語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約２０年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
イタリア・ミラノ
コロナ以来日本に
帰国できていませんが、
日本に帰る度に
思うことがあります。
日本人女性は細くてオシャレ。
通勤時間ともなると、
最新のモードをまとい、
ヒールで闊歩している女性を
多く見かけます。
ヨーロッパでは、
フランス人やイタリア人
女性もやはり華奢で
洋服の着こなしがオシャレです。
一方ゲルマン人のドイツ人は
大柄で体系もがっしりしている。
そのせいかシンプルな着こなしが
よく似合っていたりします。
身体が大きいオランダ人や
スウェーデン人も
スポーティな着こなしが
良く似合います。
私自身はというと、特別おしゃれ
という訳でもないけれど、
日本で働いていた時は、
ハイヒールで毎日通勤していました。
それがドイツで語学学校に
通うようになったら、通学は
毎日のようにジーンズと
スポーツ靴を履くように。
学校帰りに市内の
レストランまで友達と
歩いて行ったりしたので、
スニーカーは楽でした。
ところがその一年、
ドイツ人の彼と付き合うようになり、
日系企業に就職。
当時はまだ車の免許を
取得していなかったので、
移動はバスか電車。
昔のようにヒールで
歩き回るようになりました。
でも大変だったのが、
会社帰りに友達や同僚と
市内で食事に行った時。
ヨーロッパの旧市街は
石畳の所も多い。
ヒールが結構な確率で
石畳の間にはまったり、
雨上がりは結構滑りやすい(;'∀')
それでも近年整備し直された
道ならまだ歩きやすい。
だけど道が古ければ古いほど、
そしてヒールが細ければ
細いほど、歩きにくいです。
それに当時の彼は、
私にジーンズにスニーカーより
スカートとヒールを
履いてほしいような人でした。
だから週末に近くの
ハイデルベルクに行った時に、
古い石畳の市内を細いヒールで
まともに歩けなかったことがあります。
そもそもその靴さえ、
彼が良いと言うから買った
ちょっとヒールが高めの靴。
歩けないから他の通行者からは、
ジロジロ見られるし、
足は痛くなるしで、
本当に散々でした。
今思えば当時は、
色んな意味で
背伸びしていたと思います。
当時の彼の好みに合わせて、
自分がそんなに納得していない
モノをずいぶん身にまとっていました。
ここ数年は車通勤で、会社でも
座っている時間は長い。
コロナになってからは
街に出かけることも減って、
買い物はスーパーか
ドラッグストアの日々が続きました。
それでも昨日ちょうど
立ち寄った靴屋で買ったのは
ぺったんこ靴。
昔履いていたヒール靴も
段々履かなくなり、
徐々にぺったんこ靴が
靴箱には増えています。
という訳で、ハイヒールは
日本から海外に来る際は
とりあえず就活用に
１足あれば十分かもしれません。
ぺったんこ靴でも
おしゃれは出来るし、
何よりも気取らない自分で
居られるような気すらします。
夫も一緒に外出するたびに、
私がよく歩けるか
（歩きやすい靴か）聞いてくれます。
周りを皆渡せば、
多くのドイツ人女性は
ヒールがない靴を履いています。
みんなそれぐらい、
無理をしていない生き方
の現れなのかも。
ヒール靴を履かないのは
年のせい？とも
ちょっと思ったりします、笑。
でも年を重ねると共に
背伸びをしない日々が
送れるのなら、
それも良いかもしれません。
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