別に終活のつもりではないのですが、昔ソロで行って思い出深かったり、酷い目にあったり(笑)した場所に、数年前から「もう一度行ってみたい!!」という気持ちが沸き起こりました。
単なる望郷の念なのか、リベンジ的な気持ちなのかは定かではなく、そこん所を深堀しないでブラっと出かけられる感じで、いつも頭の片隅に置いておくって程度に考えています。
そして今回は、ルート352!南会津から只見を通り、新潟の小出に抜けるルートです。
実は、もー40年も前の話なので時効ってことで……(⊙ꇴ⊙;)。
当時は新潟に入ってからの一部区間”二輪車通行止め”の箇所があり、それを知らずに福島側から軽い気持ちで迷い込んでしまった経緯があります。
猪苗代湖に行ったついでに「少し遠回り」しようと!!南会津から選んだ352でしたが、そこは孤独な一本道でした。
桧枝岐あたりで脇道が無いことが分かり、引き返すタイミングを計っていて、目に入ったのが「魚沼方面」の文字、「ここから引き返しても自宅まで200kmだったら新潟抜けても、さほど変わらない?!」と勘違いしたワタシは若気の至り、そのあと細くなっていく道にあった標識「難関多し」に少しビビりながら進みます…。
現在は全面舗装されているらしく、当時は確か「御池ロッジ」を過ぎてしばらく行くと舗装は途切れ、そのまま新潟の小出まで80km近く未舗装の林道が続いたと思います。
挙句の果てに、林道に入ってからまもなくギャップの先にある轍に嵌って転倒。
右外足、くるぶしとブーツ底の間に倒れたバイクのサイレンサーが挟まり、ようよう脱出して奥只見湖を臨むころには、夕闇が迫ってきます。
転倒でアサッテを向いたライトと傷む足で林道抜けて、小出のGSに辿り着いたのが8時半くらい、工具を借りて軽い修理「スイマセンでした!!」と、店主に礼を言ったついでに聞かされた、三国トンネル夜間通行止めの報(笑)。
10時封鎖にギリギリ間に合い、家に辿り着いた時には丁度日付が替わっていました。
当時の相棒。XL250R。市販トレールでプロリンク初採用。
関越も部分開通で、まだトンネル掘ってた頃、思えば南会津から352に歩みを進めた時点で、魅入られて居ましたね。と、自分の準備不足を棚に上げます(;'∀')。
という事で、まーリベンジ352ですね。このまま、良くないイメージを引きづっても仕方ないですから。
あくまでも「ブラッと!!」を心がけるつもりはなかったのですが、草木でトイレ休憩したのが 10時半と、またしても遅いスタート。
そこから順調に日光抜けて121号「湯西川」で休憩、蕎麦など啜ります。
ここは、売店以外2時半とか3時くらいには閉まってしまうので、お気を付けあそばせ。
天気も良いし、不慣れな下道で時間が読めることは珍しいけど、これ以上ない順調な行程!
そのまま上三依で400号と分岐して福島に入り121号から離脱して、いよいよ352号単線になるころには「尾瀬」「魚沼」の標識が目立ち始めます。
道の駅「尾瀬・桧枝岐」でトイレと水分補給。
いよいよ、新潟との県境を目指します、と……!ミニ尾瀬公園の巨大な駐車場脇に標識発見(;'∀')。
…どうも、この道は相性が悪いようですね(笑)。ヨクヨク調べてみれば、一週間後なら開通になっているとのこと。
県内(群馬)で一番遅い冬季閉鎖明けが、たしか片品の5月末だったと思い、よもやとは思っていましたが、新潟を甘く見て居ましたね。
是非とも興味が尽きない内、今シーズン中にリベンジしたいなー?。