

羊:確かに、敵意を感じません…桜さん、あれの正体に気付いていますね?
桜:ええ。あの試練は死に至るかもしれない呪い…デュボワに相応しくない者の排除が目的のはず
ぐだ子:うん、あの説明だとそうだよね
桜:では、発動者はどうでしょうか。発動者もデュボワの人間のはず。では、この試練を開始する者は何の影響もないと思います?
ぐだ子:!?まさか
桜:このような試練を考えつく者なら、後継者を育てられなかった者に対してもそうするのでは?言動に関しては、呪いの影響によるものでしょうから気にする必要はないかと。まぁ、本心でしょうけど。そんな夫人に取り憑くのは、この呪いを創った者…
モレー:もしかして・・・
桜:そうですよね?デュボワ家のご先祖様?
全員:!?

夫人:ああ…やはり、迎えに来たのですね…わかっています…本当に愚かなのはこの私…子は親を映す鏡ゆえ…全ての罪は私にこそ在る・・・
ぐだ子:!?夫人が・・・消えた?
桜:ですから、申し上げたはずですよ?レオンが失敗した時点でこの試練は終わったと。クロードが試練を受ける気がない以上、そこで終わっていたのです…誰が見殺しにしたのでもない。貴方がたに資格がなかっただけです。では私がこれを伝えていたらクロードが試練を受けたか・・・答えはいいえ
ぐだ子:え?
クロード:・・・・・・
桜:そうでしょう?母親の命がかかっているのにも関わらず、動かなかったのですから。これは最初から言われていたことですよ?イジワルで教えなかったわけではありませんので
開祖:そこまで理解していたか
桜:この呪いの趣旨から考えると、これは発動者にも及ぶと考えられます。夫人はそれを犯人役でどうなるかを最初に伝えていた…そう考えると納得できますね。まあ、私たちには関係のないこと…こちらの方々がどう解釈するかですからね。ですから必死に母親を救おうとした3人の息子たちを少しだけ評価した。そういうことだと、私は思います。夫人も覚悟はしていたはず…でなければ、やはり…とは言いませんよ?
開祖:そこまで理解するか、異世界
桜:理解ではありません。私が推理したのは偽装誘拐まで。これは出来事を踏まえた上での解釈です…レオンの失敗で終わりと感じたのは事実ですが、それは貴方の関与ではなく、夫人自らが呪いによって死に…愚かな息子たちに示すものと思っていましたからね
開祖:そうか。

開祖:故に…その穢れた魂をもって…名家断絶の罪を贖(あがな)わん・・・


開祖:貴様らを口汚く罵った母を…なぜそうまでして助けようとする?寧ろ、異世界の方がお前たちを理解していたと思うが
レオン:それは・・・元はといえば、オレの不出来が招いたことだからだ。そりゃあ厳しいばかりの母親だったが、いつもはあんな事を言う人じゃねぇ。いや…でもあれは…ずっと腹ん中に溜め込んでいたことなんだろうな…くっ…オレが誇れるようなヤツじゃなかったから…おふくろを追い詰めちまったんだ…
アラン:そんな!兄上だけのせいではありません…私も同罪です!
ロベール:そうだよ。僕だって…何も期待に応えられなかった・・・
クロード:兄さん・・・


開祖:そして、各々の覚悟を示す秘宝を差し出し…誰か1人だけでいい…我を納得させよ。刻限は明朝…山嶺で待っているぞ・・・
桜:二度目のチャンスですか…貴方も甘いことですね…私なら許しませんわ
開祖:言っていろ・・・異世界の神
ぐだ子:夫人が連れていかれてしまった…
桜:これは温情。ずいぶんと優しい開祖ですわ
ぐだ子:桜・・・
桜:私なら二度目は与えませんから
羊:私は…どうしたら・・・
秋桜:君がやるべきことをしたらいいんだよ…羊はずっと何をしてきた?
羊:・・・そうですね
The end
出演
ジャック・ド・モレー剣
ジャック・ド・モレー
ぐだ子
デュボワ家の方々
次回10月7日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