kpoint_newsのブログ -35ページ目

朝飯

 なんだかんだでバタバタしていたら朝食のパンを買い忘れていた。日曜日と木曜日に食パンが一斤百五円で売り出されているので、いつも切れるのを見計らい買っていたのだが昨日買い忘れてしまった。仕方がないので明日は和食で決めようかなと考えていたら、三十年前のある朝の出来事を思い出した。
 
 友人宅に泊めてもらい散々夜更かしをした翌朝、枕元から鼻をくすぐる香ばしい気配がした。さかなを焼いた匂いのようだ。どうやら朝食は焼き魚と味噌汁の和食を用意してくれているらしい。冷めた味噌汁は厭なので眠たいのを我慢して寝床から這いずりでる。やはり美味しそうな朝食が目の前にあった。しかし味噌汁の香りと相まってどこからともなくコーヒーの香りもしてくる。う~ん、朝飯くった後のコーヒーは、同時に持ってこられても厭だな~と思いつつ、横で涎を垂らして寝ている友人に起きるように促しながら枕元の食卓に付く。
 
 卓袱台にいっぱいに展開されたその日の朝食は、和食と洋食のセットが置かれていた。本来は和食が基本である友人宅の朝食であるが、気遣いして好き嫌いのある人間でも、比較的受け入れられやすい洋食を用意してくれたのかと思い、ありがたくサニーサイドアップに千切った食パンをなすりつけようと手を伸ばす。目やにがたまった眼にパンの皿がダブって見える。横の和食セットも二つ重なるように見える。乱視がここまで進んだかと寝る前に置いたメガネを掛けて仕切り直した。
 
 だがそこにひろがる光景は今でも忘れられない。
 
 矯正した眼に映し出された映像は、和食洋食夫々二人前合計四セット。いくら食い意地が張っていても朝っぱらから二人前は辛い。丁重なおもてなしだが身に余る朝食に暫しとまどう。
 
 ちょうど友人の母君が部屋の様子を覗きに来たので事の次第を尋ねた。
 
 時間切れ明日につづく

とろい中継

 競馬でも三コーナーで仕掛けるか直線に向いてから仕掛けるか、はたまた坂上で一気に末足を爆発させるところが面白いのだ。競輪他様々な競争の見所は仕掛けるポイント、そこが一番興奮するシーンなのである。
 二時間半同じような画面を見続けなければならないマラソンも、展開が変わるであろう事を期待しながら、ひらすらに走る選手を追う退屈な中継を、まんじりともしないで見ているのである。

 高橋尚子が三番手から徐々に二番手へ、更に先頭をも伺おうとしたとき、画面の切り替えをしている空気の読めないスタッフは、後続選手に画面を移しやがった。暫くして慌てるように先頭集団へと画面を切り替えるも、既にQちゃんは二番手を数メートル離して仕掛け終わったところであった。この二時間半の一番の見所が、たっぷり時間の有り余る生中継で視聴者に伝えきれないでいる。とろいとしか言いようがない。
 
 ともあれ、優勝おめでとうござます。

お出かけタイガー

 出前仕事が舞い込んだので今ある環境を他所に持ち込むために、フローリングに置いたG4で飼っている座敷寅のクローンを作ることにした。外付けのハードディスクに入れ「岡持寅」にして、二カ所での作業に整合性を持たせようと言う目論見である。
 四年前に買った外付け箱にハードディスクを入れ、FWに繋げ復元コピーを選べば「お出かけタイガー」ができあがりのつもりだった。
 ディスクの動作ランプはつけどデスクトップにマウントされない。久々のばば掴みに自嘲するも試しに耳を澄ますと、WinWinとMacらしくない音がする。どうやら不良品ではなさそうだ。古い外箱との相性が悪いようなので、G4のDVD接続にぶら下げて初期化・復元を試みる。
 
 難なく座敷寅がサラのディスクに収まった。しゃない、持ち歩きを諦めて「寅えもん」と称し、あちらで利用するMacの乗っ取りを謀らんと、来週にも出前先に繋いでくるつもりである。

