三島由紀夫に見る『男性性を極める』と言うこと | プレシャスサイレンス〜ツインレイチェイサーの美しい日々〜

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このブログはツインレイと出会い、人生観や人生そのものが一変したチェイサーの為に書かれたものです。
サイレント期間は先が見えず不安で一杯になるかもしれませんが、実はとても貴重で美しい日々なのです。

皆さん、こんにちは。

Pure Heart熊本のKIMIです。



三島由紀夫が究極の男性性を体現する一方で、太宰治は究極の女性性を表現しているように私個人としては感じています。



三島由紀夫は仮面の告白の中で



『女性に対して恋愛感情(性的欲求)を感じることが出来ない』



と書いていますが、それは女性が当たり前のように持っている女性性に対する蔑視と同時に畏怖の念を抱いていたからではないかと思います。



つまり三島由紀夫は女性そのもので無く



『女性性が持つ自己受容』



と言うものに対する抵抗や怖れがあったのではないでしょうか。



現代心理学では自己受容はとても大切なこととなっていますが、三島由紀夫にとっての自己受容とは



『単なる甘え』



であり、自分の美意識(ダンディズム)に反するものだったのだと思います。



そしてそれを堂々と現していたのが太宰治であり、三島由紀夫のストイックさとは真逆の欲望や欲求に溺れた破滅的な生き方は、とてもじゃないけど生理的に受け付けなかった訳です。



ですが前回の記事にも書きましたように、三島由紀夫の中で太宰を嫌悪する理由として



『自分の中に太宰と似たもの(女々しさ)があるから』



と自ら認めています。



また『私の遍歴時代』の中では

私に余分なものといえば、明らかに『感受性』であり、私に欠けているものといえば何か『肉体的な存在感』というべきものであった。

とありますように、三島由紀夫は女性性の持つ感受性が内側に余分に存在していることを自覚する中で、それを排除するべく、肉体改造の為にストイックな筋トレ生活に励むこととなるのです。




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