・終わり…始まりの詩・上
ぐだ子:な、何か、トラロックも召喚されたって?
ダ・ヴィンチ:あぁ・・・しかもだ、あの彼女は花嫁グループ並みに強い・・・
マシュ:まさか・・・聖杯を!?
ダ・ヴィンチ:そうなるね
ぐだ子:けど、師匠いないのに・・・なんで?それに、こぼらーず対策でカルデアでも召喚したのに、ククルカンだけ。トラロックは誰が・・・
ククルカン:おや、あの召喚はカルデアだったのですね
ぐだ子:ごめん、言ってなくて・・・
ククルカン:大丈夫ですよ?あと・・・召喚した本人が来ましたネ
ゴルドルフ:いったい誰がトラロックを・・・
桜花:それは私ですよ?聖杯を使って彼女を強化したのも私です
全員:!?
ゴルドルフ:た、確か、貴様は・・・お、お、桜花だとぅ!?
ぐだ子:桜花・・・あと、テノチティトラン…
ゴルドルフ:なぜ、桜ちゃんや冬桜ちゃんではないのだぁ!
全員:・・・・・・
桜花:何か・・・とっても腹がたったのです。やっぱりカルデア滅ぼすです・・・
全員:!?
ダ・ヴィンチ:ごめんねー?ゴルドルフくん、桜に恋してるみたいでさぁ・・・
ぐだ子:桜花が来たのも、スゴく喜んでるんだよ?
マシュ:そ、そうです!
ゴルドルフ:!?な、なぜそうなる!
桜花:まぁ、いいです。どーせ、叶わぬ恋です
ゴルドルフ:!?(╥﹏╥)
ダ・ヴィンチ:あはは・・・ドンマイだよ?ゴルドルフくん
桜花:さて、皆様にお知らせがあるです・・・
ぐだ子:お、お知らせ?
桜花:皆様には悪いのですが、お父様はもうここには来ません
ぐだ子:そんな・・・
桜花:アナタたちは、いつまで異世界と関わるつもりです?
ぐだ子:え?
ダ・ヴィンチ:どういうことだい?
桜花:この時間軸・・・もうめちゃくちゃになってるの気付いてないです?
ダ・ヴィンチ:あ・・・確か、ルーラー上杉謙信が敵対した理由もそれだったね・・・
ぐだ子:でも、変わっても、ちゃんと解決してる!
マシュ:そ、そうです!
桜花:そう、異世界を利用するだけ利用して…です
全員:!?
桜花:人理?です?それは、それを許すですか?南極、ちゃんと行けたですか?
ぐだ子:そ、それは・・・私たちが、本来のクラスじゃないサーヴァントを多様したからで・・・
桜花:確かに、それもあるですね・・・それだけでもないです。アナタたちは異世界を使って歴史を変えたです・・・
ダ・ヴィンチ(シオンの検証のことか!)
桜花:だから、アナタたちは人理?の敵です
マシュ:それは・・・
ダ・ヴィンチ:なら、君はナゼここにいる!
桜花:桜花ですか?桜花はテノちゃんとお友だちだからです。あと・・・桜花はお父様と違って、カルデアの味方はしないです。お父様はカルデアを甘やかしたですから
ダ・ヴィンチ:甘やかした…か・・・そうだね。そうかもしれない・・・
マシュ:ダ・ヴィンチちゃん・・・
桜花:ということで・・・お父様のサーヴァントは全て桜花が引き継ぐです。まぁ、言うことを聞かない娘もいましたが、それは私が・・・いぇ、テノちゃんが倒して私のものにしましたので
全員:!?
ぐだ子:内部対立ってそれ!?
マシュ:み、みたいですね
ダ・ヴィンチ:あはは〜まいったねぇ・・・
シオン:ですが、あれは・・・
桜花:あれは、お父様の力を有効利用するための装置のようなものです?シオンさん・・・
シオン:・・・・・・
桜花:お父様はとっくに見抜いてるはずです。引き継ぎは済ませました。あと、ファミリーもありましたね。あ、司書の紫式部さんや金時さんは管轄外です
ダ・ヴィンチ:それ以外のファミリーと言えば、頼光、巴御前・・・
桜花:まだいるですよ?ファミリーとは、そういう意味ではないです。解るように、ちゃんと連れて来ました〜
マシュ:ま、まさか・・・ランスロットさんにアルトリアオルタさん・・・
ぐだ子:さらにシバの女王、エウリュアレ、XXまで
ダ・ヴィンチ:それはいいよ・・・こっちがしてしまったことだ。だが・・・君らの目的はなんだい?
桜花:簡単です。選ぶだけです。猫を敵に回し、人理への贖罪とするか・・・それとも・・・人理を完全に無視するか・・・です
全員:!?
ぐだ子:なら・・・答えは決まってる・・・私は仲間を見捨てたりはしない!
ゴルドルフ:ぐ、ぐだ子ぉ!
ぐだ子:それを許容できない人理なら、こっちから願い下げだ!
桜花:・・・愚かな・・・せっかく、こちらから絶縁状を突き付けたのに、あっさりと人理を捨てるですか
ぐだ子:私たちは、異世界を利用したのかもしれない…でもね?かけがえのない友だちを捨てるのは、絶対にイヤだ!この鍵に誓って…私たちは、揃って南極に行く!
