ドイツ在住歴約20年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
Hundertwasserhaus / Bad Soden
先日ドイツ人女性の友人から
連絡がありました。
話を聞くと、
週末に二人の男性にフラれて
凹み中だというのです。
一人は交際中の彼。
半年前に付き合い始めて以降、
初めから関係が上手くいっていなくて、
以前から悩んでいました。
そんな折、数週間前に
知り合ったイケメン男性と
いい雰囲気になったといいます。
それなのに、突如、
君との交際は考えられない、と
告白した訳でもないのに、
一方的に拒否されたそう。
翌日には、交際中の彼から、
君のことは人としては好きだけど
恋愛とは別、と突然
別れを告げられたそうです。
友人はご両親が中東系なので、
エキゾチックな雰囲気の美人で、
性格も楽しくて、家庭的。
「私の何が良くないんだろう」
自己肯定感が高い彼女にしては、
自信をなくしていました。
もしあなたが彼女の友人なら、
あなたなら
なんと声をかけますか。
恐らく多くの人が、
こんな風に言うのでは
ないでしょうか。
「あなたはそのままで素敵。
ただ相手と合わなかっただけ」
恋愛と就職活動は、
似ているとよく言われます。
これは海外就職でも同じ。
私のところにも、
履歴書審査を通って
面接に何度か呼ばれているのに、
採用までこぎつけません。
というご相談をいただきます。
書類審査を通っている
ということは、
求められるスキルや職歴は
持っているということ。
面談では相性を見ると聞くから、
「会社との相性が悪かっただけ」
と最初は思うかもしれません。
それで何度も不採用になると、
私の友人のように思うでしょう。
「自分の何がいけないんだろう!?」
人は否定され続けると、
当然自信を失くしたり、
不安に思います。
私だって日本では
就職活動も恋愛も
上手くいかなくって、
同じように思いました。
でも結局考えたって、
結論はいつも同じでした。
「私は私らしく。
自分に合う人(会社)に
出会うのを待つしかない。」
ただ今だから分かること。
恋愛と就職活動は、
決定的にある点で異なります。
それは、就職活動では、
自分のアピールの仕方を
工夫できることです。
もちろん想定される質問に
回答を用意しておくのも、
その一つです。
でもそれ以前に、
私が何人も面接をしたからこそ、
大事だと思うコト。
それは、あなたが、
採用側が何を求めていることを
しっかりと把握することです。
面接を受ける側は、
自分をアピールすることに
集中しがち。
でも、会社側は自分たちのことも
知ってもらいたいと思っています。
知ってもらいたい内容は、
業務内容や会社の理念、
何を求めているか、などなど。
これはまた恋愛と似てきますが、
出会いたての頃は、
相手はあなたのことも知りたいし、
自分のことも知ってもらいたい。
そして
会社側が求めるものをきちんと
把握できていないと、
アピールの方向も間違えます。
採用側が求めていることを
把握するチャンスは
まずは求人募集内の記載です。
ハードスキルと自分の共通点を
しっかり洗い出しましょう。
そして面談中も
会社が何を求めているかという
説明がされるはずです。
その時に、いかに自分が
その求められているものを提供できるか、
ということを実例と併せて
回答していくことが大切です。
あなたはあなたのままで
素敵なのは、間違いありません。
だからこそ、海外就職活動では、
上手にアピールしていきましょう。
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