あいぴーあどれす

 某所で光の設定に立ち会う。当初は小生が設定する予定であったが、他の機材を納入しているシステム屋さんに依頼したとのことで面倒から解放される。予期せぬ出来事もあったが無事開通。
 あとで各マシンのアドレスを振ろうとルータのアドレスを尋ねたら「聞いてどうするんですか?」と言われちまった。「ルータにアクセスしてどうするんですか」とも追い打ちをかけられた。いいから教えろと返したら「OS9.22のブラウザではアクセスできませんよ、WinかOS Xのサファリでないと無理です」とのこと。

 光のCTUは設定したことがないのでどのような状況かは知らない。しかし知らないではつまらないので確認して、各種機能も試そうと思っているだけだが、調べれば分かることを秘匿する理由があるのかと不思議に思う。
 仕事柄パソコンに興味がないのにMacでお仕事する顧客が多い中、システムやルータ関係の設定を弄られ、あとでどうでもいいようなサポートに出向かなければならないのが現状のようでお気の毒だ。かといって小中学生でも設定できそうなインターネットやプリンタの接続に、「何かあったら連絡してください」というほど大層なものか。

 聞けばシステムエラー症状の回復や、至極簡単な各種増設機器などの設定依頼も多いらしい。Macが業界に出回りだした頃、「メモリやハードディスクの増設は素人では無理です」とかなんとか言って作業料込みで糞高い機材を売る画材屋もいたっけ。とりあえずユーザには触らせないという考え方だったと思う。ところが次第にパソコンに興味を持ちリスク覚悟の自前での設定をする者、わからんので誰かにお金を支払ってやって貰って覚えようとしない者に枝分かれしたようである。
 
 まあどちらにしてもあの商売、この業界で暫くは食べられそうで結構なことだ。

此畜生

 東の方々はよく使うようですが、小生未だ使いたいけど使えない。
 落語や映画などで「こんちくしょうめ、おぼえてやがれ」などの捨てぜりふが気に入り、何事か起きたときに何時か吐いてやろうと思うのだが、咄嗟の時に出てこない。
 去り際の捨てぜりふが「まえ~わ、たけ~」ではどうも品がなさすぎる。

家具商品券十万円相当プレゼント

 但し、1LDK:三千万円台(五十平方メートル台)のマンションをご成約の方。
 新築マンションに入居するときの家具代ってどのくらいなんだろう。例えば百万かかるとして、十万だと一割引相当。家具屋と懇ろなら売り方双方は全然痒くもない話だと思うのだが。
 変なちゃわん何ぞを貰うよりはましかね。
 
四方を海に囲まれたマンションの広告葉書を見て

メーリングリストの配信に怒る人

某メーリングリストの返信

本文 

「こういうメールを送るのはもうやめてください。」

感極まった文が一行のみ。

前任者が会社のアドレスで登録したのでしょう。

 引き継いでからず~と胡散臭いスパムだと思ってたんでしょうね。ついに堪忍できなくなりましたか。
 でも会社名が返信に入っちゃうから全国規模での恥さらしになってしまう。まあ何にせよ迂闊な返信はしないように心懸けたいものです。

塗り絵

 昨日ウェブデザイン関連の調べ物をしていたら寝る時間をとうに過ぎ、朝寝坊のあげく分別ゴミも出せず、寝ぼけたまま近所のパチンカー&舟券購入者が多く集まる茶店で、メロン付きのモーニングセットを注文する。既に満席で一般紙やスポーツ紙などなく、雑誌の最新刊も膝に抱えて独り占めする不心得者がおり、しばらくは俯きながら新聞を読む相席親爺の生え際と眉毛の距離を目測して時間を潰す。客が一人去り読み終えた最新刊の女性週刊誌を雑誌棚に戻した。しょうがねえ、胡散臭い記事でも拾おうかと巻頭のグラビアあたりを繰る。

