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子どもの机の上に残された
メモ書きをきっかけに
いじめを疑い始めた、その後です。
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月曜の朝。
末っ子くんの体温は３６．３度。
平熱に戻りましたが、
食欲はいつもの半分以下。
それでも今朝は
朝イチハグを求めてきたので
思いっきりギューーーとして、
小さな背中のランドセルが
見えなくなるまで見送りました。
フルタイムで働いていた時には
できなかった見送り。
せいぜい玄関までが精一杯で、
ひどい時には声だけ。
後ろ姿を見送るだけの
数分という時間がもてないほど
出勤までの時間に追われ、
子どもの成長をどれだけ
見逃してきたのか！？
、とあらためて感じました。
壁掛け時計の時間をみて
わたしは、夫に代わって
末っ子くんが通う学校へ
電話をしました。
夫にメモ書きの件を伝えると、
俺が月曜に学校に
行ってこようか！？
その言葉にわたしが
待った！をかけ、
この件は任せて欲しい
、と伝えました。
夫は一任して、いつも通り
に出勤していったのです。
もちろん担任の先生へは、
いじめを疑うメモ書きを
机に見つけたことと、
最近の家庭内での様子を
伝えました。
先生とは夏休みの二者面談の際に、
苦手教科の算数の克服方法を話したり、
学校内での友達との関わり方を
情報として共有していたので、
話の理解度は高かった。
先生もいろいろ手を尽くして
くださっていることがわかり、
協力者がいることが
何よりも心強かった。
お昼近くに外出している時、
スマホに学校からの着信！
あれ！？
まさか、発熱したのかな？
週末は微熱で一日中
家の中でゴロゴロしていた
末っ子くんだったので、
発熱のことしか
思い浮かばなかった。
電話口の向こうは
末っ子くんの担任の先生。
お母さんのおっしゃる通り
今朝は特に元気がありませんでしたので、
早速、聞いてみましたよ！
先生、早い！
こんなに早くチャンスがくるなんて！
、と内心思いながら
先生の言葉に全神経を集中。
どうやら下校のときに
ちょっと言葉の乱暴な上級生が
自分のことを何か言って
笑っているんじゃないか、
と思うことがあるみたいです。
それとね、やっぱり
野球も関係しているみたい。
どうしても言葉で攻撃を受けている
みたいな感じを受けている様子です。
だから一緒に野球をやっている
生徒にも話を聞きました。
いじめているつもりはない
、とは言っているけど実際、
気にしちゃうお友達がいることを
伝えて、言葉使いを少し気をつけて
みて欲しいと伝えました。
それとね、
お母さんに
心配かけたくないんだって。
だからね、お家の中で聞かれても
答えなかったみたいですよ。
ダーーーーーーーー涙
担任の先生の素早い
対応のおかげで、
学校から帰宅した末っ子くん
のただいまの言葉に
明るさが戻りました。
心配かけたくないから
その気持ちは本当に
涙が出るほど嬉しいけど、
ひとりで抱え込み悩む姿を
親としては歓迎できない。
今回は担任の先生が、
キーマンとして
対応してくれたおかげで
前進できた感触があるけど、
誰かに悩みを打ち明けることで、
朝とは見違えるほど顔色が変わり、
声に力強さが戻ってくるのなら、
悩みはひとりで抱え込まず
打ち明けて解消していくことが
心にも、体にもいい。
そして、モヤモヤした時間は
なるべく短い方がいい。
そんなことを、再認識しました。
でもね、
末っ子くんからは以前として
話そうとはしてこないの。
心配かけたくないから！？
１０歳という年齢だから
心の成長期に
差し掛かっているのかもね。
もう少し、見守ることにします。
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