ドイツ在住歴約20年
ドイツ就職・キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
バンベルク
私の勤めている会社に
バイトとして来ている一人に
学生さんがいます。
彼女はドイツ生まれで
ドイツ育ちですが、
ご両親はポーランド人の移民。
近所にもポーランド人親戚が
多く住んでいるようで、
定期的に集まったり、
一緒に外出するのだとか。
ドイツに住んでいても
ポーランドとの繋がりは深いようです。
Gdansk
ドイツの東側に位置する
ポーランドは、
チェコやハンガリー同様、
旧ソ連領で共産主義でした。
ソ連解体後は
ドイツの工場が進出したり、
ポーランド人の大工職人が
ドイツに出稼ぎにきています。
ドイツでは大工職人が
人手不足なので、
ポーランド人の大工職人は
とても人気です。
一方国全体としては、
右よりの政党が政権を握り、
一時EU脱退の気配も
漂いました。
ところが
ウクライナ戦争開始後は、
隣国ウクライナから難民を
積極的に受け入れ。
ヨーロッパで
重要な役割を果たしています。
先日、そのポーランドと
つながりを持つそのバイトさんと
色々と話をする機会がありました。
彼女は幼い頃から
ご両親と何度となく
ポーランドに
旅行として行っています。
彼女の母国語はドイツ語。
ポーランド語は
話すの理解するのも
完璧ではないそう。
「私はドイツで生まれて
ドイツに育ったけど、
居て心地がいいのは
ポーランドなの」
彼女の通う大学では、
1学期海外の大学に通って
単位を取ることができます。
そこでポーランドの大学に
行くことを考えている、
と言います。
私は、
「彼女の気持ちがよく分かる」
と思いながら
話を聞いていました。
私の場合は東京で生まれて、
ドイツに来るまでずっと
東京に住んでいたので、
故郷は東京です。
そしてドイツで日舞を
習ったりするぐらい、
日本や東京の文化にも
誇りを感じます。
だけど
居て心地が良いのは、ドイツ。
故郷と心地よく感じる場所が、
必ずしも同じである
必要はないんですよね。
日本人であることに
誇りを持ちながら、
自分が住みやすいと思う場所に
住んでも良いのです。
何が住みやすい場所の条件かは、
人それぞれ。
私の場合は、
ドイツにに流れる時間の速さや
周りとの同調することばかり
考えなくていい環境。
つまり、
自分の考えや価値観を
大切にして生きていける
文化や社会です。
もちろん
日本には家族がいます。
学校や職場などを通して、
かけがえのない人たちの
出会いもありました。
だけどドイツでも
国境や言葉を超えて
夫を初め、大切な人たちと
出会うことが出来ました。
だからドイツでの就職は
私にドイツ、つまり
心地よい場所で生きる
チャンスを与えてくれました。
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