皆さん、こんにちは。
Pure Heart熊本のKIMIです。
私の中で男性性の強いランナーを最も象徴している人物が
『三島由紀夫』
です。
彼の小説は『金閣寺』『仮面の告白』『獣の戯れ』くらいしか読んだことが無く、当時は私ががまだ10代だったこともあり、あまりピンと来るものはありませんでした。
ですが大人になるにつれ、特にここ数年の間、三島由紀夫の生き様や在り方に凄く興味を持ち、YouTube等で片っ端から関連動画を漁っていたものです。
何故ならば三島由紀夫ほど極端では無いにしても、何処かYと通じるところがあったからです。
Yと付き合い始めの頃。
私は何気に『Yは三島由紀夫好きそうだね』と言ったことがあるのですが、その時ビックリすることにYは
『誰それ?』
と言って来たのです。
そう、あんなに理知的で偏差値高いYが三島由紀夫を知らなかったのです😅
これは本当に衝撃的だったのですが、単なるジェネレーションギャップでは無く、単にYと私の興味の方向性の違いなのだと感じました。
Yはとにかく漫画が大好きで、私は本が大好きだったのです。
さて。
三島由紀夫が太宰治を物凄く毛嫌いしていたと言うことはあまりに有名な話しですが(三島より太宰が15歳近く年上)彼はある高校生とのインタビューで太宰についてこのように語っています。
※以下は私が動画を観て文字起こしをしたものです。
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(高校生からの質問)
先生はかなり太宰治に関して批判的な立場を取られていますけどそれはどう言うことなんでしょうか。太宰治の非常に女々しい面ですか?
(三島由紀夫の回答)
そういうの(女々しさ)が嫌いなんですね。
それからあの…色んな太宰と似たところもあると思うんですよ。
そしてね、あなたと友達でも似てらして何かこうムラムラ癪に障るでしょう?
割に仲の良い友達と言うのは割に自分と性格の違う人間でね。
似た奴って言うのはとっても嫌うんですよ。
僕もそういうようなものは太宰に対して本当にあるんだと思います。
太宰を見ていつも危険に感じるのは、もし自分がね、太宰を好きで太宰に溺れればね、あんな風になりゃしないかと恐怖感もあるわね。
だから自分は違うんだと言う立場を堅持しないと危ないと思ったんですね。
太宰の作品を読んだ時は。
※太宰についてのインタビューは3:54辺りです
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次回へと続きます。
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