って程でもないですが、先日交換したオイルに関して少し乗って来たのでご報告まで。
東スポ風の見出しは大変失礼しましたが(笑)、前にも言った通りオイルの良し悪しはまずシフトフィーリングに出ると思っています。
上がELF moto road
コレが今回のオイル。双方とも交換直後です。言い方が変ですがニューテックは1,000kmくらい乗った感じの色です(-_-;)。
オイル交換してトルクが上がったとか、開け始めのパンチが出たとか言う方々もいますが、ワタシはそんな超能力的な感覚を持ち合わせていないので、そういう事は判りません(*'▽')。
ただし、シフトフィーリングの良し悪しは判ります。さしずめ、先般ルブロイドを投入した時感じた「おっ!!」って位な感覚は、このオイル単体で感じられます。
まー、内容が同程度なら「elf moto road」プラス「LUBROID」の組み合わせより、かえって安く済みます。
もっとも、ルブロイド自体がメタルトリートメントですから、まだ表面のコーティング状態が持続しているのかもしれませんので、判断をするのには時期尚早のような気もします。
変化としては、これはワタシのレブルに限ったモノかも知れませんが、3~5速くらいまでの特にシフトアップ時に、途中に引っかかりを感じることがあります。
バックステップとかフォワード、逆シフトとか好き勝手にリンク位置ずらしてきているので、「そのせいかっ!」て言われれば、否定し難いのですが、当該症状はノーマルステップのころからあった持病で、今に始まったことではありません。
ですから、シッカリ最後までシフトするという癖がついているので、チェンジミスやギア抜け等を誘発するような状況でもないのですが、まーあまり気持ちのいいものでもないです(*'▽')。
察するにメインシャフト・ギア3-4のドッグの噛み合いか、センターシフトフォークのガタ、あるいはプレート込みのドラムの段差、引っかかり、スピンドルのガタetc数えればキリがないほど原因の想像は出来ます。
始動直後よりも、エンジンが温まった後に症状が出ますのでオイルの粘度なども微妙に影響しているのかとも思います。ですからギアの噛み合いorドッグ&ドッグ穴あたりが原因かなと…?。
多かれ少なかれ、油温上昇によって粘度が低下すると、ミッションつまりギアにとっては過酷な状態になることは確かで、オイル自体の問題というよりも、オイルで一定の粘度が有るうちは、症状が緩和される場合があるという事です。
それがまー、今回の交換後に幾らか改善の兆しがある気がします。4→5ではまだ幾らか気になりますが、3→4 では殆ど気になれません。この辺も結論を出すにはまだ早い気がしますが、良いフィーリングは感じられています。
それに暖気後で思い出しましたが、やはりアイドリングは少し上がった気がします。
当方の付けているタコメーターで、以前は暖気後1400~1500rpmを行ったり来たりしていたのですが、交換後はピタッと1500rpmから動きません。まー、安定したって言い回しのほうが正しいのかもしれません。
エステル系のオイルは流行りたての頃少し使っただけで、ここしばらく使ってこなかったのですが、ニューテックのHPでJSBに供給しているOILも基本的には市販のものと同じ?!という俄かには信じがたい報に触れ、今回使用してみるキッカケになりました。
(”よもやま話”はオモシロく読ませてもらいましたよ。)
もともと、化学合成油でいうエステル系とは、タービンエンジンとかのスピンドル用に精製されたという認識がワタシにはあって、耐熱、潤滑に特化している分、デメリット1つとしてラバーアタックの可能性があるという触れ込みが躊躇していた原因でした。
ラバーアタックと言うと、シール類全般の劣化が問題になります。それに高温時の酸化には強いが加水分解等のデメリットも囁かれています。
しかし、まー最近のエンジンなど、シリンダーのホーニング痕等は「サラッと撫でてある」程度のモノを見るにつけ「既成概念取っ払わなけりゃ先へ進めん!!」というところです。
これから一年くらい、夏を乗り切り晩秋くらいまで使ってみるつもりなので、何かありましたら、またお知らせできると思います。