えないんだ。そっか、好きなんだね)

瑞姫:・・・そう思う?
ぐだ子:間違いなく・・・
瑞姫:はぁ・・・覚悟決めるかぁ・・・

ぐだ子:・・・そうして・・・
(なぜ私は夫婦喧嘩の詳細を聞いてるのか…はぁ)

瑞姫:・・・聞いてくれたお礼に竜神になってあげよっか?
ぐだ子:は?竜神?

瑞姫:師匠って呼ばれてるの竜神だし、ぐだ子ちゃんは会いたいかなって~

ぐだ子:私にまたフラレろと言うのか!この駄女神!ホントに師匠じゃないよね!?

瑞姫:ん?性格は変わるけど…一応、本人だよ?魔神と竜神は神性性格が違うだけで、姿も一緒でしょう〜?でもね?精霊神の時だけはちょっと違うんだよね

ぐだ子:どう違うわけぇ?しっかり聞かせてもらおうか(⁠눈⁠‸⁠눈⁠)

瑞姫:まず、神性と性格の違いは一緒ね?
ぐだ子:・・・それは判る
瑞姫:でさぁ~私、竜神に見えるかな?

ぐだ子:・・・は?

瑞姫:まず、顔違うよね?
ぐだ子:あ、そういえば・・・師匠を女の子にした感じじゃない・・・あと体格が・・・ちびで声も違う

瑞姫:・・・・・・なぜ、ちびを強調するわけ?
ぐだ子:気にすんな・・・胸小さくて耳がエルフみたいなチビ駄女神

瑞姫:・・・・・・
駄女神と胸小さいは余計かなぁ?あとぉ〜私、旦那いるしぃ?男女問わずモテるしぃ?ぐだぐだぐだ子ちゃんとは違うなぁ~

ぐだ子:こいつは・・・

瑞姫:まぁ、そもそも神性違うから、全て別存在なんだけど、精霊神でも、魔神でも、竜神でも他の神性の時の記憶はあるから〜本人と言われても否定できないんだけどね?

ぐだ子:・・・やっぱり、ややこしいな…

瑞姫:でしょ?あ…そっか、私、ぐだ子ちゃんをフッたのか。なるほど・・・カワイイのにね

ぐだ子:複雑だ・・・まぁ、ミストと師匠も違うし瑞姫はもっと違うから判らなくはない・・・

瑞姫:ま、私は女神友達とでも思ってね~
ぐだ子:やっぱり複雑だ・・・

瑞姫:あはは!ちゃんと理解できたかなぁ?おさらいだよぉ?例えば〜好きな人も違うんだよね~竜神は台与ちゃんと大好きっ子。魔神は魔神妃が好きなんだよね。あと、と後はレフィーナって猫ちゃんが好き〜私は旦那台与ちゃんと〜ちゃんと〜楽進ちゃん

ぐだ子:・・・・・・桜だけ共通してるな…あと瑞姫は男女いる・・・

瑞姫:そういえば、そうだね~まず、桜・・・あの子はね、そういう子なんだよ?神性が違っても同じように接してくれる子。あとあと〜ヒト型になれる精霊猫だから、甘えやすいんだよ~

ぐだ子:え・・・ヒト型?
瑞姫:あ、知らなかった?桜はヒトになれる精霊猫なんだよ?桜花や桜雪は桜の子だからヒト型になれるわけ

ぐだ子:・・・そういうことなんだ。それで桜花も冬桜もヒトになれるんだ・・・

瑞姫:そういうことだよ~私はね~好きになったら男女関係ないの〜あ、ぐだ子ちゃんはお友達ね?

ぐだ子:な、なるほどね・・・私も今すっごく複雑な気分だよ・・・

瑞姫:あははっ!だろーねぇ~


この日の会話が瑞姫と仲良く話した最後。
次に会った時・・・彼女は・・・
あの日、師匠が言ってたことは、そういうことだったのかと私たちは思い知らされることになる。

私はよくこの特異点とバレンタインを思い出す。
ミストと旅をして、師匠と再会して、瑞姫と初めてちゃんと話ができた最後の特異点。もっといろんなことを話しておけば良かったと…今になってそう思う。

ここから先の戦いは、私たちにとっても、猫たちにとっても苦しい戦いになったから・・・私たちの南極への道は…ここから始まったんだよね?

師匠・・・


おまけ出演
ぐだ子



あとがき

善住坊編(笑)
彼が最後のチョコに行き着くまでの物語というか、その詳細な物語をブログストーリー版で書いてみようと思ったんだよね。

黒色火薬で終わらせても良かったんだけど…何か善住坊がかわいそうに思えて・・・ね。

最後のチョコはナイショです。
知りたい方は是非ゲーム本編で

あの・・・山菜入りのチョコって・・・どんな味なんだろうね・・・ゼンマイとかワラビとかフキとかフキノトウとかが入ってるのかな・・・
粉状?固形?すっごく気になる(笑)

あまり食べたくないけどね。
身体にはいい・・・のか?


最後のおまけは・・・なんだろうね(笑)
瑞姫ちゃんはぐだ子をフッてないのよ。でも本人とかいう変なやつ(笑)神性が変わると性格や恋愛対象が変わる弊害みたいなものだね。

それをこのアンドロメダ善住坊2回目で書いた感じになります。ぐだ子ちゃんにとっては複雑なんだろうなぁ・・・とは思うよね・・・

でもね、それが理解できないといけないわけ。台与はそれが判ってるから、嫌味は言ってもケンカまではしない感じなんだよ?

あと、竜神、魔神は瑞姫の恋愛対象とはあまり話さないからねぇ。それが解るのがミストの発言。瑞姫の夫は見たことあるくらいとか言ってたよね?

あれ、そういうことです。


一応、次回もバレンタイン2024になるけど、今回が最終回になります。だから、おまけが瑞姫とぐだ子だったんだよ?

我がカルデアのぐだ子にとっては、師匠くんと旅をした最後の特異点だから。それがミストとだったとしてもね。

あたしたちにとっても、この特異点は忘れられないものになりました。FGOのちゃんとしたブログストーリーを書いてもう少しで3年になります。

その間、ずっと一緒にいた2人の最後の物語でもあるからですね。もうこの2人をメインで書くことはないと思います。

ちょっと裏話すると、今の師匠くんはストーリーの邪魔なんだよね。オレだけ強え展開って、あんまり好きじゃないので・・・

だから、こぼらーず神話でも彼の出番は敵が強い草創期だけなわけ。後は端役ラスボスですからね(笑)
ラスボスはいいんだよ?あれは強くなきゃいけないからさぁ(笑)仲間の時は・・・書く上では邪魔でしかないということだね。

次回からは次の特異点の序章になります。


次回4月14日公開予定

じゃ、またね(⁠ ⁠╹⁠▽⁠╹⁠ ⁠)♪