 映画の特別企画だと称して半島の大スターが笑顔で載っていて、裏返したらその写真の線画がついていた。大好きなP~様を自分色に塗ってみませんかという塗り絵企画であるようだ。写真をトレスコでなぞって筆入れしたのか、パソコンに取り込んでベジェ曲線で拾ったのかは定かではないが、陰影を事細かく画き込んであった。
 自動車ディーラーが宣伝ビラの裏に、春は土筆、夏は花火・海水浴などのイラスト線画をのせて、子供らに塗り絵をさせ親と共に来店を促す企画はご承知の事と思う。中には契約したキャラクタイラストの塗り絵もあり、あれはあれそれはそれで結構な企画である。
 
 事は読者層がミセス或いはミセスと同年代だがミスの方、20~70代を対象にした雑誌の「映画上映記念特別企画」が塗り絵でいいのかという問題である。
 絵心のある者は多色を塗り分ける画材を持ち合わせていよう。しかしながらそのような方々が写真をなぞっただけの塗り絵に参加するだろうか。はたまた絵心のない人のご家庭に子供が使う以外の画材を持ち合わせてはいないだろう。絵心はないが一丁塗り絵でもやってみようというポジティブな方が、子供のクレヨンを借りて塗ったとしても塗る部分が細かすぎてはみ出てしまい、改めて自分の絵の下手さに凹んでしまうに違いない。ならば水彩絵の具や水彩ペンで塗り分けてやると、暴挙に出る方もいるだろうがそうはいかない。
 
 雑誌から切り離した塗り絵の元となる写真。色分けの参考資料として必須であるはずの写真が、塗り絵を印刷した紙の裏側にある。ちょこっと塗って裏返し、色合いを確認して裏返し塗り作業、乾かぬうちにでんぐり返しを続け周りはベトベト、写真には絵の具がこびりつきP~様汚れまくり、そんなこんなで、おそらく中途で投げ出すこと請け合いである。無論二冊買えば問題はない。
 
 なんにせよリハビリじゃないんで大人は塗り絵しないと思うんだけど。

慶事

おめでとうございます。

晩秋の花火

 二十数年前に取引会社のお供でロサンジェルスからシカゴへ行ったときのこと。成田を離れて飛行機→飛行機でヘトヘトになってシカゴに着いた。ともかくホテルの部屋で一休み、ベッドに倒れるなりそのまま眠り込んでしまった。着いたのが何時で寝たのが何時か今は定かではないが、ともかく明け方だったと思う。ドン、ドキュン、DQN、パチパチと、外でなにやらヤンキーDQNが爆竹で騒いでいる。たく何処いってもうるせえ奴らめと、憤慨しながらも音の止むのを見計らって二度寝に入った。
 
 萌えないおばちゃんのメイドから、充分しなびたトーストと目玉の欠けたサニーサイドアップを受け取り朝飯。同室のロック雑誌編集長に昨夜の爆竹騒ぎは何だったのかを、横にいた地元のおっさんに尋ねてもらった。聞けば爆竹ではなく、拳銃での撃ち合いがあったそうだ。ここシカゴではそんなに珍しくはないとのことだ。初日からえらい物騒な出来事にビビリ、以降ホテルの自室以外は連れション、背中にはいつも壁を背負って行動することにした。
 
 本日午後六時、あの時の忌まわしい思い出を彷彿とさせる銃声が聞こえた。JR東海道線の北西、岡崎方面から数度にわたり、重なるように火薬のはじけた爆発音がする。すわっ、事件かと思い外に出る。 先日新築された二階建ての屋根越しにスターマインらしきものが夜空を彩っていた。
 
 なんでも此処いらには花火工場があるそうで、来年用の新作花火の出来具合を確認しているとのこと。しばらく見物していたがシャツ一枚で寒かったのと、晩飯の饂飩が大変なことになっていそうなので慌てて自宅に戻る。うちも花火じゃ洒落にならない。