筋肉という鎧 | プレシャスサイレンス〜ツインレイチェイサーの美しい日々〜

プレシャスサイレンス〜ツインレイチェイサーの美しい日々〜

このブログはツインレイと出会い、人生観や人生そのものが一変したチェイサーの為に書かれたものです。
サイレント期間は先が見えず不安で一杯になるかもしれませんが、実はとても貴重で美しい日々なのです。

皆さん、こんにちは。

Pure Heart熊本のKIMIです。



三島由紀夫はかつて心理分析の為に『ロールシャッハテスト』を受けたことがあるそうです。



ロールシャッハ・テストとは、被験者に以下のようなインクのしみを見せ『何を連想したか』の説明を分析することで、人格や精神的な障害などを推定しようとする検査です。




その心理分析をした心理学者片口安史は、三島の気質的特徴を



『巨大なるスカラベ』



と表現しました。

これは上記のインクのシミを三島が『スカラベに見える』と語ったことから、三島の極度に高い意識統制(ストイックさ)が、まるで堅固な心の鎧を着ている彼自身の精神状態を象徴しているとして例えた言葉です。



因みにスカラベとは古代エジプトの神虫厚い鎧をもって自らの内部を鎧うカブトムシのことです。



片口は心理テストによる三島の分析結果をこのように述べています。



第一に非常に理知的な人で、感情に溺れず、むしろそれを拒否し、自己統制力が強い。

第二に現実逃避的な態度と、強い知性的な適応の仕方を示している。つまり現実に直接触れることを避けながら、かえって冷たく現実を眺めている。

ナイーブとか素朴な面は全く出ず、逆に人工的で自分を表に出さずいつも鎧兜を着ている。



ここまで極端では無いにしても、ある意味ランナーの本質を突いているように私は感じています。



また前回の記事でもお伝えしましたように、三島由紀夫は自分の長年のコンプレックスであるひ弱な肉体を、筋トレにより完璧な筋肉を纏うことに成功しています。



オーストラリアの精神分析家ヴィルヘルム ライヒはこう言います。



『悲しみだけではなく、怒りや不安等のネガティブな感情を押さえ込もうとした時、身体の筋肉を硬くして感じないようにして自分の心を守るのだ。これが筋肉の鎧なのである』



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