語学力×職歴でヨーロッパ転職を叶える♡
ドイツ会社員歴約２０年
グローバルキャリア・コーチ
ブットラー惠子です。
この時期のドイツの天気は
コロコロと変わりやすいのですが
今日は夕方から
日も出てきましたよ。
さて、先日も書きましたが
数週間前
私は会社でものすごーく
苛々していました。
というのも
管理部門が無理な決定をして
私も同僚も困惑。
なので私はマネジャーたちに
その旨を伝えたけど上司たちは
「何もしない」
という対応。
その対応にまた
私はめちゃくちゃ腹が立って(;'∀')
管理部門に再度
対応をとるように依頼しました。
それでも反応が
イマイチだったので
私は仕事に落ち付いたタイミングで
半休を取って早退(;'∀')。
気分転換をして
翌日会社に出勤しました。
そして翌日出勤してみると
上司からいつになく
丁寧な仕事に関するメールが。
メールの最後には
普段は絶対に書かない
「Danke（ありがとう）」
の言葉が添えられていました。
上司は上司なりに申し訳ないと
思う所があったのか
それとも下出に出て
機嫌を取ろうと思ったのか。
いずれにしても
私は「怒ってます」アピールで
つっけんどんな態度を
貫くこともできました。
だけどそこは大人の対応で
いつも通り接して
少し日数を空けてから
改めて上司と話し合いました。
以前の私は問題があっても
あまり意見を言えずに
一人でイライラを
よく抱えていました。
だけど今回私は
負けない気持ちを
持つことを意識しました。
でもだからと言って上司たちに
怒っていることを
アピールし続ける
ということではありません。
あくまで平静でいること。
何があっても
自分は揺るがないという
姿勢を見せることでした
（半休は取ったけどね）。
以前セッションを受けられた
クライアント様が後に
「 海外で活躍されている方なので
もっとズバズバ厳しいことも
言われることを覚悟していたけど
優しい印象でした…」
とご感想をくださいました。
確かに海外に住んでいる
日本人の中には
物事をハッキリ
言うような方もいます。
でも海外で働くのに
そういうキツさが必要なのかと
聞かれると私の答えは
「ノー」です。
他人を思いやりながら
必要なコトは礼儀を持って
伝えられることが出来る
強さが必要だと考えています。
日本だと調和を重視して
何かを言うのは
なかなか難しいもの。
私も日本で上司に
自分の意見を言った記憶は
ありません。
だからこそ私たち日本人は
海外で働いたら
意見をいうコトを学ぶ
必要があるかもしれません。
ただ繰り返して言いますが
ストレートに物事を言えば
よいという訳ではありません。
そういう人はヨーロッパでも
「失礼な人」
という印象を与えます。
日本人はせっかく礼儀を
わきまえているのですから
その感覚を活かしながら
意見を述べることが必要です。
海外という異文化の中で
外国語で働き
生活をするのは時としたら
大変だと感じるかもしれません。
だからこそ
少しずつ自分の意見を言えるように
トレーニングが必要です。
まず友人や気を許せる人に
自分の意見を伝えたり
日記にこっそり自分の意見を
書いたりするのも良いですね。
少しずつ相手を思いやりながら
自分の意見を言える
トレーニングをしていきましょう。
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