語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約２０年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
チューリンゲン
「 カウンセリングを受けて、
面接を再定義できて良かったです。
私にとっては、受かるか
落ちるかテストみたいな感じで、
辛いものでした」
セッションを受けたクライアント様から
ご感想を頂きました。
「面談がテストみたいな感じ」
この気持ち、よく分かります(-_-;)
想定外の質問に焦って、
ちぐはぐな答えをしてしまった時の
面接官の微妙な表情。
それを見たら、なお更焦ったり
「これで落ちたな」と自信をなくしたり。
私もドイツで最初に就職した
会社が１年半で清算手続きに入り、
転職活動をした時は、
そんなこともありました。
前にも書いたことがありますが、
実は私は歯磨き粉を
うっすら顔につけたまま、
面談に臨んだことがあります(;'∀')
私は当時まだ２０代後半。
日系企業の
ちょっと「身の丈」より高い
マーケティングと営業戦略に
関わる職に応募しました。
当時はまだ営業アシスタントととしての
職歴しかありませんでしたが、
どういう訳か、書類選考は突破。
第一面談は、３０代半ばくらいの
ドイツ人が面接官で、
（歯磨き粉の跡のせいか）
気さくな雰囲気の面談でした。
もちろん自分では、
歯磨き粉のあとがついていることは
まったく知りませんでした。
だから、歯磨き粉のあとを
口の横にうっすらつけたまま、
自信げに自己アピールをしました。
面談の後、鏡を見て自分で笑いました。
そして、それでも驚いたことに、
一次面談は突破したんです(;'∀')
そしていざ２次面接。
駐在の管理職の日本人２，３名と
一次面談の面接官だった
ドイツ人のマネージャーが
会議室の反対側に座っていました。
当時２０代だった私にとって、
４０代、５０代の日本人男性というのは
怒鳴ったりする印象が強く、
ちょっと怖い存在でした。
日本では部活の監督や
会社の上司、父親の影響でしょうね。
それだけでも私は早くも
萎縮してしまいました。
そしてその面接官３人から、
やや圧迫面接的な質問と、
私には未経験な仕事の説明に、
正直不安を感じました。
そういう（未経験の）仕事でもこなせる
というアピールが出来なかったせいか、
そんな姿が自信なさげに見えたのか、
二次面接で不採用になりました。
完璧な人というのは存在しないので、
誰でも弱点はあるだろうし、
自信がない所も沢山あるはずです。
海外就職だと特に語学力は
心配になるところだろうし、
それ以外にも職歴やスキルに
自信が持てないかもしれません。
だけど、面談に呼ばれたということは、
採用側が求める条件、スキルなどは
パスしているということです。
そもそも海外から見ると、
日本人は優秀なのに、
自己肯定感が低い人が多い
（自己肯定感が低いから
努力をし続ける、という考え方も
あるかもしれませんが）。
だから本当に足りないのは、
スキルや語学力ではなく、
自己肯定感かもしれません。
そのために、今まで頑張った
語学の勉強や仕事ぶりを振り返って、
自分を褒めることから始めてみましょう。
自分に少しでも自信が持てると、
それだけで面接官に与える
安心感が変わります。
私もあの時の教訓から、
面談では自分に自信を持って
臨むことにしています。
「未経験のことも出来る」
ぐらいの勢いです、笑。
でもそのおかげで、
働きたいと思った会社からも
そうでない会社からも
内定を頂くことが増えました。
なので海外の面談では、
この人に仕事を任せたい、
そう思われる人を
目指していきましょう♡
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