マシュ:そうです!私たちも協力しながら、人理と向き合うべきだと思います!
ダ・ヴィンチ:人理の壁を越えるには、彼らとの関係遮断はたぶん必須。でも、これまでの協力には感謝してるんだよ?一緒に行かないかい?桜花…
桜花:まったく・・・お人好しの集まりです。周りはこう言ってるですが・・・あなたはどうなのです?ゴマドルフ・・・ずっとしかめっ面ですよ?
ぐだ子:新所長・・・お願い!
ゴルドルフ:まったく・・・このバカモノどもが!せっかく、猫たちが提示した道筋をあっさりと覆しおってぇっ!ええぃ!こうなったらヤケだ!人理に認めさせるぞ!
アイツらは異世界の侵略者ではなく、人理側だとな!
マシュ:は、はいっ!
ダ・ヴィンチ:うん、あとはどう認めさせるかと、エクストラクラスをどう定義付けするかになるね
桜花:・・・勝手にするといいです・・・桜花はもう行くです
(あれ・・・ずっと身に着けてるですか…もう何の意味も持たない、あの鍵を・・・)
The end
出演
レオナルド・ダ・ヴィンチ
マシュ
ぐだ子
ゴルドルフ
シオン
おまけ1
・こぼらーずの決断
テノチティトラン:あの鍵は・・・
桜花:あれは桜雪お姉様があげた、ミスト封印解除のための鍵のレプリカです。お姉様は回収しなかったですね
テノチティトラン:ということは?
桜花:お姉様はカルデアに異世界との絆を彼女にあげたということです。誰にでも優しい、お姉様らしいです
テノチティトラン:そう…桜花はカルデアと敵対するわけ?
桜花:えぇ…どのような結論を出しても、必ず一度は戦わなければならないです
テノチティトラン:必ず・・・なの、ね
桜花:必ずです。そして、どちらかが服従させるではなく、友好的に解決させるのが条件です。それでも認められるかは、やってみなければ判らないです
テノチティトラン:一番難しい道ね・・・
桜花:だから、猫は絶縁することにしたですよ。一番簡単な道を・・・
テノチティトラン:ミクトランでも、あの子たちは私を倒すことはしなかった・・・
桜花:だから、お人好しですよ?テノちゃん
テノチティトラン:他の猫には教えるわけ?
桜花:まさか。ヒロも絶縁プランのようです。誰に言われたのかは知らないですけど…言ったところで考えが変わるはずないです。楽しみですよねぇ~テノちゃん。手加減はしないですよ?カルデア…
テノチティトラン:まったく・・・桜花もイジワルです、ね
桜花:テノちゃんほどじゃないです
テノチティトラン:はぁ?意味解りません、ね
桜花:だって、テノちゃんがミストに、カルデアを頼むと一言言えば、ここまで歴史が変わることなかったと思うです
テノチティトラン:・・・はぁ?私のせいってこと!?
桜花:そうですよ?頑固者です
テノチティトラン:・・・・・・絶対にアナタにだけは言われたくないです、ね・・・ところで、さっきからテノちゃんと呼んでますが…なぜです、か?
桜花:テノチティトランだから、テノちゃんです♪
テノチティトラン:・・・そうです、か・・・
ところで、私もエクストラクラスだと思うけど…どうなるのですか?
桜花:・・・・・・知らないです
テノチティトラン:無責任です、ね。桜花…
あとがき
テノチティトランLv100にしました!
結構強いですよ?全体宝具なので、かなり重宝しそうですわ。
さて、ブログストーリーですが、奏章の内容はここにちょっとだけ加えました。
奏章を読んで、あー、なるほどね。となったと同時に、あ、これ、うちのブログストーリーだと、こぼらーずとの精算が必要だねとなったんです。
よく考えてみると、トラオムからのヒロこぼらの行動はそれに近く、こぼらはアヴェンジャーを必ずアヴェレンジャーに迎えています。こういった行動をなぜ取るのか不思議ではありましたね。
奏章の内容に、ピッタリはまった感じですわ。
いや、すげーな…うちの猫たち・・・それともFGOがスゴいのか?
ファミリーとは瑞穂ちゃんが家族同様に見ているサーヴァントではなく、聖杯転臨させたサーヴァントの総称なんですわ。
そこに金時とか、巴御前、紫式部を加えてカモフラージュしてたんですね。結局、巴御前は聖杯転臨させてますけど(笑)
ぐだ子もいろいろ考えて出した結論なんでしょうけど…それをあっさり覆すブログストーリーの我がカルデア。いやぁ、意外と上手くいかないものですね~
これからどうしましょ…頭が痛いですぅ
そうそう、いい忘れてました。この後のストーリーがバレンタイン2023⑧の夢の部分になります。
そして、これは歴史が変わる前の物語になるわけですよ。また、このストーリーもかなり変わってます。
ただ、書いてる側からすると、こっちの方が良かったと思っちゃいましたね(笑)
前の物語では、この次のストーリーがめちゃくちゃ書きにくかったですから(笑)
ということは・・・はい、まぁた再編集地獄ですわ!・・・もうね、諦めました・・・
また次回。
終わり…始まりの詩・下改
は、バレンタイン2024①になります。
では、そこでお会いしましょう。
公開予定日は2月27日です♪
そして、②からブログストーリー新章開幕です!
ではでは~(๑•﹏•)♪