
瑞穂:楊セン、これからも・・・よろしくね
楊セン:それは我も・・・同じ。
ヴェルちゃん:いいなぁ〜・・・私も縁定の儀式したいんだけど?瑞穂ちゃん?
瑞穂?:どっちの瑞穂なんだか・・・
ヴェルちゃん:まさか…ホントに男だったとは…
瑞穂?:だからそう言わなかったっけ?
ヴェルちゃん:でもさぁ、分かれる必要あった?
瑞穂?:そろそろ、あの子を解放してあげないとね。だから、この世界の天照大神に感謝かな?
天照:キミはここにいてはならない存在。なぜなら姿を偽っているから・・・今のキミはいいね。ちょっと興味が湧いたよ・・・
?:だ、ダメです!先生は・・・先生はぁ…その…はわぁ!す、すみません!!
天照:あら・・・
瑞穂?:・・・今日は護衛必要ないって言わなかった?
?:あ・・・えっと・・・
姜維:楽進さんがどうしても行くと聞かなくて…
楽進:あはは・・・
瑞穂?:やれやれ・・・で?何で姜維ちゃんがいるのかなぁ?
姜維:・・・そこは1人だけズルいと思いまして
瑞穂?:はぁ( ´Д`)=3
瑞穂:あのっ!瑞穂で・・・いいのかな?
瑞穂?:あぁ、構わない。名前なんて好きに呼べばいいよ・・・何個も名前があるとさ、どれが本当の名前か解らなくなるから
瑞穂:そっか・・・あ、男に戻って良かったよね!
瑞穂?:え?私、戻ってないよ?
瑞穂:は?だってその姿、男・・・
瑞穂?:あははっ!私はね?男であり女。女であり男って感じ?
瑞穂:・・・は?
瑞穂?:私は女神になって安定した異世界の神。だから男神であり、女神なんだよ?
瑞穂:は、はい?
瑞穂?:まぁ、信じなくてもいいよ?それが平和への第一歩なんだからさ
瑞穂:どういうこと?
瑞穂?:異世界に関わると、ろくなことがないからさ。信じない、関わらない。無視をする。冷たくあしらう…などなど・・・それが正解
楊セン:そんなこと、言うもんじゃないぞ?私はお前に感謝しているからな?貴方は瑞穂がいない間を支えてくれました。ありがとう
瑞穂?:楊セン・・・いえ、こちらこそ
さてと・・・建御雷・・・
建御雷:それが本来の姿か…さぁ、やるぞ?
瑞穂?:本来?本来の姿ってなに?
建御雷:なに?
瑞穂?:私はね・・・いろんな姿がある・・・いろんな名前がある・・・たぶん、ここでの姿は…
瑞穂:わっ!眩し・・・
楊セン:くっ・・・
?:うん・・・やっぱりこれか・・・女の子の世界で私は竜だもんねぇ・・・
瑞穂:あ・・・え?かわいい・・・
楊セン:・・・竜神いや、竜女神か
竜女神?:あはは!そのままだねぇ~
建御雷:・・・縮んだな・・・
竜女神?:・・・気にしてることを・・・建がさぁデカすぎるんだよ?このデカすぎ女神が
建御雷:なっ…貴様、表にでろ…チビ女神
竜女神?:チビ女神だぁ?デカ女神が
建御雷:な・・・デカ女神・・・だと?
瑞穂:ごめん、楊セン・・・何か先に謝っとく
楊セン:あぁ・・・なぁんとなく解る・・・これから何が起こるかもな・・・
建御雷:まずは、名を聞こう・・・
竜女神?:名前ぇ?ちょっと待って・・・なんだったっけ・・・
建御雷:おい・・・
竜女神?:確かね、建に名前なんてないよ?とか言ったら、なぁんか名付けられたんだよね・・・えっとぉ…ね〜建ぇ、建が私に名付けた名前なんだったぁ~?
建御雷:・・・知りません!そうですか…異世界の我が名付けた名を忘れるか…貴様
瑞穂:あ・・・やば・・・
楊セン:城主よ・・・覚悟せよ・・・異世界に赴くからと急に建御雷と力比べをしたあの頃とは違う。あれは建御雷がブチ切れた・・・本当の雷龍の戦いだ
瑞穂:あはは・・・あれ、確か「みくとらん」って場所に行く前だっけ・・・
・
・
・
建御雷:貴女は!そんなにバカだったのか!
竜女神?:はぁ?なんで、そうなんのさぁ!
建御雷:我の名付けた名前を忘れるからだ!
竜女神?:長ったらしいんだよぉ!あの名前!覚えられるかぁ!
建御雷:・・・なっ!
瑞穂:意外にも、郊外には行ってくれたけど…
楊セン:大丈夫だ・・・必ず被害報告が来る
瑞穂:あはは・・・
・
・
・
兵士:城主様!大変です!近くの山が破壊されましたぁ!辺りに石の雨がぁ!
