語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約２０年
ドイツ就職・キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
今日は週末のセッションで
クライアント様から
ご質問についてお答えしますね。
「海外では自己アピールを
誇張するって本当でしょうか」
ケルン
外国籍の求職者は、
確かに自分の出来ることを
誇張して履歴書に書いたり
言う方もいるようです。
だけどそうやって
仕事をゲットしたとしても、
どれぐらいウソをつき通せると
思いますか？
営業が得意だといったのに、
売り上げが出せない。
外国語が出来るといったのに、
実はほとんどできない。
実は私も以前そういう方と
仕事をしたことがあります。
東欧出身で
ロシア語が得意な女性で、
履歴書に英語は
上級レベルと書かれていました。
採用後、
「英語は大丈夫よね」
と聞いたところ、
「ネイティブ並みに
完璧ではないけれど…」
と彼女は答えました。
そう言われたら、
「ネイティブ並みではないけれど、
かなりの高いレベル」
だと思いますよね。
そしてある日、
お客様にメールを書くことになり、
私が書く内容を
読み上げました。
すると彼女は、
メールを打つ手が進まず、
こう言いました。
「後で書いていい？」
こういったことが何度か続き、
彼女はそのうち白状しました。
「英語は実は苦手で、
もっと勉強するつもりよ」
なんとなく
そんな気がしていたけど、
仕事に支障が出るから、
やっぱりウソはダメです(-_-;)
なので残念だけど、
採用してから
２週間で辞めてもらいました。
海外の求人は、大抵の場合
即戦力を探しています。
特に語学は、
すぐに能力が伸びるもの
ではありません。
だから「そのうち勉強する」
ではなく、
「すぐに使える」ことが
大事なのです。
言葉はツールと言われますが、
ツールはすぐに
使える必要があります。
これはエンジニアの
スキルも同じです。
ただし、求人募集に
「〇×が出来れば、尚可」
という記載なら、
話はまた違います。
私の今の仕事の求人にも
「フランス語が出来ると尚可」
と書いてありました。
私がフランス語で言えるのは、
「サバ（元気）？」「メルシー」
ぐらいです。
でもこういう場合は、
仕事をする上での
必須スキルではないので、
必ずしも出来なくても良いのです。
だから自己アピールを
誇張する必要はありません。
あくまで自分の出来ることを
自信を持ってしっかり
アピールすることが大切ですよ♡
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