けぺる先生
人ん家の冷蔵庫の中は見たことがないし、最近の大型冷蔵庫に於いて食品をどのように収蔵しているかもわからんが、炭酸飲料水1.8リットルを横に寝かせて四本も五本も入れたくっている家庭が如何ほどあるのだろう。
高名なデザイナー氏自らがデザインした 清涼飲料水ボトルダミーを事務所冷蔵庫に入れて、庫内でいかにデザインが映え存在感を示しているかを確認していた。細かいところまでよくシミュレーションし、様々な角度からデザイン案を検討している。大したものである。
ただ、あれのあそこへあんなに炭酸清涼飲料水は置かんだろぅ。とも思ったが、
「何でも考え何でも知って何でもかんでもやってみよう(こんなんだったっけ)」これが大事なのかも知れんね。
高名なデザイナー氏自らがデザインした 清涼飲料水ボトルダミーを事務所冷蔵庫に入れて、庫内でいかにデザインが映え存在感を示しているかを確認していた。細かいところまでよくシミュレーションし、様々な角度からデザイン案を検討している。大したものである。
ただ、あれのあそこへあんなに炭酸清涼飲料水は置かんだろぅ。とも思ったが、
「何でも考え何でも知って何でもかんでもやってみよう(こんなんだったっけ)」これが大事なのかも知れんね。
きっとかつと・かんばれ受験生
娘が食べた感想を聞かせろと言う。どうやら味が気に入らないらしい。小生は今まで生きてきて一番不味かった高山の土産物屋に併設されたラーメン店が配膳した醤油ラーメンを完食してしまった人間であり、味に関して真っ当な評価などできはしないが持ち帰り寝酒の当てにして食べてみた。
プラスティック容器包装を破ると桜餅のような匂いがただよいチョコレートの香りを寄り切っている。とまれ一口囓ってみた。なるほどチョコレートの味に若干の仕事をした節が感じられる。桜の花びらなど喰ったことがないので分からんが、桜の風味というのが掴みにくくちょっと変わった味に仕上がっているのは確かだ。モグモグしていたら徐々に寄り切られたかに思われたチョコレートの香りが、前ミツを引きつけながら土俵の中央まで寄り戻している。口の中で鬩ぎ合いを仕出した。物量に勝るチョコレートに対し風味で押し切ろうと健闘する桜餅も見事という他はなく、複雑な味が舌の上で一歩も譲らない展開になってきた。
勝負に水を差すかのようにウイスキーを一口含み腑に落とし、後味の感触を確かめる。どうやら桜餅の勝ちのようで、鼻にも桜風味が付きまとう。
こんな感想ですがよろしかったでしょうか。
贅を尽くす
久々にカレーの仕込みをする。今回はこくまろカレーの辛口四分の三を使って、鍋一杯に作ってみた。肉は百グラム98円のシチュー用の豚角切り二百五十グラム、玉葱中玉二個、人参三本を炒め、とろ火で四十分。ルーを溶かし込んで更に六十分。あとは馬鈴薯を入れて煮込めば出来上がりである。お玉でかき混ぜながら味見をしたとき、もう一人の自分がある計画をたらしこんだ。
この二年、あの問題には関係なく牛肉を避け、比較的安価な豚肉を選んではカレーをこさえていた。しかもお玉ですくうと一回では肉が拾えないほどの汁と野菜中心のカレーを食してきた。掬っても掬っても肉満載のカレー。心の奥でそんな願望があったことは否定はしない。
そんな不埒な考えに付け込まれたのだろうか「冷蔵庫にある豚の方肉切り落としをカレーにぶち込んでしまえ!」彼はこう持ち掛けたのだ。「あれは明日の昼食で作る焼きそば用であり、今回の案件に際しては構想外であるから利用できない」と頑なに拒否をするも、既に体を御せられてしまった手が冷蔵庫チルド室の豚肉に手を伸ばしてしまった。
素早くラップを剥がし、煮えたぎる鍋に三百グラムを一気に投入、あもすもない素早さで構想外のカレーに変貌した。
ご飯を盛りつけ、カレーをよそう。しっかりと掬われた肉は、はみ出んばかりにお玉を埋め尽くしている。
置かれた立場を 顧みずなんと贅沢なカレーであることか。魔が差したとしか言い訳のしようがない。
この二年、あの問題には関係なく牛肉を避け、比較的安価な豚肉を選んではカレーをこさえていた。しかもお玉ですくうと一回では肉が拾えないほどの汁と野菜中心のカレーを食してきた。掬っても掬っても肉満載のカレー。心の奥でそんな願望があったことは否定はしない。
そんな不埒な考えに付け込まれたのだろうか「冷蔵庫にある豚の方肉切り落としをカレーにぶち込んでしまえ!」彼はこう持ち掛けたのだ。「あれは明日の昼食で作る焼きそば用であり、今回の案件に際しては構想外であるから利用できない」と頑なに拒否をするも、既に体を御せられてしまった手が冷蔵庫チルド室の豚肉に手を伸ばしてしまった。
素早くラップを剥がし、煮えたぎる鍋に三百グラムを一気に投入、あもすもない素早さで構想外のカレーに変貌した。
ご飯を盛りつけ、カレーをよそう。しっかりと掬われた肉は、はみ出んばかりにお玉を埋め尽くしている。
置かれた立場を 顧みずなんと贅沢なカレーであることか。魔が差したとしか言い訳のしようがない。
