語学力×職歴でヨーロッパ転職を叶える♡
ドイツ会社員歴約２０年
グローバルキャリア・コーチ
ブットラー惠子です。
今朝のフランクフルト周辺は
零度近くと寒いですが
お昼には１０度を超えて
少し暖かい陽気になるそうです。
Darmstadt
さて私のクライアント様たちは
今まだ求人を探していたり
もしくは見つけた求人に
応募して面接を受けたり。
それぞれの方が
各々のフェーズにいます。
求人が見つからない時は
じっと待つしかありません。
だけど
「これだ」
という求人が見つかったら
急に緊張感も増すもの。
そして一度応募したら
書類選考を突破できるか
面接の選考をパスできるか
不安になるものです。
でも例えば応募書類は
求人を見つけてから急いで作ると
もしかしたら
それが履歴書に現れるかもしれません。
なので書類選考を通らなかったら
事前に時間をかけて
用意しておかなかったことを
悔やむかもしれません。
それに面接もあまり
準備をせず臨んで
あまり質問に答えられなかったら
後で後悔するでしょう。
なので結局はあらかじめ
しっかりと準備をしておく
ということが大事なのです。
私がドイツで最初に
就職した会社は入社から
１年半後に倒産(-_-;)
一生懸命就活して
ようやく手に入れた仕事
だったのに、また
転職活動を余儀なくされました。
だけどその時に
人から日系の航空会社の
営業職を応募していると聞き
思い切って応募してみました。
といっても私はそれまで
日本では弁護士のアシスタント、
ドイツでは営業業務を担当。
営業の経験は全くありませんでした。
でも当時から自分の中に
ほのかに営業への憧れがあって
勢いだけで応募。
そして思いがけず
書類選考を突破して
そこまでは順調でした。
そして当日面接に臨みました。
ところが、準備が足りなくて
質問になんとか
答えるのが精いっぱい。
面接官たちのリアクションから
私の答えがイマイチなのが
ヒシヒシと伝わってきました。
採用側として数々の面接をこなした
今なら分かりますが
全然自己アピールが
出来ていなかったんですよね。
例えば自己紹介もなぜ
今までとは違う職種に応募したのか
織り込むことができたはず。
また営業をしたいなら
受け身で面接官の話をただ
聞いているだけなのも
良くありませんでした。
なので、一人の面接官の方が
面接を終わらせようとした時に
もう一人の方が
「あ、最後に
もう一つだけ質問です」
と、ラストチャンスをくれました。
その質問とは
「サービスとは何でしょう」
というモノでした。
航空業界は輸送業でもあり
同時にサービス業でもあります。
でも私は当然業界や会社について
下調べをしていなかったし
サービス業について
考えたことはありませんでした。
なので、私は当然答えに困って
とっさに「人だと思います」
などとちんぷんかんな
回答をしました(;'∀')
今だったら例えば
「人の役に立つことで
提供する付加価値です」
とかちょっとカッコよさげな
答えが言えます。
でも当時はとりあえず
「何かを答える」ので
精一杯だったんですよね。
私の答えを聞いて
面接官同士が顔を見合わせました。
私はこの瞬間に
「あ、終わったな」
と思いました。
そして、その予想を裏切ることなく
後日不採用の連絡が(-_-;)
私はこの時の失敗で
面接前には準備することの
大切さを身に染みて感じました。
なので、その後は
面接の前にはしっかり準備をし
質問の答えに困った
ということはありません。
選考は他の候補者との
兼ね合いもあるし
応募者がどうこう出来るものでは
ありません。
だから大事なのは
自分のベストを尽くすこと。
そのために準備をしっかりする。
後は天命に任せるのみです。
「求人をとりあえず見てます」
という人もその前に
しっかりと応募書類を
用意しておきましょう。
そうすれば突然チャンスが
やって来ても
全力を尽くすことが
出来るはずですよ。
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