瑞穂:はぁ!?
兵士:城主様!河が氾濫しましたぁ!
楊セン:な、なんだと!?
兵士:城主様、大変です!民衆が雷龍の戦いが始まったぁ!と喜んでますぅ!おそらく補償目当てかとぉ!
瑞穂:なんでぇ!?
楊セン:これは・・・幾らの補償額になることやら…瑞穂、覚悟しておくことだ・・・
瑞穂:あはは・・・大赤字間違いなし
楊セン:そう思うだろう?だが、不思議とマイナスにならなくてな
瑞穂:え?そうなの?
楊セン:倍の利益になって返ってくるから、民衆が雷龍の戦いを歓迎する・・・という仕組みだ
瑞穂:あはは・・・予備費たくさん積んどく?
楊セン:だな・・・まさか、貴女の妻としての最初の仕事がこれとは・・・
瑞穂:まったくだぁ・・・
2人:はぁ・・・
後の調査で、その破壊された山から、貴重な鉱石が発見された。新たな地場産業が生まれ、瑞穂の城はさらに景気がよくなったそうである。
瑞穂:・・・こういうこと?
楊セン:そういうことだ・・・
瑞穂:よし、もっとやれぇ!
楊セン:はぁ!?城主、それは財政が破綻する!もっと安定してからだ!いいなっ!
瑞穂:す、すみません・・・調子に乗りました
楊セン:・・・よろしい
The end
出演
楊セン
天照大神
建御雷神
ヴェルダンディ
姜維
楽進
おまけ
・竜女神の名前
建御雷:で?思い出しましたか?異世界の我が名付けた名を
竜女神:ホントに長ったらしい名前だったの〜っ!なんだっけ・・・
天之豊姫?・・・ここまでは覚えてるんだよね…あとは竜が・・・玉があったっけ?・・・ん?
建御雷:この光景は・・・
(あぁ、異世界の我はそれを名にしたのか…)
天之豊姫御子玉竜比売神・・・
竜女神:なんだ、やっぱり知ってるんじゃん
建御雷:たまたま、貴様を見て思い付いただけだ。トヨと言う少女・・・が見えたからな
竜女神:・・・・・・意味は?
建御雷:解るだろう?豊姫の大切な竜女神だ。
竜女神:・・・あっそ・・・変な名前付けるな
建御雷:・・・確かに…そうかもしれぬ
竜女神:でも・・・ありがとう
建御雷:・・・・・・ふん・・・
おまけ出演
建御雷神
あとがき
放置少女ブログストーリーの最終回が近くなってきましたぁ!あの子で最終回になる予定!(笑)
ついに、瑞穂ちゃんと瑞穂は分かれました。
そろそろ瑞穂ちゃんを放置少女から離さないといけなかったんですよ。いつまでも放置少女主人公の姿では支障がありすぎまして(笑)
どうやって放置少女の瑞穂から、私オリジナルの瑞穂ちゃんにできるか、ずっと考えてたんです。
他のゲームで考えてたんですが、思いつくのは放置少女じゃないとできない。じゃあ、こればかりは放置少女かぁ・・・となり、機会を伺っていたら、楊センの花嫁衣装実装が来た!
でも、これだけじゃ、ムリだよね…となって、諦めてたんだよ。そしたら、猫の世界と縁が深いというか共通神でもある天照大神が実装!
あ、ピースが揃ったね・・・
それでできたことなんだよ?
これを逃さない手はないよね(笑)
楊センの縁定記事が天照大神の後だったのは、そういう事情があったんです。
この先、彼女は平和な世界を楊センと共に目指して行くのでしょうね。
そして・・・おまけでは、瑞穂ちゃんの猫の世界での別名?に似た名前が出てきました。
天之豊姫御子玉竜比売神
「アメノトヨ丿ヒメミコタマノリュウ丿ヒメガミ」と読みます。意味は豊姫の大切な竜女神。大切な竜女神は、大好きな竜女神という意味にもなるので、意訳すれば豊姫が大好きな竜女神になるわけ。
略す場合は竜神か竜女神になる・・・
ちなみに豊姫は台与のこと。
台与が大好きな瑞穂ちゃんって名前(笑)
ただ、それはこの世界の話で、実際の名前は天之豊姫御子玉竜神「アメノトヨ丿ヒメミコタマノリュウ丿カミ」。でもね?猫の世界では草創期以外、瑞穂ちゃんが竜神と呼ばれた時代はないんだよね。
だから、草創期のみの名前になりますね(笑)
意味は同じだよ?まぁ、玉を意訳すると、台与ちゃんが大好きな竜神!って意味・・・それが名前なのもスゴイよね(笑)瑞穂ちゃんが変な名前付けるなと言った意味が解る・・・
あと、異世界の建御雷に竜神、竜神言われるのも判るよね〜
次回は・・・MR副将獲得記事!
さてさて、誰だと思います?(笑)
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