語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ会社員歴約18年
ドイツ就職・キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
先日のセッションでは、
クライアント様から
「出来るだけリスクを減らしたい」
という言葉がありました。
海外で就職・転職を目指すのなら、
なるべくリスクは
減らしたいですよね。
ロシアのウクライナに侵攻する前、
私は個人的に
衝撃を受けたことがありました。
きっかけは、
イギリスの代理店からのメール。
問い合わせや見積もり依頼は、
普段はメリー（仮名）という
担当者が連絡してきます。
だけどこの日は、
代理の方からメールが来て、
私は何気なく
メールを開きました。
するとそこには、
全く思いがけないことが
書いてありました。
「私たちの同僚であり、友人である
メリーが先週突然亡くなりました。
突然のことに私たちは皆
事実を受け入れられず、
大変ショックを受けております。
今でも明るい彼女の声が
聞こえてきそうです。」
そして彼女の手掛けていた
仕事ついての
問い合わせが書かれていました。
まったく思いがけない内容に、
私は小声で
「ウソっ」と言って
息を飲んで固まっていました。
メリーとはメールのやり取りが中心で、
電話でしか話したことがないけれど、
頻繁にやり取りをしていました。
支払期限のことで
ちょっとトラブルがあった時も
彼女の機転ですぐに
問題が解決しました。
そんなメリーから
最後にメールが来たのも、
つい数日前のこと。
５３歳という若さで、
心臓発作だったそうです。
一緒に仕事をしていた人が
突然亡くなるという
事実にショックを受けました。
「人はいつ死ぬか分からない。
だから今日を一生懸命に生きよう」
頭では分かっていても、
なかなか実行するのは難しいこと。
だけどウクライナを見ても、
明日がどうなるかは、
誰にも分からない。
だから、誰もが自分の人生という
与えられた時間を
一生懸命生きることが
大切なような気がします。
一番勿体ないのは、
リスクを恐れて
やりたいことをしないこと。
そもそも
「海外就職におけるリスク」って
なんでしょうか。
職場が合わない？
ビザが下りない？
仕事や職場が合わないのは、
日本だって起こることだし、
ビザが下りなければ、
再チャレンジすればよいこと。
それに日本にいて
今の仕事を続けていれば
リスクが少ないなんて、
保証はどこにもないですよね。
仕事は見つけ直すことができる。
ビザの再申請もできる。
つまり、やり直しは出来ます。
こんな時代だから、
今日しか確かなことはありません。
本当にリスクヘッジは、
時代の変化に合わせて自分も
成長させていくこと。
リスクを嫌って
変わりたくないという人は、
周りの変化に取り残されていく
というリスクを逆に背負うことになります。
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